三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

体験レッスンに行き入会する

 今日と明日は休日なのでラウンドはお休みです。いつもだったらテレビのCS放送を見て過ごしますが、今日は先週も見学に行った知り合いのプロの体験レッスンに行ってきました。


 先週は背筋痛で無理をしないようにクラブを持って行きませんでしたが、今日はキャディバッグを抱えての参加です。
 場所は、県道「熊本田原坂線」(通称「鈴麦線」)を上熊本駅から北上し、崇城大学を過ぎた先の右側の谷あいにある「サンバレーゴルフプラザ」です。

(帰りにサービススタンプ用のカードを貰いましたが、たぶんそんなには通わないはずです)


 受付で「プロの体験レッスン参加です」といったら、名簿のメンバー欄に名前を書くように言われ、無制限打ち放題で1,250円の料金になるということでした。 
 さっそくレッスンが行われている1階の左端に行くと、プロが他の練習生(4人ですが)を集め、「今日は体験レッスンのゆうぽんさんです」と紹介してくれました。

(「2015年度生徒募集中」とあるのでかなり古い看板です) 


 まずストレッチなどを行って、軽く打ち始め身体を温めます。その後、様々な道具を使って作ってある打席で、指定された番手に持ち換え、数分ごとに移動してショット練習することになりました。
 足台と同じ高さのロングティーで打つ打席や、ペットボトルの上にティーがあり、その上の球を打つ練習、シャフトが曲がったアイアンで打つ練習など、最初は全てがなかなか当たらず苦戦します。
 しっかり打とうとすると、足台の上からのショットはそこそこ当たっても、ペットボトルの上の球へのスイングは、ティーどころかペットボトルに当たってしまうほどで、これが打てないとクラブの入射角がよくないそうです。
 また先週も少し打ったシャフトの曲がったアイアンでのショット練習も右ばかりに飛んでしまい、真っすぐに飛びませんでした。


 プロ曰く、「最初からきちんと当たる者はいないから安心していいよ」ということでしたが、なぜ当たらないのかが自分でも不思議でした。
 この練習を数分間隔で打席を変わりながら数周回行いますが、ここはいわばウォームアップ段階だということです。


 その後に、飛距離を出す練習ということで、ヘッドスピードを設定した以上のスイングを行うと音が出る器具を各自がスイングし、それぞれの設定スイングスピードを更新するように順番に振って行きます。
 そのあとはスティックを同じように振り、スイングスピードを計測し、プロがそれぞれの目標値を言ってそれをクリアするようにスイングしました。


 私にはかなり遅めに設定してあっても、なかなかクリアできず、普段がいかにスイングしていないかを身をもって理解します。
 スティックの後はドライバーでの素振りで、後方にある機器で計測した目標飛距離をクリアできなければ5回のスイングを行い、最後は実際に球を打って同様に設定飛距離をクリアするという連続練習を延々と繰り返しました。
 今日は途中から1人が加わり5人のローテーションだったので、そこまで疲れはありませんでしたが、他のレッスン生が私よりはるかに上の設定に対して次々とクリアするのに対し、低めの設定でもなかなかクリアできないことにはショックを感じてしまいました。


 結局はしっかりスイングしないと球は飛ばないという単純な話で、普段がいかに手抜きのスイングをしているのかが実感できます。
 その後はつま先上がり、つま先下がり、左足下がり、左足下がりをそれぞれ作った打席で指定されたクラブを持って数分間のローテーションでショット練習しましたが、私はプリントを貰い、それを見ながら打つように指示されました。


 そのプリントには、
〇 つま先上がりは、「開いて開いて・ヨコヨコ・右足回す」とあります。意味は、オープンスタンスにし、クラブフェースを開いてインサイドインに振って右足を回すという意味で、まずこれだけは覚えるように言われました。
 ヨコはインサイドでタテはアウトサイドの意味ですが、「インサイドイン」というより「ヨコヨコ」と言った方が初心者は理解しやすいとのことです。


〇 つま先下がりは、「閉じて閉じて・タテタテ・右足ベタ足」とあり、つま先上がりとは逆の打ち方になるようです。


 なぜヨコやタテにスイングしなければならないかは、打席の前の段差で説明してくれました。
 スタンスを段の上に置き、スティックで芝面を叩くように言われましたが、その場合のスティックの動きは、極端なアウトサイドアウトにならなければ、手前の段がスイングの邪魔をしてしまいます。
 コースでも同じで、つま先下がりではアウトサイドアウトといういわば「Vの字」スイングをしないとヘッドが球に届かず、その分右に出球が出やすいのでフェースを閉じて(左に飛ぶ)ベタ足でスイング(引っ掛かる)するというものです。


 一般のゴルファーが勘違いしているのは、綺麗なスイングをすれば全てに通用すると思っていることで、様々なライがあるコースの傾斜ではそれに合った打つ前の形づくりが大事で、それを間違うとどんなに綺麗なスイングでも結果は出ないということです。


 プリントには「構え」「バックスイング」「トップ」「ダウンスイング」「インパクト」「フォロースルー」の6項目についてもそれぞれ注意点が書いてあり、それを全て実践出来たらシングルプレーヤーだそうですが、私は全く知りませんでした。


 用語の意味が分からないと言いましたが、それは来週から少しずつ説明するからと言われ、体験レッスンではそこまでの深い説明はないようです。


 早速、来週からのレッスンをお願いしましたが、レッスン料などをどう払うか聞いたら、それも来週に説明すると言われ、今日は必要ないということでした。


 月曜日に南阿蘇でまたプロとラウンド予定ですが、傾斜地からのショットでは、貰ったプリントをしっかり頭に入れてショットに臨みたいと思います。
 ただそれで上手くいくとは限らず、他にもいろいろ注意点があるようですが、まず基礎的な準備ができないなら、全てはスタートできないとのことです。


 今日と明日の2日間、しっかりプリントの内容を自分のものにできるよう、イメージトレーニングするつもりです。