三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

最近思うこと(新型コロナウィルス関連)

 先ほど朝10時過ぎにタレントの志村けんさんが新型コロナウィルス感染による肺炎で死去されたと速報が入りました。(正確には昨夜のことだそうです)
 検査で陽性と判明して1週間での死亡という速さに驚くとともに、新型コロナウイルスの恐ろしさを改めて実感したところです。


 世間ではつい先日まで東京オリンピックを予定通り開催できるかどうかで議論が行われていて、結果的に1年延期で決着しましたが、果たして我々に1年後はあるのだろうかと不安感が増しています。


 国の初期対応の悪さで水際対策に失敗し、その後はオリンピック開催のために情報操作をして感染者を少なく見せかけ、その結果による感染爆発の時期になっても悠長な対応しか取れない今の政府に怒りが湧いてきます。


 武漢へチャーター機を飛ばして「邦人を救出する」とアベ総理が得意げに記者会見した際も、ネットの多くの意見欄には「ウィルスを日本に持ち込んでどうする!」という非難が渦巻いていました。
 クルーズ船への対応でも、日本の権限が及ばない外国籍の船だったはずで、最初から寄港拒否を貫けばよかったものを、わざわざ感染者を野に放つような対応をしています。


 もっとも春節の特需を期待して中国人の入国制限をしなかったから、先ほどの対応をしていても手遅れだったのでしょうが、それにしても政府の対応のまずさ、想像力の欠如が露呈しているのは、トップが無能だということと周囲を無能なお友達で固めて、有能な人材を切り捨てているツケだということです。


 アベ総理は私と同年齢ですが、彼には後世を気にする自身の子どもや孫はいないから、ある意味「後のことなど知ったことではない、今の自分さえよければよい」という考えではないのだろうかと思ってしまうほどで、そうした輩を選んだ日本国民の自業自得な面もあるはずです。


 このブログはゴルフ関係のものであり、私はこれまで政治的な意見は書いていませんでした。
 過去にアベ総理をゴルフ好きなゴルファーとして、そのスイングを揶揄して「辞めたら?」という記事を一度だけ書きましたが、死ぬ前に一度は本音をさらけ出したいと思って書いています。


 人類は未曽有な危機に直面しているところですが、その危機意識が国内で広まらないのは、人命より経済活動や景気を優先に心配しているからで、私から言わせてもらえると「日本人が半減するような事態になったら、景気もへったくれもない。生き残った者にも地獄が待っている」というものです。


 新型コロナウィルスは、現在のところ高齢者への感染後リスクが高いと言われています。志村けんさんも70歳ということで、高齢者の部類に入っています。


 私が予想する近未来は、劇的なワクチンなどの開発が間に合わなければ、世の中には感染者が蔓延し、まず我々のような60歳以上のいわゆる「老人」が重篤化して死に至るというものです。
 穿った見方をすれば、政府は団塊の世代を一掃するために新型コロナウィルスを利用するつもりなのかなとも疑うほどです。


 高齢者がいなくなれば、年金問題も社会保障費の増大という問題も一気に解消されるため、もしかしたら当初はある程度の蔓延は仕方ないと思っていたのでしょう。
 労働人口でない70歳以上が減れば、「無駄な」な医療費なども不要になり、総理が言う裕福な「美しい国」になるわけで、「災い転じて福となす」と思っていたのではと疑ってしまいます。
 そうであれば、政府の動きが遅いことも納得です。


 しかし、新型コロナウィルスが当初の目論見通り、感染者の2割が発症し、老人だけが重篤化して死に至るという構図が保たれれば良い(悪い意味で)のですが、そうではないことがだんだんと露呈してきています。
 体力があり健康であるはずのプロ野球選手の感染が判明していますが、今後ウイルスが変異し、より強毒化して若い世代の命を奪うことになることも十分予想され、早急にそうならないような対策を取るべきなのです。


 当初、政府は新型コロナウィルスは「人⇒人感染はない」と公言していました。しかし、それは嘘だったし、それどころか保菌者が無症状の時期でも他人に伝播させるという恐ろしい特徴をもったウィルスだったのです。


 これまで人類は何度も病原菌によって滅亡の危機を迎えてきましたが、幸いというか地球規模の移動が簡単にできる時代ではなかったため、世界的な流行に至らなかっただけです。
 最近ではインフルエンザが猛威を振るった時期もありましたが、幸いにも治療薬やワクチンが開発され、そこまで脅威にはなっていません。


 現在は1日で地球の裏側まで行ける時代になっていて、今回のようなステルス特徴のウィルスであってワクチンがないものであれば、一気に地球全体に広がってしまいます。


 恐れることは医療設備の脆弱なアフリカ諸国にまだ感染者が少ないことで、今後は一気に爆発的感染がおこっても不思議ではありません。
 そうなるとウィルス変異のリスクも高くなり、一時期はある程度の封じ込めに成功した国にも再び入ってくることになり、そうなると人類は終わりになってしまいます。


 危機管理とは、最悪のことを考えて準備対応することで、「まさか」とか「そんなことがあるわけない」と考えること自体が危機管理意識がないことです。
 もし、将来になって「あの時は考えすぎだったね」と笑っていられることが幸せであり、未来が分からない以上、最悪のことを考えて準備行動する必要があるのです。


 「100日後のワニ」という漫画が話題になりましたが、まさしく今はあの漫画のとおりであり、100日どころか1週間後に生きているのか分からないというのが私を含む人類全体の現状です。
 もし私が罹患してしまえば、北海道行きどころか4月初旬まで生きていられるか分からないわけで、そうなってしまって悔やむくらいなら、今のうちに言いたいことを書いておこうと思い、今日の日記を書いています。


 まず
 ① 個人の移動制限を強力に行うこと
   公共交通機関や高速道路を止め、生活物資輸送以外は認めないこと
 ② 生活に必要な最低限の店以外は営業を停止させること
 ③ ①・②の対応策として個人に20万円の現金支給を直ちに行うこと


 特に③は経済活動を止めるため必須なもので、ここで後世の心配(国の借金増)を考えていれば、未来そのものが無くなってしまいます。


 この私の考えが杞憂に終わればよいのですが、、。