三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

赤水での戦略と結果の相違

赤水の理事長杯は残念ながら5位に終わりました。赤水での三大競技(社長杯・理事長杯・選手権)は7,100yのバックティー使用であり、飛距離の落ちた今では、ほぼパーオンできるホールが限られています。


そのため、ホールごとに戦略を立てて臨みましたが、予定どおりにいかないのがゴルフのゴルフたるところです。
今日はホールごとの事前の戦略と結果および反省を書いておきます。


ちなみに「杵島コース」はアウトのことで、「中岳コース」がインです。昨年までは27ホールあり、もう一つ「外輪コース」があったので、それぞれに名前が付けられていましたが、経費節減のためか今年から「外輪コース」は閉鎖になり、杵島・中岳の18ホールのゴルフ場になっています。


1番417yパー4は、ティーイングエリアからは打ち下ろしですが、セカンド地点からは平坦で、左のバンカーに入れるとグリーン方向が木々でスタイミーになりますが、右にも木々があり、それより右にはOBラインがあるため、大きくスライスすると危ないホールです。

(予選3オン2パットのボギー、決勝1戦目3オン2パットのボギー、2戦目3オン2パットのボギー)


ここは出来ればパーオンしたいと思っていましたが、予選と決勝の1ラウンド目は左のバンカーに打ち込んでしまい、決勝2ラウンド目は右の木々の中でした。
そのため、3回とも直接グリーンが狙えずにフェアウェーに出して残り120y前後をボギーオンでしたが、パーパットは5m~10mだったので寄せるのが精いっぱいで、全て3オン2パットのボギーでした。


ドライバーショットが安定していなかったのは、BT利用で「飛ばそう!」という力みの意識が原因だったのかなと思います。
ここはパーを取りたかったホールでしたが、最初から躓き、プランが大きく狂ってしまいます。

(予選3オン1パットのパー、決勝1戦目4オン2パットのダボ、決勝2戦目3オン1パットのパー)


2番391yパー4は、数少ない400yを切るミドルですが、フェアウェーはコブだらけでフェアウェーに打っても傾斜によってセカンドの難易度が大きく変わります。
ここも力んでいたのか、3回とも左のラフでした。
右にバンカーがあり、アゴが高いため入れるとパーオンが絶望になるため、左目を狙ってフェードで戻す計画でしたが、真っすぐ飛んでしまいます。


左からは距離が残り、グリーンは左右に2段になる横長の砲台グリーンですが、ラフから3度ともにUTで右ラフに打ち、予選と決勝2戦目は寄せ1のパーでしたが、決勝1戦目でトップして奥のバンカーに入れてしまいます。
3打目は左足上がりのラフで、落としどころだけを意識していたため、ヘッドアップしたものと思われ、トップした瞬間に頭が真っ白になりました。
手元にはバンカー用の58度を持っておらず、このホールはカートの駐車位置が40mほど離れていたため、そのまま持っていた52度で打ち5mを残しましたが、このボギーパットを外すダボにしてしまいます。


決勝が始まったばかりの2ホールで3オーバーとなり、ここで一気に苦しくなって追い込まれてしまいます。
悔やまれるアプローチのミスでしたが、このミスが今思えば命取りになってしまったようです。  

(予選2オン2パットのボギー、決勝1戦目2オン1パットのパー、決勝2戦目4オン2パットのトリプル)


3番181yパー3は、予選は左手前のバンカーインで4mを入れきれずのボギー、決勝の1戦目は左のラフに打ち込み、ここのアプローチは6mが残りましたが軽いフックラインを決めてパー、2戦目は左方向にテンプラ気味のショットになり、木に当たった音が聞こえ暫定球を打ちました。
左は旧サブグリーンがあり、広めなので球が見つかると思っていましたが、ラフと杉の落ち葉が多く、見つかりません。


ここはカート駐車位置がグリーンの右方向なので離れていて、同伴者が来たときはそれなりの時間がたっていたようで、「3分はすぐだから諦めろ!」と言われて花道から暫定球をプレーし、ダボパットも外すトリプルになりました。
しかし、すでに優勝はこの時点では諦めていたので仕方ないと思いましたし、同伴者も私が優勝争いをしていたなら、もっと真剣に探してくれたのだと思います。

(予選5オン2パットのダボ、決勝1戦目3オン2パットのパー、決勝2戦目4オン1パットのパー)


4番552yパー5は、上のコース紹介のベストルートの話はRTからのもので、バックティーからはバンカーを超えることもできなくなっています。
予選は左バンカーに入れて、アゴに当たって出ただけで、そこから長い距離が残っての3打目というもので、結局5オン2パットのダボになってしまいます。
決勝1戦目はバンカーをギリギリ越えたラフからフェアウェーに打ち、7Iでピンの右手前にオンして6mのバーディーチャンスでしたが、打ち切れずにショートしてパーに終わりました。
決勝2戦目は、予選と同じバンカーだったので、ここはPWで確実に脱出し、4打目を8Iでピンの左2mにオンして、ナイスパーでした。
以前はバンカーは気にならず、左ドックの奥にある5本の杉木立の右に行くか左に行くかを気にしていたのですが、飛距離が落ちてバンカーにちょうど入ることになっています。

