三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今年もパーマーに負ける


 今日は楽天1人予約が成立し、富良野ゴルフコースに行ってきました。昨年も一昨年もそれぞれ2回は行っていますが、今年はたぶん今日だけになりそうで、これまでなかなかスコアを作れない苦手なコースなので、どうにかしようと思っての遠征でした。


 岩見沢からは桂沢湖横を通る国道452号線という山道を約100キロ弱走って行きますが、砂川の住宅からは歌志内市を抜け、芦別市を通る国道38号線に入って約70キロという道程です。
 今日のスタートは12時15分だったので、9時半に出ましたが、土曜日ということで富良野へのメインの道路になるためか車が多く、いつものように高速状態ではない流れになったため、1時間半以上はかかってしまいます。


 途中はかなり雨も降り、雨の中のラウンドは嫌だなと思っていましたが、ゴルフ場に着くと雨もやみ、結果的にはほとんど雨には降られずにラウンドすることができました。

(右手前は練習グリーンで、正面の建物はレストランになります)


 富良野ゴルフコースは、アーノルド・パーマー設計ということで、キングコースとパーマーコースのそれぞれ18ホールがあり、今日は距離の長いパーマーコースです。
 ゴルフ場のHPには、「パーマーコースは距離もあり、トーナメント開催も視野に入れた戦略性を備えています。」とあり、一筋縄では攻略できないコースのようです。


 1人予約はほとんどパーマーコースになっていて、以前「流離のゴルファー」と「指宿のチャンピオン」とでラウンドした際はキングコースでしたが、そんなに大変だったという記憶はありません。
 しかし、その後パーマーコースを4回ラウンドしましたが、全く歯が立たないと思わせられるもので、今日も同様にパーがなかなか取れず、ボギーで凌ぐ場所もダボになるという苦戦になりました。


 振り返ると、一昨年は89(37)・86(32)というスコアで、昨年は89(37)・86(32)というそれぞれ90叩きをやっと回避という内容でしたが、今日も同様に87(33)というスコアでした。
 私のゴルフが通用しない理由は、まず距離です。


 パーマーコースはオレンジティーがレギュラーティーのようですが、アウトが3,386yインが3,325yの計6,711yという他のゴルフ場だったらバックティー並みの距離があり、併せてグリーンのアンジュレーションがキツく、乗せた場所によっては3パット必至というものです。

(1番パー5は右ドックの谷越えです)

(同じようなホールロケーションが多く、こんなプレッシャーを毎回ティーショットでかけられます)


 そのうえ、ティーからの光景がえげつなく、左右どちらかに曲がるホールが多く、それも谷越えだったりして、狙う場所が取りにくいのです。
 しっかりバンカーも効いていて、ドッグレッグホールには、1個のバンカーどころか距離別に2個・3個も縦にバンカーがあり、どのティーからでもショートカットは許さないという徹底ぶりで、ドライバーショットをキャリーで260y以上飛ばせるプレーヤーでなければ、遠回りしなさいとパーマーが言っているのです。


 アウトの5つのパー4のうち、4つが400y以上あり、セカンドをUTなどで打つケースがほとんどで、当然コントロールが効かずに、難しい方に外してしまうケースが多くありました。
 とにかくグリーンの段差もえげつなく、1mもの高低差があるようです。


 後半のパー4は400y越えは2つのホールだけだったので、それなりにスコアが纏まりましたが、左右が狭く曲げると即ブッシュの中もしくは林の中というプレッシャーもあり、同伴者は何度も苦戦していました。
 幸い、私は1個も球を無くすことはありませんでしたが、フェアウェーも微妙な傾斜が多く、セカンドが打ち下ろしでもグリーンは砲台になっている意地悪さで、手前から転がって乗ることは拒否されてしまいます。


 このコースは、真っすぐに距離を稼ぐショットを打てなければ、ほぼパーオンが出来ず、無理して距離を欲張ると強烈なしっぺ返しが来るように作ってあり、アーノルド・パーマーの意地悪さ、サドっぽい性格が垣間見えます。


 コースをしっかり覚えていれば、まだどうにかなりそうですが、年に1~2回しか来ないコースなので、おぼろげなことしか記憶になく、明後日も1人予約を入れていますが、誰か来てくれないかなというもので、明後日だったらもう少しはスコアが作れるかもと思っています。


 ただ、明日も1人予約は流れていて、明後日も今のところ誰も来ず、期待薄のようなので、1人予約が流れたら明日と明後日は滝川市民ゴルフ場の薄暮に行こうかと思っています。


 北海道滞在も、明日から残り5日になってしまいました。最終日の木曜日は、住宅の片づけや荷物の積み込み、それに明け渡しの手続きなどで終わってしまいそうで、実質的には残りは4日だけになります。


 火曜日は砂川市民との交流会としてパークゴルフを初体験し、水曜日は滝川市民ゴルフ場の元専務が計画してくれたお別れラウンドが新奈井江CCであるため、実質的に明日と明後日しか空いている日はありません。


 そこにもラウンドを入れようとしていますが、それも北海道にはゴルフに来ているという目的のためで、観光は二の次になってしまいます。
 残った日数を有意義に使って、北海道を離れる日を待ちたいと思います。