三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

やはりパットが入らない

今日は1人予約に久しぶりに79歳の「鉄人」と呼ぶ老ゴルファーが入って来られたので、阿蘇グランビリオ西コースに行ってきました。

(二重の峠を降りてくると、阿蘇盆地は雲海の中にありました。)


(ゴルフ場の駐車場での気温は7時過ぎでしたが11度と今の時期としては低めでした。しかし午後には27度ほどまで気温は上昇します。)


鉄人とはちょうど駐車場で一緒になり、話を聞くとやはり海外出張に行っていたそうです。今日の予約も海外からアクセスして予約したとのことで、また来月は1か月間の海外出張になるといっていて、さすが「鉄人」という名に恥じないバイタリティーのある方です。

(スタートの時刻には雲海も取れて晴れ渡り、絶好のゴルフ日和になりました。)


鉄人は80切りができれば「エージシューター」の仲間入りですが、今日は残念ながら前半は4ボギー・2ダボの8オーバー、後半は途中まで好調でしたが16番から崩れ、3ボギー・2トリプルの9オーバーとなり、通算スコアは89でした。


今日の鉄人はそこそこ好調をキープしていましたが、どうしても数ホールでポカが出てしまいます。
2番パー4で40cmを外すもったいないボギー、10番でも1mのバーディーパットを外し、16番パー5では絶好の位置からの3打目をダフってOBになり3パットのオマケつきのトリプル、18番パー4では3打目を奥に打って4オン後のボギーパットを手前の花道までオーバーするトリプルと、我慢が出来ていれば6打はどうにかなっていたはずです。


しかし、それは「タラレバ」であり、無駄なスコアロスを防ぐためには、それなりの経験とゴルフ脳も必要になってきます。


他人事のように鉄人のことを言っていますが、実は自分も同じようなスコアロスを繰り広げ、鉄人から「わざと外しているの?」と言われるほどパットがカップ淵を舐めてばかりでした。


こんな日に限り、微妙な距離ばかり残ってしまい、長めのパットは鉄人から「入る!」と声が出るほどの惜しいパットの連続でしたが、入れたい2m弱の距離はことごとく外してしまいました。

(スタートを待つ西コースのカート群。私のバッグは左の一番後ろに積まれています。)


1番パー4では4mの上りスライスのバーディーパットがわずかにショート、2番パー4では奥のカラーからの5mのバーディーパットがカップの左淵を舐め、3番パー5では2mの絶好のバーディーチャンスを右に外してしまいます。
4番パー3はアプローチが大きく5mが残り、このパーパットもカップ手前で右に切れてしまいます。


5番パー4では奥のカラーから4mのバーディーパットがカップ左を抜け、返しの1mも右に外してしまいました。


6番パー4も3mバーディーチャンスでしたが、スライスと読んでカップ左を抜けてしまい、7番パー3では8mのバーディーチャンスをカップ右淵を抜けるという有様で、ここで鉄人から「わざと外してる?」と言われたのです。


8番パー4ではティーショットが木に当たって戻るミスで、ここはどうにか3オン2パットのボギーで凌ぎました。


9番パー5ではドライバーショットが左ドックの曲がる先にあるバンカーまで転がり、距離を欲張ってセカンドが当たらず、残り210yの3打目を5Wで打って右の凹みのラフに外します。
手前のピンに寄せようと欲張って手前のコブの上にショートし、もう一度アプローチで寄せて1パットのボギーでした。


10番パー4では、鉄人とほぼ同じ位置から先に1.2mのバーディーパットを打ちカップ左を抜けてしまい、その後の鉄人のバーディーパットが右に外すきっかけを作ってしまいます。


11番パー3では、ティーショットが左ドックの先のバンカーインになり、刻んで50度で乗せた8mのパーパットが1.5mオーバーし、返しも外すダボになりました。
こうなると、全くパットが入る気がしなくなり、12番パー3では1mに寄せたパットを外し、13番パー5では奥のカラーからのパーパットがカップ右に蹴られ、14番パー4では左奥カラーからのパットを1m強オーバーしてやはり返しを外してしまいます。


こうなるとやる気も失せてきて、ショットも当たらず、15番ではダボを打ちましたが、ここも1.3mほどのボギーパットを外しています。


16番パー5では3mのパーパットを外し、17番パー3では左カラーから7mのバーディーパットがオーバーし、返しの1mを外すボギーになりました。


18番パー4で、2.5mのパーパットを「これだけは入れる!」と宣言して、どうにか沈め、パーとなりました。


結局、前半は4ボギーのスコア40でしたが、後半は5ボギー・2ダボのスコア45で通算はスコア85、パット数33でしたが、何回かはピンに近いカラーからパターでカップを狙ってので、実際のパット数はかなりの数に上ります。


ゴルフは最終的なパットが入らなければスコアも纏まらず、何度も外し続けるとやる気の失ってしまいます。
打つ前から「入る気がしない!」と言いながらのパットは、やはり魂が宿っておらないため、言うことを聞いてくれないようです。


ただ、以前のようにショートパットをショートするケースはほぼなく、どちらかというと打ちすぎていたのが原因ですが、この辺りは昨日の大津GCの教訓が全く生かされていないのです。
カップインを狙うから、オーバーする、結果3パットの危険性も高まるという当たり前の現象をどうにか克服しなけれなならないのです。