三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

北海道初日の朝は痛みで目覚める

 昨夜は苫小牧東港に20時半頃到着し、4年ぶりに北海道へやって来ました。

 今回乗船した新日本海フェリーの「すずらん」は舞鶴発のフェリーと同じような大きさですが、部屋のキーは乗船手続き時に渡された二次元コードになっていて、鍵自体が無いことに少し驚きました。

 そのため船でのチェックイン手続きもなく、直接部屋に行けましたが、インサイドなので窓からは船内の通路しか見えず、やはりせっかくの船旅なのだから、舞鶴発のステートBの部屋の方が船に乗っている感はずっと上でした。


 昨日朝の10時頃に苫小牧発の僚船とすれ違いましたが、その際は船内のお風呂に行き湯船に浸かりながら敦賀に向かっている船を見ていて、この辺りが中間点なのだと分かります。


 結局、部屋から外に出たのはこの一回だけで、あとは部屋に籠ってしまいます。

 トイレがあるため特に室外に出る必要はなく、衛星放送が映るテレビで朝はエンゼルス戦を見ていました。


 20時間はあっという間に終わった感があり、もう一晩あるような錯覚も覚えましたが、19時半になると1時間後の下船に向けて準備するようアナウンスが流れ、バタバタと夕食のカップ麺とおにぎりを食べ、その後荷物を纏めたりして案内の放送を待ちました。


(下船を待つ車ですが、かなり少なめで三分の一程度の埋まり具合でした)


 20時半になると車両甲板への案内が始まり、5階の部屋を出て下へ向かいましたが、下船時も何もチェックなどなく、これじゃ車の中に隠れていれば無断乗船も可能ではと少し心配してしまいます。


 港へ降りてから、道路脇に車を停めてナビの設定をしましたが、周囲は同じような車がいて誰も考えることは同じだということです。


 私はナビに三笠の道の駅を設定して、今晩はそこで車中泊する予定でした。

 ただ岩見沢まで来ると、これまで同様に新篠津村の道の駅が良いかもと考えなおし、ナビの指示から離脱してしまいます。


 この辺りは過去3年で何度も行き来した場所なのでナビは必要なく、22時過ぎには道の駅に到着してそのまま車中泊になりました。


 着いた時は寒さは感じず、寝袋はセットせずにマットの上に横たわり、上から毛布を一枚だけ被りましたが、流石に夜中は気温が下がり手元に準備していたもう一枚もかけましたが、それで朝までグッスリ眠れました。


(曇り空で10度とやや低めでした)


 ただ室内の整理せず、無理やり空けたスペースに寝たためか、やや寝返りなどが不便でそのためか朝は腰痛で目覚めてしまいます。


 とりあえずトイレには行かないとと思いますが、トイレまで50mほどあり痛みを我慢しながらやっと歩いて行きましたが、痛さで全部出せたか分からず、結果的にはすぐにまた尿意を感じてしまいます。


 車に戻り、簡単にクラッカーとトマトジュースの軽食を摂り、定例の薬に合わせて痛み止めも飲みましたが、痛みが治るまで楽な姿勢が運転席では取れずにいろいろ体勢を変えて苦悶していました。

 もし誰かが見たら、苦しむ人がいると思われそうですが、幸い駐車場の端に停めていたため周囲の車からは離れていて、それがトイレから遠かった理由でもあります。


 しばらくすると先ほどのトイレで出しきれなかったのか尿意を感じ、また歩いて50mを往復する自信はなく、道の駅とは反対側にあるゴルフ場の駐車場に移動することにしました。


 一つは運転できるかを確認するためでもありましたが、どうにか運転できて今度はトイレの前に止めることにしました。


 前3回は、この場所で車中泊したところなので勝手知ったのがよく、初めての三笠の道の駅だったらどうなったのだろうと新篠津に変更してよかったというものです。


 現在は痛みも引き、普通に歩けるようになりましたが、痛み止めは今回から整形外科でもらったものですが、何か効き目が早いように感じるのは錯覚なのでしょうか?


 痛みがなくなればラウンドでもできそうですが、さすがに今日は自重して午後からのシェアハウスチェックインに向けて、上砂川は移動します。

敦賀で名物?のソースカツ丼を食べる

 現在は22日の16時前で、既にフェリーは津軽海峡に近づきつつあり、テレビの地上波が入るようになりました。
 午後になって腰痛が出始め、昼前に1錠痛み止めを飲みましたが、もうしばらく間を空けようと今は痛みを我慢しているため、船内散策などやりたかったことが何もできない状態です。


 さて、昨日は敦賀に17時過ぎに着きましたが、遅くなった理由は途中で三方五湖の見学に立ち寄ったりしたためです。
 以前から福井県には海岸線に湖が連なっていることは知っていましたが、もし敦賀港を利用するなら行ってみたいと思っていた場所で、今回は時間がなかったため高速のPAに三方五湖という名称のものがあったため立ち寄ったのです。


 本来はそれぞれの湖を回る道路があり、そこに行ってみたかったのですが、今回の当初の計画が北陸道利用だったのでこのPAは通る予定はなく、自宅出発が7時と遅かったため時間もあまりなかったのでした。

(PAから見えたのは三方湖ですが、遠目からなのであまり良く見えませんでした)


 三方五湖の特徴は、海岸に一番近い日向湖(ひるがこ)が海水で、久々子湖(くぐしこ)・水月湖(すいげつこ)が汽水、三方湖のみ淡水というものです。
 また水月湖は二重底になっていて、三万年前の鹿児島の姶良噴火の火山灰が30㎝も底に溜まっていると説明書きにあり、直線で600km以上も離れているのに当時の噴火の巨大さに驚かされます。


