三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

社長杯予選アウト結果

今日は阿蘇赤水GCの三大競技の初戦である社長杯の予選に参加してきました。
月例などはシニアとして白ティーから回れますが、三大競技は年齢に関係なくバックティー(青)使用になります。
赤水の青ティーは7100yほどあり、特にミドルホールはパーオンは最初から無理というホールがたくさんあります。
同伴者はHC7.6、HC7.7、そしてHC13.0の方々で、うちお二人は以前研修会でご一緒していた知り合いでした。


「久しぶり!」とHC7.7の研修会会長から声をかけられます。「HCが多いようだけど?」と聞かれ、「最近はHCどおりのスコアしか出せません。」と答えましたが、「以前はシングルハンディでしょ?貰いすぎなんじゃ。」と言われる始末です。
確かにハンディ競技で、15.3は我ながら貰いすぎかなと思っていますが、青ティーからのプレーは15年ぶりなので、それでも足りないのではと不安も合わせて持っていました。


1番パー4は420yのスタートホールとしては厳しいミドルホールです。
支配人からコールされ、マーカー決めと諸注意があってからハンディ順にティーアップです。
4番バッターとして幸いにも、朝一のドライバーが当たり、フェアウェーから残り160yでした。6Iで右手前に外し、エッジからPWであわやチップインのナイス寄せで幸先良いパースタートでした。


2番パー4は1番のパーでオナーになり、これもドライバーが当たりフェアウェーです。しかしうねった赤水のフェアウェーは平坦な場所がなく、7Iで左のピン位置なのに大きく右端にオンでした。
途中で段がある難しい25mほどのパットは、やや弱く段で大きく左に切れ
4mが残ります。このパーパットは左に外し、ボギーになりました。
ただ予選はハンディ競技なので、まず大叩きしないと思っていたのでボギーは全く問題ないと感じていました。
同伴者のシングルハンディー者も寄せ1が効くか効かないかのゴルフだし、全体的にもカットラインはかなり上のはずで、ネットパープレーなら余裕で通過だと思っています。


3番パー3は190yを5Iで大きく右にふかしてしまいます。林の中でしたが木は邪魔にならず、しかしベアグランドでバンカー越えという厳しいシチュエーションでした。
ダフってバンカーインだけは避けたいと、20yのアプローチショットは強めに入り、奥のグリーン左端のエッジまで転げ、安全策としてパターで転がしましたが大きく右に切れ、2m弱も決めきれずのダボになりました。


4番パー5はティーインググランドに立つと、左右から杉の木が空間を狭めています。以前も右の枝に当てて苦労した記憶があり、枝の下を通そうと低く打とうとしたら引っ掛けてしまいます。
左ドックの左は林でブロックされていて、PWで無理せずフェアウェーに出しました。
そこからUTでナイスショットし、残り100yのフェアウェーという前回と同じ展開です。前回は52度で力んでトップし、大きく奥まで打って結果的にトリを叩いたことを思い出し、まずは乗せることと思って9Iを選択し余裕を持って打ったはずなのにトップして奥に外してしまいます。
前回はそこからショートし6オン2パットだったので、ダボは仕方ないと覚悟して、まずグリーンオンに集中しました。上手く下りを転がって寄るかに見えましたが、1.5mの下りを残してしまい、このパットはわずかに横を抜けて連続ダボになりました。同じミスをするということは、何か原因があるのですが、自分で分かっていないのが悲しいことです。


5番パー4はドライバーが当たり、残り140yの極端な打ち上げを5Iで左のカラーまで運び、ここも安全にパターで寄せてパーゲットでした。
このホールで研修会会長が左に引っ掛け、みんなで探しましたが結局ロストになり、打ち直しに戻られるというかなり時間があったので、4番のミスから気分転換を図れたようで、まず最初のターニングポイントのホールになりました。


6番パー4は450yもあるアウトで一番長いミドルホールです。ここもドライバーはフェアウェーに飛び、残り200yを手前に刻むつもりで5Iで打ったところややフックがかかり、あとわずかでナイスオンというカラーまで飛んでいます。
ここもパターで安全に寄せ、1mを入れてラッキーなパーでした。流れがまたやってきたようです。


7番パー3は230yのここも難しいホールです。オナーで5Wを選択しましたが、ピンのやや右上にナイスオンでした。
この8mのバーディーパットは最後は下りとなるフックラインを傾斜下に運び、楽々パーでした。
このホールの1オンはなかなか無いのでうれしかったです。


