三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

台風8号は何事もなく通り過ぎる

 昨日の日記で台風8号のことを書きましたが、我が家の周囲では特段の被害等もなく、台風は通り過ぎてくれました。

 予報では熊本には今日6日の午前中に最接近するとのとことで、雨戸を閉めたりして簡単な準備はしていましたが、上陸時の勢力を見て、かなり甘く見ていました。


 熊本は9月10月の台風シーズンでは、毎年数個の台風がやって来るので、台風が発生した時点からその動向には注意を払っています。
 その勢力にまず注目していて、中心気圧が950hPa以下だとヤバいというものです。このクラスの台風は、マスコミなどでもかなり事前に警戒情報が出るので、逐一進路をチェックしています。


 熊本市に住んでいる私にとって、最悪なコースは九州の西側である天草灘を通るコースです。
 いわゆる「リンゴ台風」と呼ばれた平成3年台風19号では、自宅の窓から南西方向に左から右に向かって進む台風の目が見えたほどで、台風が通り過ぎた後はほとんどの家の屋根瓦が飛んでしまい、電柱は軒並み倒され、停電したという記憶があります。
 リンゴ台風の最接近は9月27日の夕方で、まだ明るい時間帯でしたが、心の中で「早く時間が過ぎろ!」と思ったほどの恐怖の時間でした。


 なにしろ見ている目の前で、前の家の屋根瓦が紙吹雪のように真横に飛ばされて行くのを見ながら、我が家の周囲でもいろんな物がぶつかるものすごい音が聞こえていたのです。
 強風の吹き始めから収まるまで1時間ほどでしたが、台風が通り過ぎた後は辺りの光景が一変していて、改めて自然の驚異を目の当たりにしたという記憶があります。


 その苦い記憶から、950hPaを第一基準にして、次は台風の通るコースをチェックします。
 我が家は北側に標高138mの万日山があるため、台風が鹿児島から宮崎方向を辿るコースの場合は、反時計回りの台風の風がまず九州山地でブロックされた上で、併せて万日山でも遮られるため、ほとんど強風が届かない位置関係になります。
 もちろん、吹き戻しになる北風などは強いことになりますが、被害を受ける恐れはほぼありません。


 今回の台風8号は、宮崎市に上陸した後、熊本県内の南部から台風は北上しましたが、いわゆる西側コースではなかったためか、それなりの風は吹いたものの、いつの間にか通り過ぎていたというものでした。
 今回は勢力も弱く、コースも心配していなかったので、その予想通り大した台風ではなかったのですが、考えてみればまだ8月に入ったばかりです。
 9月10月の台風シーズンになるとスーパー台風がやって来ないのかなと心配はしています。