三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日の菊池はショートパットを外しまくる

 今日も1人予約で菊池CCに行ってきました。今日の菊池は食事付き4,980円というサービス料金で、最近はこの金額のプランが出ていればできるだけ行くようにしています。

(菊池への経路は幹線道路から山道に入り、狭い道路をくねくねと走らせます。途中に小さな看板がいくつもあるため安心できますが、なければ迷ったかと心配になる山道です)

(森の中は人気もなく、夜だったら走りたくない狭い山道です)

(カーブミラーも曇ってしまっていて、全く役目を果たしていません)

(山道に入り10分ほどで、人工的なゴルフ場の造作が見えてきて安心します)

(右にある18番のコースと平行に急な斜面を上って行くとクラブハウスが見えてきます)

(熊本のゴルフ場のクラブハウスは北海道に比べてどうしても安っぽく見えますが、冬季の積雪が無いため頑丈な作りは不要なのです)

(練習グリーンの先に見えるのは6番のグリーンです)

(グリーン面が堅めのため、表示以上に速度は速く感じます)


 昨日に引き続き「アプローチの達人」が一緒で、他には一昨日にご一緒だったゴルフ合宿のように今週はラウンドすると言っていた50歳代の方(てっきり60歳代と思っていたらまだ57歳とのことでした)と、高遊原CCと小岱山GCのメンバーという50歳代の方でした。


 前回の菊池ではパットが決まりましたが、今日はその反動からかショートパットが悉く蹴られてしまい、外しまくります。


 インスタートの10番パー5では右奥からの7mのバーディーパットが右を抜けて、1mの返しを左に外すボギースタートになってからパットが入らなくなりました。


 11番パー4ではセカンドの7Iをダフリ、手前からのアプローチはわずかに傾斜に当たって2段グリーンを手前に戻ってしまい、パーパットは1mに寄せましたが、このボギーパットを右に外すダボになってしまいます。
 1m前後を左右に外すため、途中からは怖くて打てなくなりましたが、アプローチの達人からは「命を取られるわけでもなく、自分のように1mはOKにすれば?」と言われる始末でした。


 最近は、明らかに短いパットはOKにしてカップインはしないようにしていますが、その理由は旗竿を立てたままパットを打つため、カップの中の球を拾い上げる際にカップの縁を傷める危険性を避けるためです。
 達人は2m以内は自分でOKにしていますが、さすがに1mをOKにするわけにもいかず、不安感からどうしても急いでプレーして引っかけを多発し、その反動で押し出しのミスまで発生しているのが現状です。


 12番パー5ではアプローチを1m弱に寄せ、楽々バーディーだと思ったのに、このパットもカップ左淵で蹴られてしまいます。


 13番パー3では3mのパットがやはりカップに蹴られ、14番パー4でも2mのパーパットがやはりカップに嫌われてしまいます。


 15番・16番とどうにか2パットのパーの後の17番パー3では、ピン奥5mからのバーディーパットがカップ右で蹴られ、残った60cmを「お先に」と打って左に外してしまいました。
 ここも達人から「OKの距離なのに打つから!」と言われる始末です。


 18番パー4も奥からの4mのバーディーパットが右カップに嫌われるパーでしたが、どうも厚めに読んでしまう癖があり、グリーンの速度も出ていたため、わずかにラインが違うことでカップ淵で蹴られるようです。


 前半は4ボギー・1ダボの6オーバーのスコア42でなんと21パットでした。さすがに21パットには凹むもので、「こんな日もあるさ!」と諦めますが、今日のラウンドには記録もかかっていて、前半の段階でほぼ諦めかけました。


 その記録とは、7月の平均スコアで、今日を含めて19ラウンドですが、平均スコアが80切りを前回までギリギリ達成していたのです。
 なにしろコンマ以下の数字の違いなので、今日80切りを逃しても80だったらギリギリ平均が79.9で、81だったらちょうど80という微妙な数字になっていました。


 前半の42というスコアで、ほぼ月間の平均スコアでの80切りは無理と諦めましたが、達人から「後半をパープレーすれば大丈夫!」と激励されました。

(1番パー4はレギュラーティーでも458yという打ち下ろしになるホールで、きちんと打てれば300yショットになります。今日はフェアウェーからセカンドは150yを切っていました)


 後半の1番パー4でセカンドを7Iで右にオンし、左のカップへの10mのバーディーパットは右を抜けて1mオーバーし、また嫌~な気分になります。
 このパーパットは、打った瞬間左に外した手ごたえでしたが、カップに球が落ちる音が聞こえ、えっと思ってみるとカップ内の球が見え、ラッキーなパーでした。
 このパーが結果的に大きかったようです。


