三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ミスの傾向を分析

 今日はラウンド予定はなく、明日の選手権に向けて休養日にしています。台風18号が発生し、進路予測が17号と同じようなルートで、17号より強力な勢力になると予報が出ていて、来週のラウンドに影響を与えそうです。


 もう台風はいらないというものですが、こればかりは自然をコントロールできず、後は運を天に任せるしかありません。


 さて最近はゴルフの調子が下降線ですが、その原因を昨日のラウンドで分析し、明日の選手権へ向けて少しでも同じようなミスをしないように気を付けたいと思います。


① U4でのミス
 私はフェアウェーウッドはほとんど使わず、パー5のセカンドや距離の残るパー4のセカンドではUTを使います。
 基本的にU4は200yほどを、U6は180yほどを目安としていて、5Wは2オン狙いなどよほどの場合でないと安定性の面からチョイスはしません。
 その安定性を目的に選んだU4が昨日はミスを出しています。


 3番パー5はつま先上がりのフェアウェーから上手く打てたし、9番パー5も前方のフェアウェーセンターにある木の左からフック目で打て、ここらは問題ないものでした。
 ミスが出たのは、後半のインになってからです。


 10番パー4ではファーストカット付近のラフから、セカンドショットが右に飛び出し、OBに打ち込んでしまいました。
 打ち直しも右目の斜面ラフでしたが、思ったラインに打ち出せないのは、浅いラフと言ってもラフに変わりはないもので、フェースが当たった際に芝の抵抗で開いてしまったようです。
 フェアウェーとは違うとしっかり認識して、開いたり引っ掛かったりするリスク管理をしっかり行うべきでした。


 12番パー5はフェアウェー左サイドから、前回も2オンした残り距離でした。結果を気にしたのかヘッドアップしたようで、ダフってしまい距離が出ませんでした。
 前回と違い、アゲインスト気味だと思ったことが力みに繋がり、余計にダフる原因にもなったのですが、2オンと欲張らず手前でもいいというマネジメントをしなかったことがミスの原因です。
 要は「欲」が生まれ、力んだ結果であり、それは10番も同じだったようです。


② 残り100y以内のウェッジショットのミス
 U4のミスは10番のOB以外は、そんなに致命的なものでなく、刻んだと思えばそう悪くないものです。
 しかし、グリーンに近づいた際のウェッジのショットにミスが多発し、結果的にスコアを落としています。
 私は、100y以内はとにかくグリーンオンさせたいと思っていて、基本的にピンまでの距離を打たないように心がけています。


 3番パー5の3打目は残り80yほどのフェアウェーでした。52度のショットは、やや左足下がりで注意を要するライでしたが、あまり用心をすることなく普通に打ってしまい、トップ気味にグリーン右奥に打ち込んでしまいました。
 ここはピン奥目でよりバーディーチャンスに付けたいという「欲」が出たことで、ヘッドアップによるトップが発生したようです。


 12番ではU4のセカンドをダフリましたが、それでもグリーンまで80yのフェアウェーという悪くない場所でした。
 12番は短いパー5なので問題なくパーが取れるはずですが、セカンドをミスしたショックのためか、この3打目もダフってしまいました。
 3番も12番もいつものように「とりあえずパーオンしてパットを頑張る」という考え方が無くなってしまい、意識が目の前の球ではなくピンに行っていたのです。
 明日は、ショット毎に実際に口に出して、この自分の中の決めごとを確認したいと思っています。


 この2つ以外にも、ショートパットを外すといういつものミスもありましたが、これは毎度のことなので「パットは水物」と思って諦めることにしています。
 ただ後半は打ち方を変えてみて、それなりに手ごたえを感じていて、明日のショートパットはその打ち方でやってみようと思っています。


 ゴルフは真逆のことをやってみれば、案外と視界が広がるケースもあり、昨日朝の練習グリーンでやってみたパターの打ち方を後半はやってみました。


 それは、右足先を閉じ、右足に意識を集中して構えることです。これまでは左側の「壁」を意識するようにしていて、左足を踏ん張っていましたが、真逆の右足に意識を集中するだけにしてみました。
 つまりドライバーショットなどでいう「明治の大砲」風な打ち方になるのですが、ダフらないよう球を右足寄りに変えて打つことで、同じ打ち方でも距離が出るため、小さな動きで済むため、ヒットミスを最小限にするというものです。
 ヘッドの軌道がアップ―になる分、球に順回転がかかり、転がりが良くなるのではと考えました。


 実は、これはアプローチの練習の中で思いついたものです。赤水の上級者から「足を出す寄せ」の打ち方を教わり、練習していましたが、なかなかうまく転がりませんでした。
 それで左足体重だからスピンがかかってしまうのではと考え、右足を閉じて右足寄りに球を置き、意識はインサイドインにクラブを振ることで転がるアプローチがイメージ通り出たのです。
 それをパットにも応用しただけですが、思い付きがすぐに結果を出すものではないのは分かっているものの、良いと思ったものは積極的に取り上げ、賞味期限が切れるとまた違う方法を試せばよいだけです。


 調子が上がっているときは変えるという選択はありませんが、調子が下降線にある時だからこそ、これまでのやり方をがらりと変えてみるのもありだと思っています。
 ただ、ゴルフで自分は大きく変えたつもりでも、周りからは変わっていないとみられることが多く、ゴルフってそんなものなのです。


 明日は雨の予報も出ていて、苦手な雨になりそうでもあり、期待値を下げて参加できることを楽しみながらチャレンジしてみようと思っています。