三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今年の最終ラウンドは完走できず

 今日も昨日に引き続き、阿蘇ハイランドの早朝に行きましたが、さすがに2週間ぶりのラウンドでの連チャンは身体が慣れておらず、息苦しさもあって無理が出来ないと思い、途中でリタイアしてしまいます。


 3~4日くらいの間だったら空けても大丈夫ですが、2週間も何もせず身体を動かせずにいると鈍ってしまうもので、昨日は痛まなかった腰や膝にも痛みが出始め、お正月に寝込んでしまうのだけは避けようと、早目に同伴者の「アプローチの達人」に申し出て見学に回りましたが、それでも途中はティーショットだけ打ったりして未練を残しました。


 ただ休憩中にも息苦しさが収まらず、冷たい空気を吸い込むと心臓の動脈にも良くなさそうで、発作は出なかったものの以前の発作が出る前に似た感覚があり、自重したのでした。


(グリーンには「霜」のようなものがあり、球が転がると雪だるまのように氷が付いて転がりが悪くなります)

(1番ティーイングエリア横のゴルフ地蔵も寒そうでした)


 前半は、昨日の反省からグリーンを狙わない戦法を徹底しましたが、そうするとグリーンへのパーオンが昨日の0%から44%と上がったのが不思議です。
 凍ったグリーンに直接落とすと跳ねて大きくオーバーしますが、手前の花道だと転がり上がりオンするもので、花道を外すとラフで手前に止まっています。


 つまりこの時期はグリーンを狙ってはいけないわけで、それを前半は徹底したことで昨日よりスコアロスを少なくできました。



 
 最後の18番だけ、今年最後のホールだと思い、少し無理してティーショットからホールアウトまでしましたが、これはあまり良くなかったのかもしれません。
 ティーショットだけならカートを傍に置いて打て、それ以降はカートを運転するだけですが、セカンド以降もプレーする場合は、少しだけとはいえ傾斜を上ったりして歩く羽目になるからです。


 今日は途中、自分の撮影は出来なかったので達人のプレーを手持ちのiPhoneで撮影してみました。
 iPhoneはビデオカメラより上の画質でYouTubeにアップできるようで、今後は新しい三脚に固定してiPhoneを使って撮影してみようかなと思っています。



(1番パー4の達人のセカンドは、直接グリーンに落ちたので、奥まで転げ出てしまいます)

(それでも、奥から凍ったグリーンに絶妙のアプローチで寄せて1パットでした)



(達人の2番パー4のフロントティーからのティーショット。2番はグリーン手前が凹んでいるので、さすがに転がせず、セカンドは左手前のバンカーインでパーゲットならずでした)



(3番パー4の三打目のアプローチ。ここも絶妙な距離感でピンへ寄せています)



(14番パー5のバンカー超えのアプローチはさすがに止まりません)

 14番では4打目をパターで打っていましたが、止まらずパーパットも外れています。こんな具合に後半は、前半は遅かったグリーンが転がる場面も多く、時間の経過とともにグリーンの表面が変化しているようでした。


 考えてみれば、こんな状況でラウンドするのもモノ好きだというもので、昼過ぎからのスタートになる「薄暮」だったら料金も同じだし、グリーンコンディションももっとマシで、ゴルフがきちんとできるものです。


 18番を終わって帰る途中の1番で、5台ほど止まっていたカートの列の中に1人予約組がいて、その中に顔見知りがいたので止まってしばらく話をしましたが、私も達人も混雑するラウンドをするくらいならサッサと終われる早朝を回った方がよいと思うもので、どうせこの時期では1人予約組も凍ったグリーンでプレーする羽目になるはずです。
 昼過ぎからの「薄暮プレー」だったら日没までに終われない可能性もあり、遅々として進まないラウンドはストレスが溜まってしまいそうです。


 誰でもが無駄な動きを排除して進行に気を付けてくれると、ハーフ2時間半などかかるはずもないのですが、たった1人の要領が悪いゴルファーがいれば一気に3時間ペースになるのも薄暮プレーの特徴で、スロープレーの本人は日没前にホールアウトできても、後続組は迷惑をかけられることになり、そんなラウンドなどしたくないと思ってしまいます。


