三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今月の熊本最後のラウンド

今日は1人予約に「鉄人」と呼ぶ79歳の老ゴルファーが先週に続いて入って来られ、成立したので阿蘇グランビリオゴルフ場西コースに行ってきました。

(キャディーバックを積んだカートには、雨除けが張られていますが、路面が湿っている程度で、そこまで天気は崩れませんでした。)

(東の空は明るかったので、雨の降り方は気にしていません。)


朝、熊本を出発する頃は雨になっていて、ゴルフ場到着時も雨でしたが、そんなに酷い降りではなく、最後まで傘をさすこともなく無事にラウンドできました。


今日は3人目に福岡県の大牟田市から来たという36歳の方が入って来られます。なかなか素晴らしいショットの持ち主ですが、コースマネジメントの面で??と思う点もあり、せっかくのショットが生かせないという勿体ないゴルファーでした。


力感の無いスムースなスイングで、飛距離の出るドライバーショットを打たれますが、セカンドのアイアンの距離感が悪く、せっかくの好位置からのショットがグリーンに乗せられないため、最初は上手いのか下手なのかを見極めることが難しい方でした。


数ホールしてから、やっとラウンド慣れしていないことが分かり、練習場シングルとでもいうべき、練習場では素晴らしいショットを放つが、コースでは100叩きという不思議なゴルファーの1人のようだと感じました。


鉄人も、その方のショットを見て「プロのようなショットだね!」と感心していますが、精度の点では問題もあり、そのうえマネジメントで「そこから狙うのは無謀というもの」と思っている中で、OBを叩いたりされています。


誰でもショット練習をして筋の良い打ち方ができるのであれば、プロのようなショットが何発かは打てますが、ゴルフは確率のゲームであり、1発のロングドライブより、安定した200yの方がスコアメークには有効なのです。


鉄人にもそう言いますが、やはり鉄人は考え方がまだまだ甘く、プロのようなショットを打てなければ80切りのスコアは出ないと思っているようです。
それでも、何度かボギーオンして5~6mのパーパットを外すボギーを打っていて、「そのゴルフだったら、大叩きはしないしパットが決めればパーも取れます。」と言ったら、「そうだね」と少しは「考えるゴルフ」の意味が分かりかけた感じでした。


見た目の華やかさでスコアを纏めれないより、地道なショットをつなげてスコアメークできたほうが、80切りでエージシュートという目標をもった鉄人には、役に立つはずです。

(4番パー3。前が詰まっていたから数枚、写真を撮りました。)

(4番パー3は「↓」の画像のように、高低差18yの打ち下ろしで今日は奥のピンなので210y少しある長めのホールです。グリーンは奥が一段低い二段グリーンになります。) 

(いつもこのホールは数組いて待たされます。アマチュアが200y以上を正確にグリーンオンできるわけがなく、バンカーや左右のラフからは寄りがたいため、どうしても進行がここだけ大きく滞るホールです。)


ゴルフのスコアは、90切り程度だったら頭を使って大ミスを減らせば普通に達成できるもので、それにはプロのようなショットも、ピタリと止まるショットも必要はないのです。
ボギーを基本にダボを叩かないゴルフには飛距離は全く必要なく、反対にOBのリスクの
ある飛距離は百害あって一利なしというものです。


なぜか一般アマチュアゴルファーは、飛距離に拘る傾向が高いのですが、200y以上飛ばすことができればアマチュアゴルファーには全く問題はなく、逆に250yの飛距離が出てしまうと、OBまで届いてしまうリスクが高まるだけです。


一般的な女性ゴルファーが、あまりOBを打たない(打てない)のはなぜ?と考えると、ドライバーショットが曲がってもOBまで届かないためであり、そうであれば少々の曲がりも問題ないことになります。


総距離が7000ヤードを超えるようなコースであれば、飛距離が出ないと苦しいと思われがちですが、反対に飛距離が出ないものの方が、スコアは纏めやすいのです。
手前からボギーオンだと良ければパーが来ますが、奥や左右の難しい場所に外せば、簡単にダボの恐れも出てきます。


80切りのためには、7つのボギーが許されるわけで、ティーショットをミスった時には無理せず、上手くボギーを使って切り抜けられるかが、スコアメークの肝になるのです。


鉄人にも、バーディーパットを狙うのでなく、入ればパー・外してもボギーというゴルフができるようになれば、目標の80切りの足掛かりになりますよとアドバイスしますが、まだまだ鉄人のゴルフ脳は若々しいようで、そんな枯れたゴルフではと思われるようです。


今日は何度かショートパットを外しましたが、今の私のレベルではこんなものかなという内容で、前回と同じようなミスを同じホールで犯してしまうことが、進歩の無さだと思いました。
しかし、スコアに拘るのでなく、北海道行き前の熊本での最後のラウンドになるはずで、楽しいラウンドになればいいという意識だったのです。


明日はねんりんピックのソフトボール競技の県予選に参加しますが、木曜・金曜の阿蘇グランビリオゴルフ場の1人予約は誰も来ていないうちに先ほどキャンセルしました。
出発準備など、まだ何もしておらず、部屋の掃除や庭の草刈りも出発前にしておかなければならないため、残りで使える日は木曜と金曜しかなく、さすがにゴルフに行っている暇はないと思ったからです。


すでに北海道では、石狩平原CCの1人予約に複数の人が入っていて、天気さえ悪くなければ来週の火曜・水曜はラウンドが成立しそうなのです。
木曜日には、昨年までお世話になって今年も参加予定の札幌ボギークラブという地元のネットサークルと交流が始まった「平日ゴルフ札幌倶楽部」というサークルのコンぺに初参戦する予定です。


北海道では、今年もたくさんのラウンド数をこなし、昨年以上に自分のゴルフのレベルアップができたらなと思っていますが、年齢による退化を食い止めるのが精いっぱいなのかもしれません。


それでも、まだ上達できると信じて、北海道のゴルフを楽しみます。