8番パー4はアゲインストの風の中、ドライバーが当たり残り170yのフェアウェーでした。
セカンドは下りになるため7Iで手前からと思って打ったショットがナイスオンしています。この10mのバーディーパットもカップ横まで運び、お先にのパーでした。
ここで研修会長の褒め殺しが始まります。「すごい選手が現れた!」と。
以前もこの褒め殺しにやられた経験があるのですが、またやらかしてしまいます。


9番パー5はオナーでティーショットをチョロってしまいます。幸い、OBにはならず、木の下でどうにかスイングもでき、UTで段上のフェアウェーまで運び、3打目もUTで距離を稼ぎます。
ところが残り40yをダフってしまい、5打目もピン奥に乗せて2パットのダボにしてしまいます。


せっかくリズムよく、ラウンドできていたのに、ちょっとしたことで気持ちを揺すぶられるのはまだまだ未熟な証拠です。
前半は、1ボギー3ダボの7オーバー43でした。


今日は昼食休憩なしにスルーで10番に向かいます。



今日はバンカーショットの練習

今日は明日のマッチプレー選手権の予選のため、打ちっぱなし練習場に午後から行きました。
いつもどおり、短いクラブから打ち始め、5番アイアンまで1時間ほど打ち、その後52度と58度のウェッジを持ってバンカー練習場に行きました。
バンカーやアプローチ練習ではフロントで12個入りの球が借りれるので、わざわざ自分の球を持っていく必要はありません。


バンカーでは今日はフィニッシュの形を気にして練習しました。自分の悪い癖がバンカーでも身体が突っ込むというものなのですが、それを防ぐためクラブを左側で立てる意識を持ってスイングするというものです。


プロのバンカーショットを見ると、フィニッシュでクラブを左側で立て、グリップを離すとシャフトが手の中を滑り落ち、ヘッドを両手で支えるという形を作るので、それを意識したのです。


確かにそれを意識すると、身体の突っ込み癖が軽減されるような気がしましたが、ゴルフは分かったと思ったものが次の日は分からなくなるものです。
でも、とりあえず意識することは間違いではないような気がして、実際のバンカーショットの際にもその形を作ることを意識すると決めました。


練習では、ほぼ100%脱出はできますが、距離の打ち分けはまだできていません。同じように打っても、手前だったり大きめだったりなかなか距離の調節ができないのが、アマチュアの弱みです。
プロは見事に距離の調節をバンカーショットでも行えますが、それは練習量の多さに比例する経験の豊富さ・引き出しの多さという賜物です。


プロとアマの絶対的な差は、練習量の違いなのです。才能があっても、練習することなしにゴルフが上達することはありません。
以前、絶対的な強さを誇った時期の不動プロは、朝から夕方まで練習グリーンでパターの練習をしていたそうです。
「すごいですね」という見た人の感想に不動プロは「仕事ですから」と答えたという話を聞いたことがあります。


確かに仕事だったら朝から夕方まで業務に取り組むのは当たり前ですが、楽しくもないパター練習を一日8時間続けるプロのすごさを知って、強さの根源を少しだけ分かった気がしたものでした。


今の私の練習量は、週一から週二の打ちっぱなし練習場通いで、そのたびに約40分から1時間をバンカーショットおよびアプローチの練習に当てています。
つまりバンカーショットの練習はどんなに多くても、週に1時間弱の練習量にしかならないということになるのです。
これではプロのように、バンカーからでも落ち着いて砂1を取れるようなバンカーショットを打つことは高望みなのかもしれません。


以前教わっていたプロを目指していた若者は特にバンカーショットが上手で、なんども見本を見せてくれますが、いかんせん自分の感覚を上手く伝えることができなかったようで、結果的には私にはもっと練習しろと言われたとしか思えなかったのです。
聞けば、バンカーは好きで一日入って練習していた時期もあると言っていましたが、やはり理屈より身体で覚えたタイプだったのでしょう。


バンカーでの練習量が多ければ自信にもつながりますが、私のその自信の今のレベルは変なライや目玉になってさえいなければ、バンカーから脱出してボギーは取れる程度のレベルです。
これを砂1のパーを常に狙えるレベルにあげることが課題なのですが、それにはまだまだ練習量が足りないことは自覚しています。


