三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

100切りなんて簡単だ

 今日の熊本は薄暗い空模様の小雨が降る天気で気温も上がらず、寒い一日になっています。
 さて、表題に過激なことを書きましたが、100切りは達成したものにとっては簡単なことでも、達成できないものには越えられない高い壁に感じるのがスコア100という区切りの数字です。

       

 私は、普通にラウンドできれば誰でも100切りの達成は可能だと考えていますが、それには少しだけ練習の方向性を変えてみることが重要だと思っています。


 ゴルフはミスを前提としたゲームです。ゴルフの最少スコアのギネス記録は、10年前の2012年5月に豪州出身プロの16アンダー(パー71)になる「55」という驚くべきスコアですが、こうした神がかり的なスコアであっても4ホールはパーで終っていて、完璧なラウンドとは言えないものです。

 達成した豪州プロはランクが200位という下位の選手ですが、ラウンド後のコメントに「パットが入りまくった」とあり、記録達成のポイントは「パットが入るかどうか」だと分かります。


 ギネス記録では6500y以上のコースでの達成スコアという規定がありますが、一般アマチュアがプレーするコースは6000y前後であり、比較すると難易度はかなり低くなるはずです。


 つまり、パットさえ入ればアベレージゴルファーでもパープレー程度の可能性はあるもので、グリーン上を全て1パットの18打で終えれると、仮に全てボギーオンできればショット数は54打なので、立派な「72」というパープレーになる計算です。


 私が何を言いたいのかというと、スコアメークに必要なクラブは距離を打つドライバーではないということで、ゴルフのスコアメークで一番大事なクラブはパターであるという真実です。


 これはいつも書くように、パー72のスコア構成が他の13本のクラブで作るショットの36打とグリーン上の1本のパターによるパットの36打で出来ていることからも分かります。


 ショット36打を下回ることはトッププロでもほぼ不可能ですが、パット36打を下回ることは私のようなヘボゴルファーでも十分可能だという事実があります。
 パターはグリーン上だけでなく、エッジやカラーからも使えるクラブであり、私はアベレージゴルファーこそスコアメークの上ではパット練習が一番重要だと思っています。


 その理由は、わざわざ書くまでもなくスコアに直結するためで、パットを外したら即1打のロスになり、ショットミスはリカバリーできてもパットミスは絶対にリカバリーできないという事実があるためです。


 ゴルフ初心者のほとんどがショット練習から入り、パット練習は疎かにしてしまう傾向にありますが、それは「パットは簡単に打てる」という無意識の錯覚があるためで、初心者に最初に教える側もその傾向が高いといえます。
 「パットはあとからどうにかなる」という意識が教える側にはあり、まず目の前の酷いスイングをどうにかしてやりたいという思いが強いからです。


 しかし、この意識は自らもそうして教えられた負の連鎖であり、その結果、初心者がアベレージゴルファーになってもパットを簡単だと勘違いして練習を軽視する意識が残り、間違った自己流パットの打ち方のままで進化が止まってしまいます。


 そうしたアベレージゴルファーは、進化が止まっている理由をショットに求めがちで、ドライバーを買い替えたりアイアンを替えてみたりと消費行動を起こしやすく、それがクラブメーカーの思惑に合致するため、敢えて誰も教えてくれないことになってしまいます。


 なぜパターには様々な形状があり、ルール上も他のクラブでは許されない例えばグリップ形状の特例などがあるのでしょうか?
 そうしたことは、簡単に打てると思っているパットが、実際はそれだけ正しいストロークをすることが難しい1打になるということを証明しています。


 パットはパターで正しいストロークが出来ることが前提の上で、グリーンの形状や速度など様々な情報を加味してラインを読み、カップインを目指すゴルフの醍醐味の一要素です。


 つまり、100切りできないゴルファーは、ゴルフを半分だけしか楽しんでいないもので、それはパター練習をしていないからグリーン上での楽しさに気づけないことになります。


 話が少し飛びますが、私は3年前まで北海道へゴルフ旅に行っていて、各地に滞在したことがありますが、北海道民はゴルフ以上に「パークゴルフ」に熱中していて、ゴルフ場をミニ化したような綺麗なコースが至る所にありました。
 砂川市滞在時には、体験事業でパークゴルフを選択し、パークゴルフの上級者と一緒にラウンドしていろいろ教わったことがあります。


 ゴルフと同じように1番ホールから順にパー3のコースをプレーしていきましたが、上級者からは「パー3は2打でホールアウトを基準にコースマネジメントする」と言われました。
 私はパー3だから3打でホールアウトすればよいと思ってプレーしていましたが、パークゴルファーの競技レベルでは、パーは最低限のスコアでそれ以下でプレーできないと上位に行けないと言われたものです。