(予選3オン1パットのパー、決勝1戦目3オン2パットのボギー、決勝2戦目3オン1パットのパー)


5番388yパー4は、1打目は打ち下ろしですが、セカンドは極端な打ち上げになり、左右にOBがあるためドライバーショットは風に留意して狙いどころを定める必要があるミドルホールです。
388y表示ですが、セカンドが打ち上げの為、実質的には400y以上の距離になるミドルです。


ここは全て左方向に打ち、フェアウェーでした。セカンドも140yほどが残っていましたが、2番手は上げる必要があり6Iで打って全て右目のカラー近くのラフにショートでした。
3ラウンドともに同様な攻めで、うち2回は寄せ1でしたが、1戦目が奥からの1m強を打ち切れずに外すボギーでした。

(3戦ともに3オン2パットのボギー)


6番436yパー4は、アウトのミドルで最長のホールです。左右にOBがありますが、右は左に比べると広く傾斜で受けているため、どうしても右目に打ってしまい、セカンドが傾斜の尾根でグリーンが見えないことになります。


初戦はフェアウェーでしたがU6で打って手前ラフ、決勝1戦目・2戦目ともに右ラフでU4で打って同様に手前のラフでした。
ここはアプローチが良くなく、寄せたい距離をことごとく2m少し外し、パーパットもわずかに入らないボギーでしたが、セカンドをそれぞれ上手く打っていたのに、寄せ1を取れないのは痛いホールでした。

(予選は1オン2パットのパー、決勝2戦ともに2オン2パットのボギー)


7番232yパー3は赤水最長のショートホールです。軽く打ちあげているのでドライバーで打つ人も多く、なかなかパーオンは難しいホールです。
予選は5Wで手前にナイスオンし、7mのバーディーパットは左に外すパーでした。決勝2戦ともに5Wで左バンカーより左のラフで、そこから4mほどに寄せましたが同じようなラインを決めきれず、ボギーでした。


昨日は2回とも同じようなラインでしたが、2回目は午前中の結果を覚えておらず、迷った結果、上手くヒットできずに4mから1m強も残してダボになるところでした。
グリーン上のパットの結果を覚えきれないのが、寄せるのは得意でも入れるのが下手という私のパターの欠点です。


8番437yパー4は、セカンドがグリーンが見えない打ち下ろしになる真っすぐなミドルです。
予選はU4でセカンドをダフリ、3オン2パットのボギでした。決勝2戦目はフェアウェーから6Iでピンの右2mにナイスオンし、ここはしっかり沈めてバーディーでした。
2戦目は同じような距離から同じ6Iで左に外し、ここはアプローチを寄せてパーでした。


ホールごとにナイスショットできる場合と失敗する場合がはっきりしていて、今回は8番のティーショットはほぼ良かったようです。

(予選は3オン2パットのパー、決勝1戦目はダボオン1パットのボギー、2戦目は3オン2パットのパー)


9番517yパー5は、1打目が壁のような傾斜を超えるかどうかがポイントになるロングホールです。
バックティーからは、この壁を超えると比較的パーが取りやすいのですが、左に打つと傾斜が左に落ちていてOBになりやすく、右に打つと林のOBになります。


予選と決勝2戦目はパーオンしてバーディーパットを決めきれないパーでしたが、決勝1戦目に左のバンカーに打ち込むミスショットが出てしまいます。
U4のバンカーショットは顎に当たって距離が出ず、U4で残り100yに運び、アゲインストだったのでPWで打ったら思いのほか風に負けずに奥のカラーまで飛んでしまいます。
ここはパターで寄せボギーで凌ぎましたが、このホールはパーが欲しいホールなので、1打目と2打目のミスが痛かったのです。


こうして振り返れば、ミスが多く出ていて、そのミスがスコアロスに繋がらない場合もありましたが、そのままスコアロスに直結するミスも多く、それは結局は入れ頃外し頃の距離のパットを決めきれなかったからです。


グリーンが8.5ftという速度表示でしたが、体感的には8ftあるのかなという程度で、下りでもヒットしなければ転がらないのは南阿蘇CCと同様でした。
どうしても傾向として、下りのスライスラインを打たずに流し込もうとする癖があり、カップ手前で右に切れてしまいます。
大津のような速いグリーンでは有効でも、遅いグリーンでは入るものではなく、しっかり下りでもヒットしなければと反省しました。


後半は、長くなるので、このくらいにして明日もラウンドが入っていないので、明日暇があれば書きたいと思います。