 寒くてもグリーンが凍っていても、スイスイ進行できる方が我々には性にあっているようです。

ゴルフにならないけど楽しいラウンド

 今日は2週間ぶりになる、阿蘇ハイランドの早朝ラウンドに行きました。熊本の自宅を出る際は2℃でしたが、復興道路の阿蘇外輪トンネル手前で0℃となり、阿蘇カルデラ内に入ると一気に-4℃と下がります。
 まだ暗い6時45分にゴルフ場に到着しましたが、さすがにこんなに早く来る人はいないだろうと思っていたのに、すでに2台の車が停まっていて、それぞれ車内で明るくなるのを待っているようでした。

(ゴルフ場に到着した時は、まだ暗かったものの東の空が明るくなりかけていました)

(実際はこの写真を先に撮りましたが、杵島岳の画像が明るく写っていたので、上の画像と順番を変えました)


 先に止まっていた車2台はトップの7時半スタートのようでしたが、いつものように早目に来た「アプローチの達人」がカートを前に出し、7時20分に1番ティーに立ちました。
 しばらくストレッチなどをしていると、トップのカートがやって来て、これも2サムのようでしたが、あまり待たせるわけには行かず、早々にティーショットしましたが、2週間ぶりにクラブを手にしたためか、見事に大きく引っかけてしまいます。


 この後続組は我々が9番を終わってインへ折り返す途中の7番ティー近くで、どの辺りにいるか確認しようとしました。
 この7番ティー付近からは、6番ティーから8番グリーンまで見通せることが出来ますが、後続組の姿は全く見えず、9番には来ていないことをホールアウト後に確認しているので、早くても5番パー5のコース上のはずで、後ろに付かなくて良かったと思ったものです。

(1番ティーの後ろには、除雪した雪がまだ残っていました)

(1番のティー付近から1番のコースを眺めるとコースが真っ白に凍っています。晴天なので放射冷却が発生したようです)
 
 1番でよほど先にスタートさせようかと思いましたが、1人が練習グリーンに行ったためさっさとスタートしたものですが、1番をホールアウトした際にはセカンド地点にやって来たので、2サムなのでペースが速いかもと後続組のペースを気にはしていました。


 もっとも、零下の気温でグリーンは真っ白に凍っていて、達人でさえもアプローチを寄せることができず苦戦していたので、きっと後続組も同じだったはずです。

(今日の13時現在の阿蘇ハイランドの天気予報ですが、12時までは実況です。7時20分から9時半までのラウンド時間帯はマイナスの気温帯でした)


 凍結したグリーンでのゴルフは今シーズンでは初めての経験で、グリーンの状態を分かっていても頭を切り替えることが出来ず、適応したマネジメントができませんでした。
 グリーンはカチカチなので、直接ショットがグリーン上に乗ると大きく奥に跳ねられてしまい、そのくせパットはボールが雪だるまのようになるため、遅めになってしまいます。


 セカンドはショート目に打ってアプローチをしますが、このアプローチが球が上がると奥に跳ねられ、転がすと止まってしまうというもので、同じグリーンなのに転がしと上げるのとで普段とは逆の結果になってしまいます。


 こうした状況ではスコアメークは無理だと思いましたが、四苦八苦する状況が逆になんだかおもしろくなっていたほどです。
 パットでは、心の中では「打たなきゃ」と思っているのにカップに届かない、アプローチでは跳ねるから手前にと思うと止まってしまうというもので、天邪鬼な状況にいつも寄せ1を連発する達人でさえ、直接グリーンに打った際は大きく奥まで跳ねてしまっていました。


 この辺りは「慣れ」が必要なもので、グリーンを狙う際のイメージをどう作るかが今日はまだよく分かっていないものでした。
 ほとんどのホールが寄せれないボギーもしくはダボになり、ときどきあったパーが妙にうれしく感じたものです。
 ちょうどゴルフを初めて90が切れるかどうかというレベルであり、このレベルが一番ゴルフが楽しかった時期だったと思い出しました。