 短い時間の滞在になってしまいましたが、とりあえず帳面消しにはなったというもので、機会があれば次は車でそれぞれの湖を回りたいと思っています。


 敦賀東港には17時頃到着し、まずフェリーの乗船手続きをすることにしました。今回は舞鶴発の便が欠航になったため電話で変更していて、予約番号を聞いていただけなので乗れるか少し心配でしたが、メモった予約番号を伝えると間違いなく予約されていて、舞鶴便ではステートBを予約していましたが、敦賀便にはステートAの設定しかなく、差額が900円必要になっていました。


 ステートBもステートAもツインの部屋ですが、AにはBにはないトイレと冷蔵庫が付いていて、代わりにBは窓から海が見えますがAはインサイドなので海は見えない部屋になります。


 私的にはトイレが部屋にあるのは助かるもので、Bだとわざわざ前後のトイレまで行く必要があり、部屋の位置によってはそれなりに歩く必要があるため、起床時に腰痛があると大丈夫かなと心配していました。


 出航は23時40分と遅いのですが、夕食はその前に早めに食べようと思い、何か良い店はないかネットで探していたら福井名物のソースカツ丼を知りました。


 当初は別の店ですが、同様に美味しいと高評価だったショッピングモール内にあるカツ丼店に行こうと思い、ナビで設定して向かいました。
 この店にした理由は、駐車場が無料だったことと、駐車可能台数もかなり多かったためです。
 しかし、6階のフードコートに行くとどの店も誰もおらず、テーブルの上には照明が点いていましたが、店は誰もいなかったので営業が終わってしまったのだと分かります。


 それでも元々の店に行こうと、iPhoneに目標を設定して歩いて行くことにしました。

(道路わきに黄色で目立つ幟が立っていました)

(駐車場もあり、直接車で来ても良かったなと反省しました)

(北国らしい二重の入り口になっていました)

 注文したのはソースカツ丼のみで、この店には丼物とお子様ランチしかないとメニューに書いてあり、海老丼やメンチカツ丼なども全てソース丼でした。


 しばらく待つとカツ丼の蓋が締まらないように盛り上がった丼が運ばれてきて、ソースカツ丼とのご対面になりましたが、どんぶり飯の上に大きめのカツが3枚乗っているだけのシンプルなものでした。


 私が食べにくそうにしていたためか、係のおばちゃんが「2枚は丼の蓋に置いて、1枚ずつ食べる方が食べやすいよ」と教えてくれ、なるほどそのための蓋だったのかとちょっと納得しました。
 このソースカツ丼は単品で990円ですが、これに野菜サラダとみそ汁と付けたければプラス220円になり、私は千切りキャベツなどは積極的に食べないため単品にしています。


 正直な感想は、量が多すぎ、途中で味に飽きてしまうというもので、最初から最後まで同じ味のカツ丼を食べ続けるのは辛いというほどでした。
 注文して半分も食べないのは失礼かと思って、無理にほぼ完食しましたが、私はいつも食べる「ほっともっと」の「卵とじカツ丼」の方が口に合っているようです。


 隣で後から来て来店していた女性の2人連れには、おばちゃんが「量が多いからミニが2枚なので」と説明していて、私もミニの方が良かったと悔やみました。
 これが天丼のツユだったら私もご飯が普通に食べれますが、さすがにソースをかけたご飯だけを食べる習慣はなく、カツを食べないとご飯の量が減らないのです。


 ご当地グルメでも、味は予想内でできれば何か味変できるものが何か欲しいものです。そうはいっても、追加は全て茶色の揚げ物だけなので、出来ればポテトサラダや明太子があればなと思ってしまいます。


 こんな感じで満腹になり、フェリー乗り場へまた戻り23時の乗船まで待つことになりました。

無事に敦賀に到着する

 今日は朝7時に自宅を出発し、高速を使って一路福井県の敦賀港を目指して走りました。

 当初は九州道から中国道に入り、途中から山陽道に入る予定でしたが、広島サミット開催中なので交通規制があり、高速も使えないような立看板がありました。

 

 そのため、山陽道には曲がらずそのまま中国道を使いましたが、この道路は山中に作られているため全線が80キロ規制で、一部区間は60キロ規制もあるほどのアップダウンが厳しい道路でした。

(耳慣れない地名ばかりで県名やどの辺りなのかも分かりません)


 中国道の最高地点は標高720m越えなので、金峰山より高いことになり、平面的には近そうでも上り下りで実質的には海岸沿いの平地を走る山陽道の方が近いかもしれません。


 その上、SAとは名ばかりの小さな施設しかなく、重要なガソリンスタンドもほとんどないことが多く、山陽道は事前に調べて給油で寄るSAを決めていましたが、中国道は全く分からず燃料が減りかけた岡山からはかなりビクビクしながらの走行になりました。


 また新名神や名神、北陸道を使う予定でしたが、中国道は舞鶴道に接続しているため、こちらも距離的には近いものと山越えとなるため迷いましたが、舞鶴便のフェリーは欠航なので混まないだろうと予測して使ってしまいました。


 予想通り舞鶴までは順調に走れましたが、舞鶴〜敦賀間は対面通行で70キロ規制というもので、残り70キロがかなり遠く感じました。


 パソコンが電源がないため使えず、iPhoneからアップしていますが、こちらも電源が残り少なくなっているので、残りはフェリーの個室に入ってから書く予定です。

 ただ出港すると電波が届かなくなるし、明日の日記は苫小牧に着いてからになりそうです。


 とりあえず無事に敦賀港までやって来れたので、あとはフェリーに乗り寝ていると北海道到着になります。

 4年ぶりの北海道は変わっているのでしょうか?