三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

住宅展示場

今日は連休で行くところもなく、住宅展示場巡りをしました。住宅展示場は連休中は様々なイベントをしていて、来場者プレゼントもあり、無料で楽しめる穴場です。


熊本市内には、テレビ局系の住宅展示場がいくつかありますが、まず北熊本駅近くのTKU住宅展に行きました。
ここは10棟ほどの展示住宅があり、それぞれ自由に見学ができます。展示住宅は見本という意味もあるため、ほとんどが延床面積が70坪もある豪華な作りです。


まず車を停めたすぐ前の住宅に入ってみました。畳の香りがして、空調も効いています。
思ったほど、来場者は少なく、その分担当者からの説明も詳しくなりますが、適当にあしらって邸内の見学をしました。


しかし、3軒目に入ったセ〇スイ〇イムでとうとう掴まってしまいます。まず、展示住宅を格安で譲るというキャンペーンを行っていて、まもなく受付が終わると言われ、つい興味を持ってしまいます。


聞けば、別の展示場の住宅を建て替えるため、家具を付けて移設し、その金額が1,190万円とのことです。
なんでも6年前の建設当時は、7千万円ほどかかっているとのことで、土地とクレーン車が入れる道があれば、抽選で1人だけ譲ってくれるとのことでした。


「何人くらいの応募があると思います?」と聞かれ。「50人とか100人とかですか?」と答えたら、なんと南九州全体だから6千人ほどの応募があっているとのことです。
その人数から抽選で100人ほどを選び、その後10人そして決定の1人を選ぶようで、どうしてそんな手順を踏むのか疑問でした。


このキャンペーンはかなり以前からやっていたのを記憶していますが、応募者はまず家を新築するか購入するかのどちらかを考えている人たちのはずです。
応募することで、会社側は顧客情報を簡単に掴むことができるわけで、外れてもお得な情報を知らせると言っています。


今日は来場者がいなかったせいか、担当者からかなり詳しい説明をされました。
まず、1,190万円という金額で興味を引かせ、応募を進め、応募に応じた客に申込書を書かせることで顧客情報を得ます。
そして条件の詳細を説明することで、現在の住宅状況や準備資金の有無、宅地保有の有無、どれだけ住宅建設に対する意識が高いかを測っていくようです。


1,190万円以外の経費が概算で500万円ほど必要と言われ、その金額を顧客に植え付けたところで、1,600万円台で新築できる住宅の説明が始まります。
平屋で地震に強いというアピールポイントを強調し、熊本地震で被害にあたかもしれない顧客の心を揺さぶります。


全く冷やかしで話しを聞こうと思っていたのに、話を聞いているうちになんとなく新築の建て替えでもいいかなと思わせるところがまさにプロだと感じます。


「自分が関係した住宅の建設がいくつかあっているので、その建築現場を見学できますよ。」というセールストークもあり、やり手営業マンというアピールも忘れません。


住宅建設は大きな買い物なので、営業マンの力量もかなり影響が多く、客としてはできれば優秀は営業マンに当たりたいと思っているのです。


まあ、全くの冷やかしでもなく、できればリフォームしたいという気持ちもあり、その気持ちがある中で話を聞くと、面倒なリフォームをするくらいなら新築したほうが楽だと感じている自分もいました。


一応、現物の建物を見たいと思い、その住宅展示場もわざわざ行ってみました。
確かに1,190万円の家は70坪ほどもあり、豪華な作りです。見た目はまだ新しく、これを潰すのはもったい話ですが、自分の家も25年ほどなので取り壊すのはきっともったいないと思うはずです。


6千分の1という抽選に当たれば、そのときに考えればよく、営業マンによればキャンセルも可能ということなので、その時に考えるつもりです。


連休の一日を住宅展示場巡りで潰してしまいましたが、それはそれで楽しい時間でした。