三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

人の振り見て我が振り直せ

 先日のホームコースの社長杯予選での出来事です。同伴者は昨年の社長杯チャンピオンと、過去に社長杯の前身であるキャプテン杯やシニア選手権を複数回獲った経験がある研修会長、それにハンディ16の年配の方でした。


 この年配の方のグリーン上での立ち位置が悪く、同伴者のパットのライン延長線上に立たれることが多く、研修会長や昨年のチャンピオンが何度か仕切り直しされる場面がありました。


 事件が起こったのは最終の18番グリーンで研修会長の3mのパーパットの時です。研修会長はそれまでも一度その方に立つ位置を直接注意されていましたが、ここでもカップの向こう側に立っていて、その方には避けようとする意識はないようでした。
 なぜか研修会長は背中側に立っていた私に向かって「〇〇さんに注意して!」と言ったのです。


 なぜ私が注意?と思いましたが、「〇〇さん、ライン上です!」とその方に声をかけ、すると慌ててその方は退いてくれました。
 結果的に研修会長はパーパットを外し、返しのボギーパットまで外してしまいましたが、かなり怒っている様子が分かります。
 ラウンド終了後に、またその方に注意していましたが、特に繊細な神経を払うグリーン上では余計なことに神経を払ってしまうと、ミスが出ることが多いのです。


 ただ幸いというか、私と昨年のチャンピオンが崩れてスコアを落とし、研修会長もこの方も予選通過を果たされましたが、実は研修会長もかなりはた迷惑な動きをされる方で、組み合わせが決まった時に私は要注意だと思っていました。
 何度かご一緒したことがある方なので、癖を知っていたからです。


 その癖とは
 ① ティショットの際に近くに立たれる
 ② ルーティンに入ってもお構いなしに後方を動き回る
 ③ ほめ殺しがある
 という点で、①の癖はスイングでクラブが当たるほど近くのため、打つ人は気になるもので、私はできるだけ遠くにティーアップするように心がけました。


 ②の動き回るのは老人に多い徘徊癖であり、たぶん本人は気が付いていないのだと思いますが、無駄に動き回るのは注意された同年齢の方と一緒なのです。
 つまり、本人は同伴者の動きが気になっても、自分の動きが同伴者の迷惑にならないか気が付いておらず、研修会長という地位に対して誰も注意する人はいないのでしょう。


 ③はこれまで何度かやられていて、それ以来は反応しないようにしていました。変に反応するとより褒め殺しが始まるため、にっこり笑って無視するが一番なのです。


 これまでお上手な方の中に、①の癖がある方と何度か一緒になったことがあり、無意識に同伴者に圧力をかけているのかと思ってしまいます。


 ということは、自分の無意識な行動が同伴者の迷惑になっているかもしれず、こればかりは自分では分からず、今度プロに尋ねてみようと思いました。
 幸い、プロとは最近よくご一緒する機会があり、指導者から見た視線で注意すべき点があれば直すようにしなければと思っています。
 たぶん、私にも自分で気づかない迷惑な言動があるとは思いますが、、、。