三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

昨日の反動なのか腑抜けなラウンドになる

 今日は南阿蘇CCに食事付き4,500円というプランが出たため「アプローチの達人」と「鉄人」の3人で一般予約で行ってきました。


 当初は、私が入っていた菊池CCの1人予約に達人と鉄人が入って来られ、ちょうど超直前割というプランが出ていたので、一昨日の菊池CCでの食事時間中に達人と相談し、達人は「菊池は飽きた」と言っていたので鉄人に連絡し、南阿蘇の近くに住む鉄人からも「近くなので助かる」という返事をもらい変更していたのです。

(朝は快晴で、阿蘇中岳の噴煙は南側に流れていました。南阿蘇村がある南郷谷は雲海がには雲海が見られ、幻想的な光景で一眼レフのカメラで撮影しているカメラマンもいました)

 しかし、今日の南阿蘇は阿蘇中岳の噴火による降灰でいがらっぽく、風向きで直撃だけは免れていたものの帰りは車のボンネットにも降灰があるように、目も喉もなんとなく不調になる感じでした。


 前半は2番でOBを打ち、ここは打ちなおしてOBパーのダボとして、個人的には納得できたホールでしたが、それ以降はショットが良いのに結果が出ないラウンドになりました。
 その理由はセカンドの距離感が悪く、何度もショート目になり、アプローチを寄せきれずパットも決めきれずという展開だったのです。


 最近はショットナビの距離に頼りっきりですが、どうも南阿蘇の距離は合っていないようで、それは気づかない程度の微妙に打ち上げなどのホールが多いためで、特にピン手前の場合はほぼショートしてしまいました。
 そんなこんなでスコアを崩し、前半は5ボギー・1ダボ・1トリの10オーバーのスコア46で18パットでした。


 何をしてもダメな日があるように、今日はどうやってもスコアにならない日のようで、昨日は入ったパットも今日は曲がると読めば真っすぐに、真っすぐと読めば曲がるといったチグハグで、パット数もスコア同様に量産してしまいます。


 2時間はかからず前半は終わり、そのままインに向かいましたが、前組に4バッグの遅い組がいて、なかなか進まず、とうとう達人は終わったグリーンで練習を始め、それに合わせて我々もアプローチの練習やパターの練習をするようになり、ますます気が抜けたようなラウンドになってしまいます。


 終わってからスタート室の係の人が「前組が後ろから追われたと言っていた」ようなことを言っていましたが、もちろん打ち込んだりしたことはなく、あまりに要領の悪い動きで時間ばかりかかっている前組を後方で呆れて見ていただけです。
 もし、プレッシャーを感じたのであれば我々は3バッグだったため、パスさせればいいのにと思ってしまいます。

(午前中の噴煙は右の南側へなびいていました)

(j風向きが変わってきて、南阿蘇村側に噴煙が来そうな様子です)

(帰る際の南阿蘇CCの入り繰り付近。降灰のカーテンがやって来ていました)


 早く終わりたかった大きな理由が、風向きが中岳方向から南阿蘇へ向かって吹く風に変わってきたことで、噴煙の火山灰がやってきそうだと心配したためです。
 前組の前は数ホール空いていて、右ドックの14番では右の15番グリーン方向に人がいたのを見て、達人がてっきり15番グリーン周りのアプローチをする人と勘違いして「前組の前にも組がいたんだ!」と言っていましたが、なんとその人は前組の人で、どこをどう狙ったら14番ティーから90度も右真横になる15番のグリーン方向に球が行くんだと驚いてしまいます。


 見ているとグリーン上のOKもなしのようで、何度も何度もカップを往ったり来たりしていて、それを見て達人が「OKしろ!」とキレたほどでした。


 そうなるとラウンド自体は全く緊張感もなくなり、ただの練習に変り果て、普段はやらないことまでやり始めます。
 18番のセカンドでは、木越えで池越えになるセカンドは通常は左の花道狙いにしますが、わざわざ球をロストボールに取り替えて池越えを狙って池ポチャにしてしまいます。


 今日は90叩きも仕方ないと半分は諦めていましたが、終わってみるとどうにか90切りは果たしていたのは「あれだけ叩いたのに」と不思議な感覚です。


 明日はソフトボールの大会があるため、練習はしていませんが参加する予定です。

(車のボンネットにも白い灰が付着していました)


 それにしても、降灰の真下ではないのに、この状況では真下の高森町などは大変だろうなと改めて火山と生きる地元の苦労を偲びました。