まずプロの真似をすることから始めたバンカー練習ですが、せめて50%の確率で砂1が可能な距離に寄せることができるようにと思っています。


好スコアを出せたラウンドでは、バンカーインがないか入っても一回程度でそれが奇跡的に砂1だったという場合が多いようです。
まだ私のレベルでは、バンカーインの際には、バンカーから脱出できないとか、トップしてトラブルになるなどを防ぐことが主眼のショットをしてしまいます。


プロのように、砂をサクッと打って球がフワリと浮き、クラブを左腰に刀を収めるようなフィニッシュを取ることができるようこれからは意識して練習していきます。


明日の予選はどうなるか分かりませんが、目の前の一打を大切にし、無駄な打数を減らすよう、自分が今できることをしっかり自覚してラウンドしたいと思います。

CS放送でファンになった小橋絵利子プロ


3月初めに応募していたゴルフの女子プロステップアップツアーである、ラシンク・ニンジニアRKBレディースのボランティア決定の通知が大会本部から今日届きました。


通知には私の業務には関係ないけど、「ボランティアへの応募者が少ないため一部の業務(速報本部)を行わない。」という文言も載っています。


ステップアップツアーは、女子ツアーのシード権やQTなどによる出場権を持ってない選手たちが、ツアーの出場権を得るべく戦ういわば身を削る戦いです。


RKBレディースはステップアップツアーの今シーズン開幕戦ですが、例えば女子ツアーの熊本で開催されるバンテリンレディースが賞金総額1億円・優勝賞金1800万円という規模に対して、賞金総額は1500万円で優勝賞金も270万円という規模になります。


試合もツアーのほとんどが金曜日から日曜日までの3日間競技に対して、RKBレディースは火曜日・水曜日の平日の2日間競技なのです。
その上、大会のホームページには「一般の方の観戦はお断りします。ご了承ください。」という断り書きがあります。
つまり観客がいないコースで、明日のトッププロを目指して真剣勝負を繰り広げる女性の戦いの場がステップアップツアーだといえます。


しかし、見方を変えればまだ出場できる選手は恵まれているのかもしれません。ステップアップツアーに参戦するためにも出場資格が必要で、その資格さえも取れない女子プロもたくさんいるはずです。


それにRKBレディースは観客はいないけど、CS放送のスカイAで朝8時から夕方16時半まで生中継されるため、テレビカメラの前でプレーするという貴重な体験もできるはずです。


実際、ゴルフをプレーして賞金をもらえるということはアマチュアにとっては夢のような話であり、優勝賞金270万円というのも2ラウンドして得れる額としては標準的な勤労者から見ると羨ましい限りともいえます。


昨年度のステップツアーの賞金ランキング1位は1千万円を超えていて、私がスカイAの中継を見てファンになった小橋絵利子プロもステップアップツアー11試合出場で3位になる830万円余りを稼いでいます。


ちなみに小橋プロは昨年のステップアップツアー2勝を誇り、レギュラーツアーにも14試合出場して計36ラウンドで726万円を獲得しています。
予選通過は4試合だけですが、賞金をラウンド数で割ると1ラウンドで20万円を獲得している計算で、プロはいいなと羨ましく思うのでした。(笑)


小橋プロはQT31位の資格で今年はレギュラーツアーに参戦していて、3月24日から宮崎で開催されるアクサレディースに出場が決まっているし、次の週が静岡でのヤマハレディースになる日程なので、残念ながらRKBレディースでは見れないのです。


そのかわり4月14日からのバンテリンレディースで小橋絵利子プロに会えることを楽しみにしています。
できれば小橋プロの組にスコアラーとして付きたいけど、どの組に付くかは当日の朝にスコアラー全員での抽選になるのです。
一昨年はイボミ・藤田光里・上田桃子という人気者の組のスコアラーになり、大勢のギャラリーをしり目にコース内を選手と一緒に歩いたという貴重な体験があります。


スコアラー同士で担当の組を交代することは可能なので、もし外れても代わってもらうよう交渉してみようかなとも思っています。
小橋プロは今年度はまだ予選通過を果たしていないようで、序盤ではありますがぜひ頑張って賞金ランク上位を目指してほしいし、もしスコアラーとして付くことができたら、表立っての応援はできなくても心の中で精いっぱい応援したいと思っています。


まずはその前に、未来のスター候補を探しに福岡県の糸島市まで出かけていくことにします。