 なぜパークゴルフでは、ゴルフと違ってバーディーを比較的簡単に取れるのかというと、転がすことがメインだからで、使用するクラブも転がすための形状になっています。
 もちろん上級者はロフトのないフェースを開いたりして上げる球も打ちますが、基本は転がしなのでスコアが纏まり易いのです。


 これはゴルフでも同じで、パターを使ってOBを打つことなどほぼなく、転がす距離感さえ少し練習すれば、誰でもそこそこは打てるものです。
 パークゴルフ体験では、私がゴルフ経験者で転がす感覚が全くの初心者に比べてあったため、教えてくれた方が競技レベルでの話までしてくれたのでしょうが、簡単そうに思えたパークゴルフの奥深さが垣間見えました。


 つまりゴルフのパットも同様で、一見すると簡単そうでも、実際は奥深いのがパットであり、そのパットを打つためのパターのストロークを初心者のときにしっかり教わっていないと、ある程度のレベルからは苦労する羽目になってしまいます。
 もっとも、ほとんどが苦労するレベルまでいかないから気付かないのでしょうが、もしかしたら最初に気付いていれば、誰でもスムースに100の壁・90の壁・80の壁を乗り越えれるものかもしれません。


 表題の「100切りなんて簡単だ」は、初心者ではないのに100切り出来ない場合は、ショット練習時間の半分をパター練習に振り替え、スタート前の練習グリーンでパターでエッジから転がす練習をして感覚を掴み、実際のラウンドでもグリーン外でパターを多用する意識を持てば、今のショットレベルでも簡単に達成できるものです。
 ラウンド後はショット数とパット数を毎回しっかり調べ、ショット数60・パット数39を目標にすれば、そんなに100切りが難しいことではないと分かります。


 ショット数60とは6000yのコースだとしたら1打当たりの換算では100yになるもので、100yを転がしていけばだれでも打てる距離だと分かります。
 普段の250yを打つドライバーショットの練習など100切りのためには無用の練習で、最大でたった14回しか使わないクラブの練習に時間と費用をかけるより、練習場に練習グリーンがあるのであれば、そこでパット練習をした方が費用も掛からず効果は上がるものです。


 こうして書けば身も蓋もない内容ですが、要は目標を立て、それを達成させるための道筋をしっかり自分で立て、その通りに実践するだけです。
 仕事などではPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の「PDCA」サイクルを繰り返し行うことで業務改善を図る方法がありますが、ゴルフは「PADC」順に重要であり、Pは「パター練習」でAは「アプローチ練習」、Dは「ドライバー&アイアンの練習」で、Cは「コースでの実践」という語呂合わせですが、要はドライバーの練習よりパター練習が先だということです。
 

カメラ関連機器を注文する

 今朝はホテル五番街で朝食を摂り、9時過ぎには自宅に帰って来ました。2泊しましたが、まだ熊本市の「プレミアム付きホテル利用券」が2千円分は残っていて、もう一度泊まりに行こうと思いましたが、残念ながら年内の空がある日は私の予定に合わず、断念したところです。

(昨晩の夕食は刺身付きのハンバーグなどお弁当のような内容です。このまま部屋へ持って行き食べることもできますが、私は食堂で食べました)

(こちらは朝食で、今朝は和食にしました。前日は洋食だったのでご飯の代わりにトーストが付き、スープもポタージュでした)


 さて、一昨日の日記にカメラを衝動買いしたと書きましたが、このカメラを動画撮影用に使うためには買ったものだけでは不足しているようで、20日にカメラ本体は配達される予定ですが、それまでに関連品を手に入れるために、昨日のうちにいろいろ同じアマゾンで必要な関連品を発注したところです。


 購入したのは、記録用のSDカードにカメラ本体保護用ケースとキャリングケース・モバイルバッテリーそして三脚です。


 まずSDカードですが、現有のSony製ビデオカメラには記憶媒体が元々内蔵されていて、その容量以上に撮影したい場合は別売りのSDカードを挿入するようになっていますが、同じSony製でも今回のカメラには記憶媒体が付属していないようでした。


 実は、昨日の昼間にケーズデンキに行ってVLOGCAM ZV-E10の実機を触ってみましたが、動画撮影をしようとすると「SDカードが挿入されていません」というエラーが出ていました。
 そのため急いで発注したものですが、どれが良いか分からず、とりあえず容量がそこそこあるお手軽価格なものを選んでいます。


 本体ケースは、シリコン製でゴルフ場で使用するため落下などの危険があり、本体保護のために社外品ですが専用ケースを選びました。
 同様に、カメラ収納用のケースもあった方が良いと考え、これも社外品の専用のものを選びました。


