三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はレッスン日

 今日の熊本地方は朝は曇りでしたが、天気予報どおりに午後から雨になっています。気温は低めでまだ部屋の中では暖房が必要ですが、今日は定例のレッスン日で、レッスンでは半袖になって練習しました。

(練習場は正面ネット下まで200yで、上を越えるには300y超の飛距離が必要ですが、今日は欠席の若者は、ネットを突き破るようなショットを放ちます。スイング練習器でも上限の50の目盛をクリアするようなスイングスピードなので300yショットのようです)


 レッスンは9時から15時までですが、8時に自宅を出て20分ほどで練習場に到着し、受付で前料金を払って1階左の練習場に行くと、既にプロと1人のレッスン生が来ていました。
 挨拶をして打席を指定され、すぐに籠を持って球を取りに行き、前回のように球を並べて準備を行います。
 そうしているうちに、初顔のレッスン生や先輩になる若手もやって来て、プロからの「集合」の掛け声がありました。


 レッスンの初めには、毎回プロがいろんな話題を話されますが、今日はご自分が経験したというスマホへのウィルス感染事故についてでした。
 詳細は、右のリンクにある「鋤田プロのブログ」を見ていただければ分かると思いますが、そんな他人の迷惑になるようなことを考える輩は「馬に蹴られて死ね!」と思っていまします。


 その後、新しく入って来られたレッスン生の「軸」などの調査があり、それに合わせて間違ったグリップや構え方などについて、実際に構えをして後ろから押したり引いたりして、自分に合わない形をとってしまうと力が抜けてしまうことを体験しました。


 私は、自分のことを良く実感しませんが、4人のレッスン生の中で3人のグループに入るようで、ほぼ一般的な特徴なようでした。
 本当に誤魔化されたような気分でしたが、たった腕の組み方一つを変えても、力の入れる場所が変わってしまい、それは普段の生活の癖だから変わらなくても、眼鏡をはめたり外したりしても、その方向が変わってしまうことを体験して、人間の身体って不思議だなと思いました。


 私は退職前に高校のソフトボール部の監督をしていましたが、今思えばこうした個人ごとの特徴があることを知らず、生徒になぜこんな簡単なことができないのだと思っていましたが、今思えばその生徒にとっては力が入らない方法を強いていたようで、だったら上手くできないのは当たり前だったのです。
 レッスン生4人の中でも1人は他の3人とは真逆の動きのようで、25%の割合であるのなら30人の部員のうち12人は真逆の動きだったはずで、指導者として生徒に対して申し訳ないという気持ちが湧き上がりました。


 ゴルフでレッスンが合う合わないがありますが、指導者が自分の特性とは真逆の特性だった場合、こうした知識がなければ自分のやり方を教えるはずで、そうした指導者に当たった真逆の特性のレッスン生は、力の入らない方向へのスイングを矯正されるわけで、上手くいくはずがないのです。
 教えるということの怖さを痛感したところです。(もう遅いけど、、、)

(ペットボトルの上にあるティーに乗せた球を打つ練習。下のペットボトルを倒せば罰金千円と脅されますが、今日は1回も倒すことはありませんでした)

(これはフェアウェーバンカーの打ち方の練習器具です)


 その後はいろんな練習メニューがあり、今日はドライバーショットの練習も行いましたが、打ち方そのものが「目から鱗」でなるほどと思ったものの、悲しいかな長年の癖で自分の身体をコントロールできない自分がいました。


 スイング前は「こうしてこう打って」とイメージが作れますが、実際のスイングはコンマ何秒の世界なので、どうしても癖が出てしまうのです。
 特にバックスイングを考えるとフィニッシュは全くできなくなり、フィニッシュを考えるとバックスイングができないというもので、ただでさえ左脇の抜けがあるスイングなので修正が大変ですが、慌てず少しずつ直していこうと思っています。


 スイングスピードを上げる練習で使う練習器具の1つは、指定の目盛に併せてカチっと音がすればクリアですが、43の目盛では音が出ずクリアできませんでした。
 しかし、自分でその後に振ってみたら43で音がやっと出ましたが、その違いが実感できないところが情けない部分です。
 それでも今日は自己ベストが2つは記録し、プロから「振れるようになったじゃない!」と言ってくれました。


 まだまだ理想にはほど遠いのですが、少しずつでも悪い癖が修正できれば、もう少しはまともなショットが打てるようになるのではと思っています。
 自分に欠けている「ショットの正確性」をどうにか手に入れ、もう1段のレベルアップができればいいなと今は期待しているところです。