 2番はフェアウェーから52度でピンに寄ったかと思ったショットが傾斜で奥のカラーまで転げ、パターで4mを狙ったら見事カップインするバーディーが来ました。


 3番パー5は5mのバーディーパットを左に外しましたが、ここは難なくパーゲットでした。
 しかし続くサービスホールの4番パー3でやってしまいます。


 PWのティーショットはピン奥で奥に外すとやっかいなので手前にショートで良いと思ったショットが、予想外に飛びすぎて右の奥の深いラフでした。
 いつもアプローチで使う52度でロブ気味のアプローチをすれば悪くてもボギーでは終われたのですが、上手く寄せようと欲張り58度で打って手前にショートし、再度のアプローチもグリーンには届きましたが2mが残ってしまいます。
 このボギーパットを左に外し、思わぬダボを叩いてしまいました。ホールアウト後に、なんでアプローチでは使い慣れていない58度を使ったのか自分でも不思議でしたが、7mの距離だったので寄せ1を取れそうと欲張った報いでした。

(5番パー4は右曲がりで打ち上げになる400yのHDCP1の難ホールです。フェアウェーには綺麗にカットの模様が出来ていました)


 5番パー4ではセカンドをダフリ、左手前からの30yのアプローチは上手く打てた感がありましたが、予想に反してピンに寄らず、達人が同じようなラインからのバーディーパットを先に打ってほとんど曲がらないことを見ていながら、どうしてもフック目に厚めに読み、カップ右に外してしまいます。


 6番パー4ではセカンドで右奥にオンし、下りの8mのフックラインのバーディーパットは、かなり下りの傾斜が強いことを知っていて、半分までの距離を打って合わせようとしたら、トロトロと転がり見事にカップインするバーディーが来ました。
 ここのバーディーゲットは大きかったのです。


 7番パー4はドライバーショットがナイスショットになり、下りでグリーンが奥に早いため手前からと思ったショットが手前カラーで止まってしまいます。
 達人のショットは花道に落ちて左奥のカラーまで大きく転んだのに、私の球は止まってしまいましたが、達人から「スピン量の違いだよ!」と言われてしまいます。
 しかし、ここも7mをしっかりヒットでき、後半だけで3個目のバーディーゲットになりました。


 8番パー3は7Iでピンの手前に落ちましたが、傾斜が奥にあるため、右のカラーまで転がってしまいます。
 パターで5mを狙いましたが、球の手前がエッジで少し盛り上がっていて、パターヘッドを上から落として打ったため、カップの左を抜けて1m強オーバーしてしまいます。
 ここのパー3が今日のスコアの肝のなると思っていましたが、この大事なパーパットをやはり左に外してしまい、ボギーにしてしまいます。


 これで最終ホールをパー以下で上がらないと80切りは達成できませんが、80だったら月間平均スコアが80切りになるため、とりあえずボギー以上は叩かないようい心掛けました。
 ドライバーショットは左ドックのコースを突き抜けてややラフにかかっていますが、普段はファーストカットの場所なのに深いラフ状態でした。
 U4で真っすぐ狙いますが、ラフでフェースがひっかかり左に飛んで残り120yのフェアウェーでした。
 持っていたショットナビがセンター117yでピン奥、かなりの上り傾斜だったので、当初は9Iでしっかり打とうと思いましたが、カートが横に来てカートのナビは「ピンまで130y」と言うのが聞こえ、8Iに持ち替えてしまいます。
 やや右目に飛んだショットは、やはり大きくグリーン奥のラフまで飛んでいました。9Iだったら手前にオンしていたはずなのに、距離の違いをショットナビの方を信用せずに打った罰のようです。
 52度のアプローチはカップ左を抜けて1m強転がり、返しのパーパットは「入れると79だ!」と自分でプレッシャーをかけて臨みましたが、やはり左を抜けてボギーでした。


 後半は最終2ホールでスコアを崩しましたが3つのバーディーが効果的で2オーバー38スコアで13パットでした。
 通算はスコア80で34パットでした。


 80切りは逃しましたが、これで月間平均スコアは79.9とほんの僅かですが80切りの達成でした。
 前半のスコアから、到底無理だと諦めたらスコアが纏まり、行けるかもと思ったらスコアを崩すというプレッシャーに弱い自分が出てしまいますが、それも含めて自分のゴルフなのです。


 達人が「最近はゴルフが楽しくない」と言っていましたが「2mをしっかりプレーしないからですよ! 外すことで悔やむのが次への糧になりますから」と言いましたが、はたして達人は2mのパットをこれからは真面目に打たれるのでしょうか?
 どうもそうではなさそうですが、思うようにならないのもゴルフのまた魅力の1つなのだと思っています。


 従順な女性だとすぐに飽きてしまいますが、奔放な悪女だったらいつも振り回され、尻を負い続けるのが男の習性です。 
 ゴルフの女神は、いつも意地悪しますが、ときどき気まぐれにご褒美もくれるため、ゴルフにのめり込むのだと思っています。


 悪女の鏡のようなゴルフの女神にもっと気に入られたいけど、どうすればよいのでしょうか?

(夏の入道雲がモクモクと発達していました)