 モバイルバッテリーは、カメラの動画撮影時は80分というバッテリーの持ち時間のようだったので、ラウンドの撮影自体は大丈夫そうでも、いろいろ景色や移動の様子などを撮影するのであれば、バッテリーに不安があるため、購入したものです。
 実は、このバッテリーで上手く充電できるかまでは調べていませんが、それはカメラの充電用の端子がUSBということしか分からないからですが、コネクタがいろいろ付いているので、たぶん大丈夫だろうと思っています。


 三脚は、ケーズデンキに行く前にハードオフで中古品を探してみて、良さげなHAKUBA製の三脚を見つけましたが、そこまで金額の差がなく、これも知らないメーカー製ですがネットのものを購入しています。
 この三脚にした最大の理由が、スマホ用のスタンドが付属しているためで、購入したカメラ専用だけでなくiPhoneもセットして撮影に使えるため選びました。


 すべてが揃うのは来週の火曜日になりますが、それらを持って南阿蘇CCでの「1人でプレープラン」を利用して初撮りをしようと思っています。

ラウンド分析をしてみたが

 今日の熊本は天気は晴れですが気温が下がり、今シーズン一番の冷え込みになっていて、昼前の気温は5℃ほどですが、何となく明るい空を見ていると寒くても心は明るくなりそうです。

(右の背が高いビルが東横イン熊本駅前で、そこには何度か宿泊しています)


 昨日から熊本駅近くのビジホに来ていますが、いつもの東横インではなく別のビジホになります。
 このホテルに来た理由は、先日菊南温泉に宿泊の際に熊本市のプレミアム付きホテル利用券を購入しましたが、菊南ホテルでの使用には1冊では不足したため2冊買っていて、その余りがあり、使用できる近場のビジホはこのホテル五番館しかなかったためです。


 五番館ホテルは菊南温泉のような豪華な食事はなく、ビジネス客向けの簡単な食事ですが、「再発見の旅」利用で1泊2食付き4,200円という安価な料金の上、部屋は2年前に建て直されているため小奇麗で使いやすく、昨年も宿泊しましたが、今回久しぶりに泊まることにしたものです。


 昨晩の夕食も、お弁当のような豚肉の炒め物でしたが、好き嫌いの多い私でも美味しく頂け満足できるものでした。(夕食の写真は取り損ねました)

(今朝の朝食です。ビジホらしい簡単なものでした)

(部屋内は1人では十分な広さで、パソコン作業用のデスクチェアも使いやすいものです)


 私は普段は部屋に閉じ籠るのが好きで、こうしたビジホは使いやすく便利だし、特に寒い時期は部屋も暖かく、今回はいろいろパソコン作業をしようと思って2泊3日で来ていますが、予定した作業は全く捗ってはおらず、居心地が良いため何もせずにこのまま終わりそうです。


 さて、私はラウンドスコアは「GOLF NETWORK」アプリを使って入力していますが、この中には「スコア分析」があり、年別のデータ分析ができるため、今年も押し詰まったのでいろいろ調べてみました。


 最初は、自分で表計算ソフトへスコア入力しているデータを分析しようと思って、表計算ソフトを扱っていましたが、最初の思惑が徐々に変わってしまい、だんだんと面倒になってしまって頓挫しています。
 それは、寄せ1のデータを調べようと思ったのが発端で、どのくらいの数値かなと思い、表計算ソフトで集計していましたが、最初は単に1ラウンド中にある1パットの率を出してみたものの、バーディーやダボ・トリの1パットもあるわけだし、これは違うような気がして出てきた数値は使えないと思ったのです。


 結局、パーオンを逃したもののうちボギーオンした際の寄せ1率を調べようとしましたが、最初に戻って設定を変えても、1ラウンド毎に数値を拾い出す手間があり、それを面倒だと思って断念してしまいます。
 そんななか、ゴルフネットワークのアプリにデータ分析があることを思い出し、自分の望むものがあるかどうかは分かりませんが、いろいろ見てみました。


 まず平均スコアです。私の表計算で纏めているスコアとは、小数点以下が微妙に違っていますが、私は途中でリタイアしたスコアでもハーフ分を集計に入れているためこうした結果になっているのだと思われます。


 私が知りたい部分が、右上のスコア分析の中にある「ボギー」の中身です。同じボギーでも3パットしたり、逆にダボを叩くのを避けられた寄せ1ボギーもありますが、本来だと寄せ1パーが取れたものもあるはずで、その34.21%のうち寄せ1パーを逃した割合が知りたかったのですが、それはさすがに分析できていないようです。


 次はショット分析です。

       

 私の予想とは違ってフェアウェーキープ率が6割近いのは驚きですが、チョロや曲がったものがキックでフェアウェーというケースも多かったため、一概にショットの精度が高くなったとは思っていません。


 やはり私が知りたかったデータ(ボギーオン時のパーセーブ率)はなかったため、表計算ソフトで地道に数値を拾って集計する必要があるようですが、気が向けばやろうかなという程度のやる気の無さになってしまっています。