三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

パットのこと

CS放送で「桑田泉のゴルフアカデミー」を見ています。


今日はちょうど悩んでいたパットのことでした。
桑田氏は、元ジャイアンツの投手であった桑田真澄選手の弟であり、兄と同様に野球をされていましたが、身体の故障によりゴルフに転向され、現在はPGAティーチングプロとして活躍されています。


特徴的な言葉が、「球を見るな!ダフれ!手打ちしろ!」というもので、これまでのゴルフの概念を覆すようなクォーター理論の提唱者です。


桑田氏によると、パット数はスコアの40%だということです。


パット数がスコアの40%であるなら、スコア100の場合は40パット、スコア90の場合36パット、スコア80の場合32パット、スコア70の場合28パットになり、なるほど確かにそれくらいのパット数になるようです。


つまり私が40パットしているときは、100切りできないレベルのゴルファーであり、もっとパットのことを勉強しなければと痛感しました。


桑田氏の番組を見ながら、自分のことと比較してみます。


まず桑田氏は「同じ球を打つ」と言っていました。これは球によって当たって転がるフィーリングが違うため、同一の球を使って感覚を覚えこませることのようです。
これについては、私は使う球を決めているので、問題はないようです。


次に「すべてダウンでゆっくり」という点です。
確かにスイング際には切り替えし後のダウンでは、ゆっくりという意識はありましたが、パットのスイングではそう意識したことはなく、反対にしっかりヒットしようと思って急ぐ傾向にありました。
一定のリズムでパットが打てるように、これは練習あるのみです。


そのほか、基本として
〇 目標を見ての素振り。
 ロングパットは距離感第一ですが、球を見て素振りをするのではなく、目標を見て素振りをするように注意されていました。
 これは自分も実践している点です。


ここからは私の苦手な部分のショートパットについてです。


〇 ショートパットは狙った場所への打ち出しが重要
 ゆっくり芯を食ったパットを打つことが大事で、これはショットと全く同じことです。
 私は、急いで打つため、パターの芯を外すことが多いように感じています。
 ヘッドアップに注意など、ほとんどショットの注意点と同じだということが分かります。


〇 ブレークラインの読み方
 実際のグリーン上で平坦な場所はほとんどなく、上りか下り、左曲がりか右曲がりの4
つのケースが複雑に組み合わされているのがグリーンです。


 ここで桑田氏は、ショートパットについて「プロは入れるのが仕事」といいますが、これはパットが決まらないと稼ぎにならないような意味なのでしょう。
 反対に言えば、アマチュアは「外しても仕方ない」というもので、ショートパットは簡単ではなく難しいものだと思うようにしました。


また、分かっていたのですが改めてそうだと思ったことが、「ショットは自分で曲げるがパットは傾斜で曲がる」という点です。
どうしても曲がるラインをどうにか曲げようと思ってパットに挑んでいましたが、パットは真っすぐにしか打てないということをもう一度頭に叩き込もうと思っています。


パットはストレートしか打てないため
1 距離(ふり幅)
2 方向
3 仮想カップにストレートに打つ
という手順でラインを決定しますが、桑田氏は「ゴルフはカップに打たない・高い位置に打つ」と言っていました。


ショートパットの練習では、20センチ先のスパットの上を通す練習が効果的なようで、入れる練習でも「連続イン」の回数を自分で設定して取り組む「プレッシャーをかける練習」方法を紹介していました。



「芯に当てるという正しいことをやってから結果が出る」という言葉もなるほどというもので、結果ばかりを求めているから大事な基本部分を疎かにしているのだと反省しました。


また「傾斜読みは経験」とも言っていて、たくさんのラウンド経験を無駄にしていたのだと反省しました。
例えば、芝目(カップ内の荒れている方向から綺麗な方向に切れる)の読み方など、自分では何も分からないままグリーン上では苦戦していたのだなと思いました。


この後、これらを頭に入れてパット練習をしましたが、すぐに腰が痛くなるのが年のせい?