三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

庭で斜面のスイングを練習してみる

 今日は天気が良く暖かな日になりました。もう春の雰囲気が出始めていて、日差しも柔らかくなっています。


 今日は自宅の庭に出て、プロから渡された傾斜地の打ち方のプリントを基に、自習してみました。

(アイアンはバッグから抜いている5番で、ドライバーは以前使っていたR7です)


 まず、スイングスピードを速める練習として、ソフトボール用のバットを使って思い切り振る素振りをしました。
 レッスンでは、スイングスピードをアップさせるため、いろんな器具で素振りしますが、その一つにダイヤルで設定を変え、そのスイングスピードを越えると「カチっ」と音がするスイング練習器具があります。


 最初は「35+1」程度から始め、「40+1」程度まではどうにか音が鳴りますが、「40+2」になると無音のままで、そこが現在の私の限界です。
 レッスン生の中には最大目盛の「50」でも音を鳴らす強者がいて、その彼のドライバーショットは250y先の正面ネット上段に突き刺さるような勢いで飛んでいくため、ヘッドスピードが上がらないと飛距離アップは望めないのだと痛感しました。


 これまで知らず知らずのうちに「振ってない」スイングになってしまい、その結果が飛距離ダウンになっていましたが、それを「加齢のため」と諦めていました。
 しかし、1歳違いのプロが270yの飛距離を出しているのを目の当たりに見て、そこまでは行かなくともしっかり振るスイングをしなければと思ったのです。


 もちろん、「振ること=OBのリスクが高まる」ものですが、8割スイングを心掛けていれば、最大スイングのスピードが速ければ速いほど、8割でも余裕を持ったスイングが出来るはずだと思っています。


 バットで素振りをした後にドライバーを持って振ってみると、なんとなくスイングスピードが上がっていることが実感できます。
 その上、ドライバーでマンぶりしてみると、これまでフィニッシュで崩れていた態勢がしっかりすることにも気づき、しばらくはこのバットスイングを毎日続けて行こうと思いました。

 次に5番アイアンを使って芝の上でいろんな傾斜を使って、スイングの形を再現するような練習をしてみます。
 頭の中では分かっているような気分でも、実際に斜面に立つとすぐに混乱してしまい、何度も何度もプリントで確認することになりますが、こればかりは反復練習をするしかないようです。
 特に、4つの傾斜の場面でそれぞれ2つある構え方やプレーンの動き、球へのアタックの仕方、フォロースルーなどがそれぞれ違い、組み合わせを覚えきれない自分がいます。


 これまでは基本的なスタンス、スイングプレーン、フィニッシュの仕方(開開・内内・上げ)だけを頭に入れるようにしていて、それさえもこんがらがっていましたが、それに加えてバックスイング・トップ・ダウンスイング・インパクトの形まで2種類の組み合わせが加わり、余計にこんがらがってしまいます。


 例えばつま先上がりで、ダウンスイングでは腰を開いてシャフトと右足を揃えるとありますが、ただでさえつま先上がりで球が近くなる場面で右足側で球にアタックに行くことは「ダフるのでは」という意識からどうしても身体が拒否してしまうのです。


 何度か芝の上に穴を掘ってしまい、素振りでそうだと実際に果たして球を打てるのだろうかと不安に思ってしまいますが、たぶんどこかが間違っているのでしょう。
 こうして実際にやってみて、初めて分からないという疑問が浮かぶもので、レッスンの際にプロから「何か質問は?」と振られても何も質問自体を思い浮かべられないことは、まるで分かっていないことの証なのです。


 幸い、庭には野芝ですが芝が張ってあり、芝の上からの練習はどれだけやっても怒られることはないため、寒さも緩んできたこの季節からは絶好のマイ練習場になるようです。
 以前、当時のネット仲間がブログを書いていて、その題名が「裏庭練習場」というもので、自宅の裏庭でゴルフの練習をしている記事をアップしていました。
 我が家は裏庭ではなく、きちんとした広々した庭なので、これを利用しない手はなく、今後のレッスンの予習や復習に使いたいと思っています。