三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

PGA無料レッスン会に参加する

 今日は昨年の10月以来という久しぶりになる、サンバレーゴルフプラザに午後から練習で行ってきました。

(サンバレー入り口の桜はほぼ満開になっていました)


 わざわざ練習に行った理由は、鋤田プロから誘われた「PGA春休み親子&シニア無料レッスン会」に参加するためで、昨日今日と2日連続でレッスン会が開催されたものです。

 今日は13時から17時までの開催で、私は13時から2~3時間の参加にしようと思っていましたが、結局16時半まで滞在していて、いくつか懸案事項をプロに尋ねたりビデオに撮って確認したりしてみました。


 13時から1時間は参加者が少なく、日曜日のレッスン生である老齢の女性の方とパットの勝負をして遊んでいましたが、これがなかなか面白く、つい夢中になってしまいます。


 ルールはパターで「カーリング」をするもので、4エンドの戦いをドローショットで先攻後攻を決め、ルールはカーリングそのもので中心にマーカーを置き、12回のパットで中心に寄り近い側が点数を取れ、数多くの点を取った方が勝ちというものです。


 2つのマットで2回戦と行いましたが、相手は「ベルさん」という日曜レッスン生の「パットカーリング」大会で優勝した方で、なかなか手強く最後はたまたまビデオで撮れたナイスショットで逆転勝ちを果たしています。

(このベルさんは、なんと年齢が81歳とのことですが、ドライバーのスイングは私よりクラブが上まで上がっていて、遠目からはそんな高齢とは思えません)

(カーリングのルールなので、相手の球を弾くショットはありです) 


 プロが言っていましたが、パットの練習だとこれほど熱中しては続けられないけど、ゲームとして取り組みと夢中になってどこに打とうと考えるもので、自然とパットに大事な距離感のタッチの良い練習になるようです。


 マットはかなり速めの転がりになりますが、動画で撮った方からはフックラインで、逆からのマットもあり、こちらは止まらないようなスライスラインになります。
 上の動画で球が画面右に溜まっているのがフックラインの証拠ですが、カーリングのようにNo1の球を守るためにガードの球を置いたり、一気に局面を打開するため強く打って弾き出すショットもあり、楽しみながらのパター練習になりました。


 プロは次はアプローチで同じようにやってみると言っていて、パターでもなかなか思ったように打てないのに、アプローチだともっと大変そうに感じました。


 14時になると親子3代の6人が参加しましたが、その中の小学生がプロが考案した「ウインドミル打法」を実践していて、私にも見せてくれましたが、器用にショットに繋げていました。


 私も以前「ウインドミル打法」と命名した打ち方を紹介しましたが、それとはまったく違ったもので、このウインドミル打法は右サイドでクラブを自分から見て時計回りに回転させ、そのまま球を打つもので、綺麗にインサイドからヘッドが下りてくるところが肝になります。

 この打ち方はなかなか理にかなっているもので、嫌でもクラブヘッドがインサイドから下りてくるため、兄のようにアウトサイドからヘッドが下りる癖を矯正するには良さそうです。


 私がプロに相談したのは、ビデオで撮った自分のスイングの中で、自分が思ったようにバックスイングが上がっていないことでした。
 プロの指導は、素振りでどこまで引くと決めておくことというもので、例えば右肩なら「右肩まで右手がくっつくように意識する」というものでした。


 私は大きなバックスイングすることで、スイングのバランスが崩れ、アプローチの距離感が狂う恐れがあることを心配しましたが、プロからは少なくともショットでは大きく振るように意識しないとこれからますますスイングが小さくなっていくと注意されます。


 最後に残った球を打ってしまうために、50球ほどを9鉄でバックスイングを意識して振ってみましたが、思いのほか手ごたえのあるフック球が出ていました。
 150yの看板を狙いましたが、普段は私の9鉄は130yほどがほぼ看板の手前まで飛んでいて、実質距離は看板までは150yないものの使用球も飛距離が90%なので実際とは変わらない結果になるはずです。


 考えてみれば当たり前でしが、バックスイングを後方に高い位置まで引くと、位置エネルギーが落下速度も加わり、インパクトの際の運動エネルギーに転換されるもので、今までの私の低い位置からのスイングより距離が出るのは当然です。


 このショットはビデオに撮っていませんが、撮っていればほとんど変わっていないはずで、それだけスイングを大きく変えることは至難の業なのです。
 そんなこんなの半日でしたが、久々のレッスンは楽しいものでした。