三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

赤水での戦略と結果の相違(後半)

昨日書いた前半に続き、今日は後半に関して書いてみます。


(予選は寄せ1のパー、決勝は2ラウンドともボギーオン2パットのボギーでした。)


後半のスタートホール10番437yパー4は、比較的苦手にしている打ち下ろしで左曲がりのミドルです。
なぜ苦手かは、スライサーなので左を向きますが、打ち下ろしの為球が捕まりやすく、そのまま真っすぐに飛んで左に傾斜したOBラインに入ることが多かったためです。


そのため、センターを狙うと右の林の中に入り、そうなるとグリーンは狙えず良くてボギーというスコアになり、グリーンの左手前に池があるため、ピンに寄せようと欲張ると池ポチャまであったり、グリーンが奥に傾斜しているので奥のバンカーに転がし落ちたりと、大叩きのホールになりがちです。


そのため、ここはセカンドを手前に刻み、ボギーオン2パットのボギーで良しというホールにしています。
予選は、セカンドを手前のラフに打ち、そこから50cmに寄せてパーでした。日曜日の決勝1戦目はフェアウェーから右に打ち予定通りボギーオンの2パット、2戦目は右の林に打ち込んで出してボギーオンして2パットのボギーでした。

(予選は寄せ1のパー、決勝の2ラウンドは寄せ1を決めきれずにボギーでした。)


11番184yパー3は、池がらみですが池はそんなに気になりません。グリーンが横長で前後にバンカーがあるため、直接グリーンを狙うと止まらずに奥のバンカーインという結果になりがちです。
そのため、いつも6Iでグリーンの右手前を狙い、グリーンを縦に使ってアプローチで寄せ1を狙うようにしています。


研修会長から「いつも刻むね。ここはグリーンを狙えなければ選手権は取れない!」と断言されますが、その手は食わないと思っています。
私の飛距離では、U6もしくはU4で打つことになり、そうなるとグリーンに届いても球が止まらないことが予想され、どうせ1オンできないなら右手前の安全な場所に刻んで寄せ1狙いが賢明だと思っているのです。
予選も決勝の2ラウンドも、6Iで右手前に刻み、予選は寄せ1のパー、決勝はボギーとしましたが、インの10番から12番までの3ホールはボギーで上等と思っています。

(予選は寄せ1のパー、決勝は寄せ1が決まらずのボギーでした。)


12番469yパー4は、短いパー5ではありそうな距離の赤水最長のストレートなミドルです。
以前、飛距離が出ていたころは、5Iで届いていましたが、今はドライバーを2回振らないと計算上は届かなくなっているため、ここも寄せ1狙いのホールです。
予選は計画通り寄せ1のパーでしたが、決勝の2回はそれぞれ寄せれる場所からアプローチを奥に打ってしまい、返しを外すボギーでした。
ドライバーが当たり、セカンドを5Wでナイスショットしてもグリーン手前の傾斜で止まってしまい、自分の飛距離を衰えを実感したホールです。

(3戦ともセカンドを9Iもしくは8Iで全てバーディーチャンスに付けましたが、パットを決められずパーでした。)


13番364yパー4は、ここだけホッとできるホールです。右は以前のサブグリーンがあるためセカンドがバンカー越えにはなりますが広く、左も12番との境に林がありますが、よほど引っかけないとスライサーの私には行かないので、安心して叩けるホールだからです。
このホールは3つのラウンドで唯一すべてがパーオンし、4~8mのバーディーチャンスでしたが、それぞれ同じようなラインだったのに、微妙にカップを外してパーに終わりました。


インは、10番から12番までを少なくとも3オーバーで凌ぎ、ここで悪くてもパーもしくはできればバーディーが取りたいと思っていましたが、やはりグリーン上でどちらに外したかを覚えておらず、カップインには繋がりませんでした。

(予選はグリーンオーバーしてのボギー、決勝は寄せ1効かずのボギーと寄せ1のパーでした。)


14番553yパー5は、1打目に神経を使うホールです。左曲がりなので左前方にある大木を目標にしますが、少しでも左に飛ぶと左に傾斜してOBになるため、大木の右を狙います。
ただドライバーだと真っすぐに突き抜けて段下へ転がりトラブルになるため、BTからでも19度UTでティーショットして、セカンド以降は距離が残りますが、それでも仕方ないと思っているホールです。


理事長杯でも全てUTで打ちましたが、当たりが悪く、3打目の距離が残ってしまいます。
予選はU4で奥のバンカーに打ち込み、バンカーショットは傾斜で止まらず、手前にカラーからのパーパットはカップ手前で1cmショートするボギーでした。
決勝1戦目は、3打目をU6で左目にショートし、アプローチを奥に打ってパーパットを決められずのボギーでした。
2戦目は3打目をU4でやはり左手前にショートし、アプローチはカップ手前2mに寄せ、スライスラインを決めてパーでした。