(前半のパーオン率0%が示すように、この状況ではゴルフにならずスコアメークは最初から諦めていましたが、後半になると少しだけ慣れてきました) 

(2番のフェアウェーも凍り付いていて、アイアンが跳ねられ上手く当たりません)


 グリーン上では球をリプレイスの際にパターを杖代わりにしますが、パターヘッドが凍ったグリーンで滑ってしまい、何度かよろけてしまったほどです。

(9時半前の17番パー3のグリーンもまだ白々と凍っていました)


 終わって、スタート室前に置いてある濡れた雑巾でクラブを拭こうとしましたが、重ねてある雑巾がそのまま一緒に持ち上がり、凍り付いてしまっていました。
 聞くと7時過ぎに準備したようですが、屋根がある場所でも零下の温度では濡らした雑巾が凍り付いてしまうようです。


 明日も同様に早朝スタートのラウンドを予定していますが、今年の打ち納めになるため、今年最後のゴルフを楽しみたいと思います。

しゃがんでティーアップは絶対ヘタな人?

 今日の熊本は快晴で、窓越しに日差しが当たれば暖かく、日中は庭に出ても問題なく犬と遊べそうです。
 この数日は、何でも屋さんに依頼して庭木の剪定をしてもらっていますが、毎回犬が吠えるので、早く慣れてと思うものの、犬は吠えるのが仕事なので仕方ないのでしょう。


 さて、ゴルフのネット記事に「しゃがんでティーアップは絶対ヘタな人! スマートな所作が上達にもつながる」という記事がありました。


 中身を読んでみると「『しゃがみティーアップ』卒業が上達の第一歩」とあり、しゃがみ込みティーアップは見た目の格好悪さと時間がややかかることから、上達のためには避けるべき「所作」だとあります。


 概ね、私も記事の内容に同意していたもので、以前は記事にあるようにしゃがんでティーアップする人に上級者はいないと思っていて、ラウンドレッスンで初心者の「ナガ」君と一緒になった際に、所作として座り込みティーアップは止めるように注意したものです。


(2年前のラウンドレッスン時の「ナガ」君のティーアップ風景。画面上のテロップにも「格好悪い」と書いています)


 しかし、昨年から坐骨神経痛が出始め、ラウンド中に前屈みになると酷くなることが経験上分かって来て、私は敢えてしゃがんでティーアップするように変えました。


 最初は、格好悪く私自身が「うんこ座り」と名付けたティーアップ方法ですが、この態勢だと神経痛が出にくくなるようで、ずっとこのやり方を最近はやっています。


(やまなみGCの阿蘇コース1番でのティーアップ風景)

(城南CCのファミリーコース1番のティーアップ風景)

(阿蘇ハイランド1番のティーアップ光景)


 CS放送で以前放送された「まつざきしげる&江連忠 DANDY GOLF!」の中でも、表題の「しゃがんでティーアップは格好悪いから止めよう!」という趣旨のテーマが取り上げられていましたが、そのときは私も視ていて同感したものです。


 私自身がこうしたテーマと逆行するようになったのは体調が理由ですが、立ってティーアップできなくなると、実はやりたくてもやれない人もいるかもしれないと思い始めました。
 この辺りは、自分がその立場にならないと気付けない部分で、一概に見た目での「格好良い」「格好悪い」だけで片付けられないもので、表面上だけの所作だけでなく全般的な所作で判断すべきだと今は思っています。


 私はそんなに上手いゴルファーではないため、同伴者などから「上手くない人」だと見られても全く気にはしませんが、自分がやり始めた座り込みティーアップを客観的に見て、そこまで格好悪いかなと以前の私に問うてみたいとも思っています。


 基本的にグリーン上での球のリプレースの際の所作のイメージにしていますが、この形が格好悪いのであればグリーン上ではどうなの?と敢えて言いたいのです。


 どちらにせよ、格好良い悪いはこうした所作も関係するのでしょうが、もっと大事なことはスムースな動きの方で、いくら格好をつけてもモタついていれば傍目から見て格好悪いと思ってしまうのですが、どうでしょうか?