三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はバンカーショットの練習

今日は明日のマッチプレー選手権の予選のため、打ちっぱなし練習場に午後から行きました。
いつもどおり、短いクラブから打ち始め、5番アイアンまで1時間ほど打ち、その後52度と58度のウェッジを持ってバンカー練習場に行きました。
バンカーやアプローチ練習ではフロントで12個入りの球が借りれるので、わざわざ自分の球を持っていく必要はありません。


バンカーでは今日はフィニッシュの形を気にして練習しました。自分の悪い癖がバンカーでも身体が突っ込むというものなのですが、それを防ぐためクラブを左側で立てる意識を持ってスイングするというものです。


プロのバンカーショットを見ると、フィニッシュでクラブを左側で立て、グリップを離すとシャフトが手の中を滑り落ち、ヘッドを両手で支えるという形を作るので、それを意識したのです。


確かにそれを意識すると、身体の突っ込み癖が軽減されるような気がしましたが、ゴルフは分かったと思ったものが次の日は分からなくなるものです。
でも、とりあえず意識することは間違いではないような気がして、実際のバンカーショットの際にもその形を作ることを意識すると決めました。


練習では、ほぼ100%脱出はできますが、距離の打ち分けはまだできていません。同じように打っても、手前だったり大きめだったりなかなか距離の調節ができないのが、アマチュアの弱みです。
プロは見事に距離の調節をバンカーショットでも行えますが、それは練習量の多さに比例する経験の豊富さ・引き出しの多さという賜物です。


プロとアマの絶対的な差は、練習量の違いなのです。才能があっても、練習することなしにゴルフが上達することはありません。
以前、絶対的な強さを誇った時期の不動プロは、朝から夕方まで練習グリーンでパターの練習をしていたそうです。
「すごいですね」という見た人の感想に不動プロは「仕事ですから」と答えたという話を聞いたことがあります。


確かに仕事だったら朝から夕方まで業務に取り組むのは当たり前ですが、楽しくもないパター練習を一日8時間続けるプロのすごさを知って、強さの根源を少しだけ分かった気がしたものでした。


今の私の練習量は、週一から週二の打ちっぱなし練習場通いで、そのたびに約40分から1時間をバンカーショットおよびアプローチの練習に当てています。
つまりバンカーショットの練習はどんなに多くても、週に1時間弱の練習量にしかならないということになるのです。
これではプロのように、バンカーからでも落ち着いて砂1を取れるようなバンカーショットを打つことは高望みなのかもしれません。


以前教わっていたプロを目指していた若者は特にバンカーショットが上手で、なんども見本を見せてくれますが、いかんせん自分の感覚を上手く伝えることができなかったようで、結果的には私にはもっと練習しろと言われたとしか思えなかったのです。
聞けば、バンカーは好きで一日入って練習していた時期もあると言っていましたが、やはり理屈より身体で覚えたタイプだったのでしょう。


バンカーでの練習量が多ければ自信にもつながりますが、私のその自信の今のレベルは変なライや目玉になってさえいなければ、バンカーから脱出してボギーは取れる程度のレベルです。
これを砂1のパーを常に狙えるレベルにあげることが課題なのですが、それにはまだまだ練習量が足りないことは自覚しています。


まずプロの真似をすることから始めたバンカー練習ですが、せめて50%の確率で砂1が可能な距離に寄せることができるようにと思っています。


好スコアを出せたラウンドでは、バンカーインがないか入っても一回程度でそれが奇跡的に砂1だったという場合が多いようです。
まだ私のレベルでは、バンカーインの際には、バンカーから脱出できないとか、トップしてトラブルになるなどを防ぐことが主眼のショットをしてしまいます。


プロのように、砂をサクッと打って球がフワリと浮き、クラブを左腰に刀を収めるようなフィニッシュを取ることができるようこれからは意識して練習していきます。


明日の予選はどうなるか分かりませんが、目の前の一打を大切にし、無駄な打数を減らすよう、自分が今できることをしっかり自覚してラウンドしたいと思います。