三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

2019年ラウンドの総括

 大晦日の南阿蘇CCのラウンドをもって2019年のラウンドが全て終わりました。2019年のラウンド回数の総計は202回になり、ラウンドしたゴルフ場は26日の記事に書いたとおり延べ31ゴルフ場になりましたが、改めて行ったゴルフ場とその回数を書いておきます。

 今日はスコアなどを中心とした記録を纏めてみましたが、取り扱い方に苦慮したものもあり、次のような考え方で纏め直しています。


① 百花園ゴルフ場の2ラウンドは9ホール(パー32)のゴルフ場のため、スコアの記録には含めない


② 途中で雨のため中止した3ラウンドは、前半のスコアのみを記録に含める

③ 選手権の+9Hの2回は②と同様に前半のスコアに含める
④ マッチプレーの5ラウンドのスコアは記録に含めない
 (※ スコアの記録がある3ラウンドは、それぞれ80・84・77なので、平均すると  
   80.34というスコアになる)


 この条件に変えて2019年のラウンドスコアを月別に纏めたものが次のとおりです。

 2019年の計202回のラウンドのうち、マッチプレーが5回あり、うち3回は決着がついた後も最終ホールまでラウンドしていてスコアの記録は残っていましたが、2回は途中で止めています。
 3回のスコアについても、マッチプレーにはコンシードなどがあり、ストロークプレーとは違った展開になるため、平均スコアにいれるのはやはり無理があると思いなおし、これまで入れていたスコアの記録からは除外しました。


 また途中で止めたラウンドは3回ですが、これらは前半だけは記録に含めました。実際は残り2ホールを残して中止したり、後半9ホールを止めたりと異なりますが、記録の取り扱いとしてハーフは成立しているため、その分は含めています。


 また選手権などでは27ホールのラウンドになるため、+9ホール分は前半にだけ計上することとしましたが、その結果で計の前半・後半の合計がスコア計とは微妙に異なってしまうことになり、それはそういう理由からです。
 これまで毎月の記録を日記に書いていましたが、その際は小数点1位までで、なおかつ前後半の数字を合計して総計にしていたのですが、今回は小数点2位までで集計し直したため、わずかな部分でこれまでの数値とは異なっています。


 今年のベストスコアは「70」で、残念ながら自己ベスト更新は逃しました。ただアンダーパーのスコア自体が一般的なアマチュアにはもともと無理なスコアだと思っているので、1回でも「70」というスコアが出ただけでも満足というものです。


 平均スコアは80台ですが、この辺りは自分的にはよく頑張ったというものです。80切りが36%弱にとどまっている現状では、平均での80切りは難しく、50%近くにならなければ平均スコア70台は無理だというものです。
 ただ前年と比較すると0.74打は向上していますが、この辺りの1打は大きな1打になるわけで「たかが1打、されど1打」だということです。

 ゴルフではスコアを伸ばすことは難しく、崩すことは簡単です。 カップに入る入らないで簡単に1打が異なり、この1打はわずかな差ですが、実際は大きな差になってしまうのがゴルフという不条理なゲームなのです。


 いつも書きますが「ボギーなゴルフ」ではスコア90切りがまず目標で、そこからは個々のショットなどの正確性を上げていくことでスコア80切りを目指すものです。
 具体的に書くと次のとおりです。


 〇 フェアウェーキープのドライバーショット(飛距離は200yでOK!)
 〇 グリーン手前まで確実に運べるショット力(アイアンやUT、FWの安定性)
 〇 グリーンセンターへ確実にオンできるアプローチ力
 〇 カップまでの距離を合わせられるパット力


 こうしてみると、ほぼ全ての技術が「そこそこ」で良いことが分かります。ゴルフは「そこそこ」のショットを繋げていくとスコアは纏まるもので、70台のスコアも狙えるのですが、ほとんどのアマチュアゴルファーは優勝争いをしているプロのようなショットを打てないと70台のスコアは無理だと勘違いしているようです。


 先ほどの4つの課題の精度を少しずつ高めることができると、限りなくパープレーに近づくものであり、この中には「飛距離」という要素はないのです。


 ドライバーショットでスコアを崩す第一の原因はOBであり、そのリスクは飛距離が出れば出るほど高まります。
 つまり「飛ばない=安全」であり、わざわざリスクを高めるために高価なクラブを購入したり、練習に時間を費やすことがいかに無駄な投資だということが理解できるはずです。


 もっとも達人が言っていましたが「70台のスコアでも寄せ1のゴルフはつまらない」と思えるのは正直な部分でもあります。
 確かに達人のように、70歳超という年齢では飛距離の伸びは期待できないため、面白くないと思うのも仕方ないものかもしれませんが、まだ飛距離が伸ばせる年齢であるなら、「ボギーなゴルフ」(寄せ1のゴルフ)は発展性がある考えで、1つ1つの確実性を上げて行けば、そこにはプロにも負けないようなスコアメークの道が広がるのです。


 まず基本は「守り」であり、その上に「攻め」を加味させることができたら、きっと誰でもが理想とするゴルフになるはずです。
 「守り」のゴルフを出来ない者が、一足飛びに「攻め」のゴルフを目指しても、それは「無謀」という名のゴルフになってしまうのです。


 今年も箱根駅伝が始まり、今日も一日中テレビをながら見する生活になりそうです。