三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ニューしのつゴルフ場のラウンド

 今日は7時前に自宅に到着しましたが、徹夜で運転したため頭がボーっとしているものの、暑いため眠気はなく、ずっと起きています。


 今回は遅ればせながら、18日の北海道で最後のラウンドになったニューしのつゴルフ場のラウンドを振り返ります。


 この日は、ゴルフ場のHPに載っていた「友の会コンペ」に参加したのですが、参加した理由は平日の1人プレーの場合、午後スタートのみになりますが5,900円もかかってしまうためで、滝川市民ゴルフ場の薄暮スタート(13時以降のスタート)の料金2,500円(立ち乗りカート代込み)と比較するとお得感が全くないためです。


 その点、友の会コンペの場合「参加制限なし・私(65歳以上)4,200円」となるためで、これだったらギリギリ許容範囲の金額だと思ったためです。
 その上「たっぷの湯」入浴券も付くため、夕方にラウンドが終わって温泉で汗を流し、それから小樽港に向かうという計画を立てました。


 実は6~7年前にも参加したことがあり、その頃は月曜日がシニアコンペで木曜日が一般のコンペだったと記憶していますが、現在は両日ともに友の会コンペと銘打った一般コンペであり、たまたま前日の月曜日が祝日だったため振り替えて火曜日に開催になっていたことも私の都合に合っていたのです。


 この日は一昨日の日記にも書きましたが、たまたま駐車場で熊本から軽に乗ってやって来た老夫婦と1時間ほど話しが弾み、12時になって慌てて堤防を越えてゴルフ場に行きました。


 コンペ自体は13時スタートのはずですが、常連の年寄りばかりなのでスタートが早くなるかもと電話で問い合わせした時に言われていて、友の会入会の手続きなどもあるため12時頃には来ておくようにと言われていたのです。
 しかし、この日は私が着いた際には既に参加者皆さんの準備が終わっていて、前の一般客の後にスタートすることになり、私がコンペの1番目の組に入っていたのです。


 そのため、慌てて受付をして料金を払い、バッグを積み込んで1番ティーに向かいましたが、私が手袋やボールなどを準備していたら同組の2人がティーショットを打ち終え、準備運動も無しにティーオフとなりました。


 もっともコンペといえども私はその日が最後の北海道滞在なので賞品は当たっても受け取れず、最初から辞退するつもりだったのでスコアに拘らず最後の北海道のラウンドを楽しくできればと思っていました。


 私が入った1組目には2人の常連さんで、うちお一人の陽気な方と2人乗りカートに同乗になり、もうお一人はやや厳しそうな方でこの日はミスが目立ち「もうゴルフはしない」とラウンド中には言っていたものの、終わって次回の予約をされていたのでもう1人の方から「おや?話が違うんじゃ?」と茶々を入れられていました。


 前半は3人共に+6~7のスコアで並んでいましたが、後半には2人共にバーディーを一個ずつゲットされていました。


 私は4番パー4でクリーク越えを力んで右に打ってしまい、右ラフの打てる場所でしたが1ペナだと言われ、1打罰で杭から2クラブレングスにドロップするように言われてしまいます。
 当初は、打てるのであればそのまま打っても構わないはずなのに、1ペナを払ってグリーンが狙えない場所にドロップするより無罰でフェアウェーに出す方がまだパーチャンスもあると思ったのですが、厳しい方から1ペナの処置をするようにと言われたので素直に従いました。


 後でローカルルールを確認して、それが正しかったことが分かりましたが、最初は内心では不満でダボになったこともあり、意地悪されたのかなとも思ってしまいます。
 同様に12番もティーショットが左に飛んでセカンドは問題ない場所と思いましたが、そこも1ペナになると言われ、ガッカリしました。


 どうやらローカルルールで隣のホールの境界を示す杭を越えた場合は1ペナになるようで、どちらも黄杭や赤杭だったら打てるはずですが、見たことにない赤黒杭だったのでローカルルール優先なのでした。


 ただもう1人の同伴者に対しても厳しく、14番パー3で左に打って本人が「OBだ~」と言って打ち直しましたが、私は左バンカーインに見え、実際に行ってみるとやはりバンカー内に球があり、このホールは結果的にボギーになっていました。


 すると「あなたは「OB」と言って打ち直したのだから、それは3打目になる」といい始め「勘弁してよ」ともう1人のおじさんがお願いしたので「今回は特別」と言っていましたが、ルールの解説で暫定球宣言をする必要があることをおじさんに教えていました。


 すると、それを聞いたおじさんが「そうだ、思い出した!」と言ったため「知らないなら許すけど、知っていたならダメ!」と再度3打目だと言い始め、おじさんが「許して!」と懇願していました。


 傍で聞いていると漫才の掛け合いのようで、笑って聞いていましたが、私と一緒にカートに乗って「頭が固いんだから」とボヤいていたものの、もう1人のおじさんがルール的には正しいとも言えず、これも黙って笑うだけでした。


 カートに同乗になった縁で、私のスコアが何か景品が当たれば、陽気なおじさんにあげるという約束をし、同伴者の厳しいおじさんもそれを確認して、今回はラウンド料金が割引になる商品券のようで「500円だったら仕方ないけど、千円だったら半分ずつ」とちゃっかり自分の取り分を決めていましたが、残念ながらHDCPは5ホールしか当たらず、ネットオーバーパーでは上位には入らないようです。


 途中はいろいろありましたが、概ね和気藹々としたラウンドができ、北海道最後のラウンドとしては楽しく回れました。
 「また来年も」と誘ってくれましたが、厳しい方が「俺たちが生きているか分からないけどね」という条件を出し、これも大笑いでした。