ずっとUTが当たらずに苦戦しましたが、当たってトラブルになるよりボギーだったら仕方ないと思うようにしました。

(予選はお先にのボギーパットを外すダボ、決勝2戦は、3パットダボとボギーでした。)


15番404yパー4は、軽い右曲がりですがドライバーのランディングエリアが大きく右から左に傾斜しているためセカンドの距離が残りがちになります。
そのうえ、グリーンの中央に小山があり、ピン位置によりねらい目が大きく変わります。
予選は、右に曲げ林の中に打ち込み、U4で枝の下を抜いてフェアウェーに出し、3打目をグリーン手前にショートでした。
アプローチは右に外れ、「お先に」と打ったボギーパットがピンに当たって球が飛び出してしまい、ダボになりました。
決勝の1戦目はドライバーショットをチョロってしまい、U4でフェアウェーでしたが6Iのショットが右に出て小山の右にオンでした。上って下るパーパットは自分では上手く打てたと思ったのに、下りが全く転がらずにショートし、ボギーパットも外すダボになりました。
2戦目は今度は左の林に打ち込み、セカンドは当たらずにショートし、3打目をオンしましたがパーパットは決まらずのボギーでした。


この15番はこれまでそんなに不得意ではなかったのですが、今回の理事長杯ではドライバーショットがミスばかりでスコアを崩してしまいます。

(予選はトリ、決勝1戦目はボギー、2戦目はパーでした。)


16番202yは、予選で大叩きしてしまいます。U4のショットが大きくフックし、右からの風にも乗ってサブグリーン左のバンカーに入ってしまいます。
バンカーショットは本グリーン左のバンカーインで、そこから出ただけになりアプローチも寄らずの4オン2パットのトリプルになってしまいます。
決勝の1戦目は、今度は19度UTで右に打ち、カート道路を転がって危うくOBになるところでしたが、わずかにセーフで命拾いしました。
ここはドロップしてアプローチが3mでしたが、パーパットは外すボギーでした。
決勝2戦目は手前からのアプローチがやはり3mでしたが、同じようにパーパットを決めきれず、ボギーでした。


15番・16番はこれまで大叩きの記憶がなく、どちらかというと無難に通過できるホールだと思っていましたが、理事長杯では鬼門のホールになりました。

(予選は砂1のパー、決勝は寄せ1効かずのボギーと寄せ1パーでした。)


17番387yパー4は、軽く右曲がりで1打目が打ち上げになるホールです。グリーンが2段になるので、ピン位置でねらい目が大きく変わります。
予選は右バンカーから3mを入れて砂1のパーでしたが、決勝1戦目は左手前バンカーに入れ、パーパットはカップ淵で止まるボギー、2戦目は手前からのアプローチを寄せてパーでした。

(予選はバーディーでしたが、決勝はパーとボギーでした。)


18番530yパー5は右ドックなので、ドライバーショットの成否がカギになります。
セカンドは残り100y付近の左に池があるため、刻む距離感が必要です。
予選ではフェアウェーから8Iでピンの左手前2mにオンしてバーディーゲットでした。
決勝の1戦目は同じくフェアウェーから左手前でしたが、8mほどだったので距離合わせでパーでした。
2戦目は右のバンカーに入れてしまい、バンカーショットは大きく、1戦目より遠くからのパーパットを寄せてボギーでした。


2戦目はドライバーショットが右に飛んで木に当たり、左手前に戻ってしまい、セカンドも木の間を抜く必要があって距離を稼げなかったのです。
そのためU4で3打目を打って右バンカーだったのですが、バンカーショットがややホームラン気味になって左奥にオンだったのです。


全般的にドライバーショットの精度が悪く、併せて14番で使ったUTも当たらずだったため、距離の長いBTでは苦戦するのは当然です。
やはり研修会に入って、毎月BTからのラウンドを経験していないと、急にラウンドするのは厳しいのかもしれません。


今年の目標はシニア選手権なので、9月までにアプローチの精度とパットを練習し、80前後のスコアで回れるようにしたいと思っています。
今年からシニア選手権は、昨年までの外輪コースが無くなり、アウト・イン・アウトの27ホール予選と決勝になるはずです。
もしかすると決勝はイン・アウト・インの57ホールになるかもしれませんが、まだ詳しいことが分かっていないのですが、外輪コースがなくなったのは私にとっては有利なことだと思っています。


これまでほとんど外輪コースを回ったことがなく、アウト・インと比べると距離は短いものの狭く狙いどころがシビアだったので、昨年は外輪でスコアを崩していたのです。
今年は、昨年戦った優勝候補である1人が、地震で復旧した元の所属クラブに戻ったため、シニアチャンピオンなどほぼ顔見知りとの戦いになるはずです。


理事長杯では、決勝で同伴だった現シニアチャンピオンや前年のシニアチャンピオンの研修会長などよりグロススコアは良かったのですが、2人が早々に諦めたゴルフだったので、次もそうかと言えばそれは違うと思います。
それでも、ライバルとして意識してくれるなら、またチャンスもあるのかなと思っています。