三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

兄弟ラウンド①

 今日の夕方、窓からは快晴の空が見え太陽の光も降り注いでいたのに、急に大粒の雨が降り出し、慌てて洗濯物を取り入れたことがありました。

(雨粒が映っていませんが、かなり降っていて、まさしく「狐の嫁入り」かもしれません)


 一昨日は、兄を連れて阿蘇ハイランドに行ってきましたが、いつものビデオカメラを持参しラウンドの前半に関してはある程度は撮影できていて、その編集を昨日から始めています。
 今日は1番と2番の様子を編集し、YouTubeにアップしたので動画の中でも説明していますが、改めてこのブログでも私が言いたいことを少し詳しく書いてみます。


 まず前提として、私は兄のスコアが良くなってほしいと思い、私がこれまで得た知識を実地で伝授したいと思っていて、他人にだったら有料でも教えたくないと思っていることを兄弟の好でボランティアとして伝えたいのです。


 そのため、小うるさくラウンド中は気づいたことを兄に伝えますが、それは今の段階は練ラン的なものだと私が思っているからです。


 今回のラウンドも兄からの依頼があったから私がネットで予約し、これまで同様に私は車を出して兄を同乗させゴルフ場まで来ることになりました。
 基本的に兄とのラウンドでは、自分のゴルフを犠牲にして、少しでも兄のスコアが良くなってほしいと思いながらラウンドするもので、それはラウンド中に小言を言うと自分の心の中に波を立てることになり、それはゴルフでは避けなければならないことだからです。


 プロがラウンドレッスンで、いろいろ話しながらも自分のスコアを大きく崩さないのはさすがだと思っていて、私のようなへぼゴルファーはラウンド中は出来るだけ心穏やかにしていないと、モロにスコアに影響してしまいます。


 それが私の実力レベルであり、一生懸命に取り組んでやっとスコアを纏めるもので、少し気が抜けたりすればどこまでもスコアを崩す羽目になってしまいます。
 兄とはいつかゴルフが上手くなった暁は、兄弟として対決したいと思っていますが、正直兄の今のレベルではそれは叶わず、今は一方的に注意しまくるのが現実です。


 もし、兄に上手くなってもらいたいという目的が無ければ兄のラウンドに付きあう意味もなく、普段のように「アプローチの達人」と2時間で終えるラウンドをした方がずっと楽しく、一昨日のように5時間もかかるようなラウンドを好き好んでやりたいわけではないのです。


 一昨日の日記にわざわざ時間を使って兄のパットの様子を作ったのは、兄がパットを外し続けたためその原因を考え、一般的に他のゴルファーが犯す多くの失敗理由がヘッドアップに起因しているためその可能性を示唆しましたが、本人が頑として認めなかったのでその証拠として作ったものでした。


 私には頭が動いているように見えても、本人が「動いていない」と否定するならそれ以上は追及できず、証拠画像で指摘するしかなく、本人がそれを見て自らの感覚と実際の自らの動きが違うことに気付いてほしいだけです。



 上の動画は1番と2番の様子ですが、両方とも奇跡的に兄はパーオンしていて、動画でショットフォームを見るとグリーンオンしたのがラッキーだと言える打ち方です。


 「ショットは水物」と言われるのは、どんな人でもその日のショットはラウンドしてみなければ分からないからで、対してショートゲームは大きくは裏切らないものです。
 つまり兄のレベルでは10年に一回あるかどうかのラッキーショットが重なったラウンドでしたが、結局はショートゲームつまりパットが酷くて結果的にスコアは普段と変わらなかったもので、もっと真摯にパットに向き合っていたら、100切りどころか80台のスコアが出ていて不思議ではありませんでした。


 それなのに、私から見るとショットだけで満足してしまい、その後のプレーが雑というか傲慢さが出ているように思えました。
 1番の4パットは出るべくして出たミスですが、2番のパットでは私がライン上のピッチマークを直すように言ったのに、頑として耳を傾けず自分のプレーを急ごうとする様子が映っています。


 傍目からは私が兄のバーディーパットを邪魔しているように見えますが、ライン上の大きなピッチマークを直す手間をなぜ惜しんだのか私には理解できません。


 プロはライン上にある小さなごみさえも気にして除去する光景をテレビの中継などで目にしますが、そのくらいパットは神経を尖らせて挑むものです。
 球の転がりに影響があると確実に分かっているピッチマークがほぼライン上にあるのであれば、まず最初にそれを修復するのは私には常識で、余計なものに気を取られずにプレーするためには真っ先に修復しておくべきものだと思っています。


 それが気にならないのが私には不思議であり、指摘されても聞く耳持たずの態度にも驚いてしまいます。
 結果的にはピッチマークを避けて左に打って左に外したので、ピッチマークがライン上にあったという証拠ですが、ラインの読み間違い云々ではなく、基本的な姿勢が出来ていなかったのです。


 今日は兄に対して厳しいことを書きましたが、私のゴルフに向き合う姿勢と大きく違うのであれば、一緒にラウンドするだけ時間の無駄のような気がしています。