三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

CS放送でファンになった小橋絵利子プロ


3月初めに応募していたゴルフの女子プロステップアップツアーである、ラシンク・ニンジニアRKBレディースのボランティア決定の通知が大会本部から今日届きました。


通知には私の業務には関係ないけど、「ボランティアへの応募者が少ないため一部の業務(速報本部)を行わない。」という文言も載っています。


ステップアップツアーは、女子ツアーのシード権やQTなどによる出場権を持ってない選手たちが、ツアーの出場権を得るべく戦ういわば身を削る戦いです。


RKBレディースはステップアップツアーの今シーズン開幕戦ですが、例えば女子ツアーの熊本で開催されるバンテリンレディースが賞金総額1億円・優勝賞金1800万円という規模に対して、賞金総額は1500万円で優勝賞金も270万円という規模になります。


試合もツアーのほとんどが金曜日から日曜日までの3日間競技に対して、RKBレディースは火曜日・水曜日の平日の2日間競技なのです。
その上、大会のホームページには「一般の方の観戦はお断りします。ご了承ください。」という断り書きがあります。
つまり観客がいないコースで、明日のトッププロを目指して真剣勝負を繰り広げる女性の戦いの場がステップアップツアーだといえます。


しかし、見方を変えればまだ出場できる選手は恵まれているのかもしれません。ステップアップツアーに参戦するためにも出場資格が必要で、その資格さえも取れない女子プロもたくさんいるはずです。


それにRKBレディースは観客はいないけど、CS放送のスカイAで朝8時から夕方16時半まで生中継されるため、テレビカメラの前でプレーするという貴重な体験もできるはずです。


実際、ゴルフをプレーして賞金をもらえるということはアマチュアにとっては夢のような話であり、優勝賞金270万円というのも2ラウンドして得れる額としては標準的な勤労者から見ると羨ましい限りともいえます。


昨年度のステップツアーの賞金ランキング1位は1千万円を超えていて、私がスカイAの中継を見てファンになった小橋絵利子プロもステップアップツアー11試合出場で3位になる830万円余りを稼いでいます。


ちなみに小橋プロは昨年のステップアップツアー2勝を誇り、レギュラーツアーにも14試合出場して計36ラウンドで726万円を獲得しています。
予選通過は4試合だけですが、賞金をラウンド数で割ると1ラウンドで20万円を獲得している計算で、プロはいいなと羨ましく思うのでした。(笑)


小橋プロはQT31位の資格で今年はレギュラーツアーに参戦していて、3月24日から宮崎で開催されるアクサレディースに出場が決まっているし、次の週が静岡でのヤマハレディースになる日程なので、残念ながらRKBレディースでは見れないのです。


そのかわり4月14日からのバンテリンレディースで小橋絵利子プロに会えることを楽しみにしています。
できれば小橋プロの組にスコアラーとして付きたいけど、どの組に付くかは当日の朝にスコアラー全員での抽選になるのです。
一昨年はイボミ・藤田光里・上田桃子という人気者の組のスコアラーになり、大勢のギャラリーをしり目にコース内を選手と一緒に歩いたという貴重な体験があります。


スコアラー同士で担当の組を交代することは可能なので、もし外れても代わってもらうよう交渉してみようかなとも思っています。
小橋プロは今年度はまだ予選通過を果たしていないようで、序盤ではありますがぜひ頑張って賞金ランク上位を目指してほしいし、もしスコアラーとして付くことができたら、表立っての応援はできなくても心の中で精いっぱい応援したいと思っています。


まずはその前に、未来のスター候補を探しに福岡県の糸島市まで出かけていくことにします。