三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

アベノマスクの正体を推理する

 アベノマスクを国内の各世帯に2枚配布するために、466億円もの巨費がかかったという報道があっています。
 
 しかし、厚労省が公表したマスクの購入先(?)は3社で、その合計は90億円余りで残りの金額の行き先が不透明だと、前回の日記で書きました。


 以下は私の元公務員としての発想による、あくまでフィクションですかそのストーリーを書いてみます。


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(あらすじ)
 私は厚労省の役人です。政府が備蓄しているマスクを管理している担当者ですが、膨大な量の布マスクの更新について悩んでいました。
 備蓄しているマスクは時代遅れの古くなった布マスクであり、早々に最新の不織布マスクに切り替える必要があることは分かっていましたが、予算上の制約もあり、遅々として進まないのが担当者としての悩みでした。


 今回のコロナウイルス騒動で国民の間でマスク不足が沸き起こり、だったら備蓄マスクを放出すれば、在庫一掃にもなるし、国民のためにもなると考え提案しました。
 すると早速、賢明なアホ総理は理解を示し、政策として発表してくれたのです。


 当初は、備蓄のマスクの放出なので各自治体などで無料で配布することで、時間も費用もかからないと提案しました。
 すると、どこでどうなったのか分かりませんが、世帯に郵送という話に変わり、予算額が示され、その額もあれよあれよという間に大きくなっていったのです。


 自治体配布だと費用はかからないと主張しましたが、郵政省にお金を落とすためには郵送という手段を取らなければならないと言われ、仕方なく予算額を計算しました。
 その結果、郵送するために備蓄分マスクを個別に包装したりする経費や郵送料を含めて、1枚40~45円程度の費用は必要だと算出しましたが、なぜかその見積総額の90億円がいつのまにか466億円という多額に跳ね上がっていたのです。


 私は上司に「なぜ?」と尋ねたら上司の答えは「備蓄分を放出したら、その分を補充する必要があるだろ!不織布のマスクは今は400円ほどかかるから、1億枚だと400億円かかる計算になり、その補充用の予算が必要なのは当たり前だろ!在庫品処分ができて、新しいマスクに入れ替えられるから一石二鳥のナイスな考えだろ?」と答えたのです。


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 ここまでが私が考えたストーリーですが、そうであれば4社だと最初に言っていた残り1社が厚労省が公表できない理由が分かります。
 公表の3社は、あくまで発送のための準備を請け負ったもので、残り1社は政府なので公表できないということです。


 その上、在庫処分だったため保管場所によっては管理が悪く、一定量の不具合品が混ざっていたのだろうということです。


 私のような者が、こんな推測をしなければならないほど、現政府を信用できず、政権は信用失墜していることが分かります。
 もし、過去の問題で誠心誠意、説明してくれていれば、誰もがアホ総理の言葉を今回は素直に受け入れ、一致してこの国難に立ち向かっていたのですが、政府は裏でなにをやっているのか分からないという疑心暗鬼が国民の中に生まれてしまいます。


 アベノマスクに汚れなどの不具合があり、請け負った業者が回収するという騒ぎも報道されています。


 近々、真相は解明されるとは思いますが、そのときの厚労省側の言い訳が楽しみです。
私の考えが邪推であってほしいものです。(そのときは謝ります)