三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

自分のミスの傾向と対策

昨日の阿蘇東急GCでのラウンドでも、たくさんのミスが出ました。もともとゴルフはミスのスポーツであり、スコアを纏めるためにはミスを最小限にして、リカバリーできる場面ではしっかりカバーすることです。


1番パー5では、1打目・2打目とフェアウェーをキープし、3打目は残り80yほどでしたが、少し打ち上げだと思ったことが力みの原因です。
私の52度ウェッジのフルショットは90yほどですが、普段は80yまでとしていて、足りないと思ったのであれば、クラブの番手を揚げるべきでした。
ここはダフった時点でパーは諦め、とにかくボギーオンしてパーパットが打てればよいと気持ちを切り替えてボギーとしましたが、絶好の位置からのミスでのボギーは痛いものでした。


その後は、52度の距離であっても敢えてPWのコントロールショットを多用しましたが、90y前後はこれまで使用頻度の低い50度ウェッジでの練習をしないといけないと思っています。


4番パー4ではフェアウェーから6Iのセカンドの当たりが悪く、手前にショートしてしまいました。
昨日のピン位置は、大きな2段グリーンの奥でしたが、とにかく下の段でもオンすればよいと思っての6I選択でした。


一瞬、U6を使おうかなと思いましたが、記憶にないホールだったのでグリーンオーバーするとトラブルになると思い自重しましたが、結果的にはU6で同じ段まで打っていたほうがよかったのかもしれません。
このホールも1番同様に、ショートした時点でパーパットが打てればよいと無理にピンを狙わずに、ボギーにしました。
アマチュアにとってのボギーは全く問題ないスコアだと思っていて、無理してダボを叩かないような攻めをするようにしています。


6番パー3の3パットは、実はティーショットのミスが遠因にあります。8Iでトップ目に当たったのですが、7Iや8Iはナイスショットとトップ球はほとんど距離が変わらないため、打った瞬間はグリーンオンすると思え、悪くないミスだと思っていました。
そのため、入れば儲けものと思って下りのフックラインを狙ったのですが、練習グリーンの遅さを感じていたので、つい強めにヒットしてしまい、1mの返しは「入る」と自信を持って打ちましたが、やや急ぎすぎてフェースが開いて当たってしまいました。
もう少し時間をかけてセットアップし、ストロークの際は球の右側を見続けるような意識であればよかったと反省しました。


ミスするときは、ほとんどの場合でプレーを急いでしまうのは、イップス持ちの特徴ですが、だからこそイップスを克服するためには意識して時間をかけたほうが良いと思っています。



7番パー5のティーショットの際は、かなり気を付けて方向やスイングリズムをとりました。
なぜかというと、3パットした後のホールで大叩きする傾向が私にはあり、それを防ぐ意味でもいつもより慎重にセットアップしたのです。
幸い、ここのドライバーショットは当たりましたが、これまではOBなどが出るケースも多く、3パットによる精神的なダメージを次のホールに引きずる癖があるのです。


16番パー4では、まずティーショットを擦ってしまい、右のラフでしたが前方の大木と右の林とで右のBグリーン方向が狙えず、U4でグリーン左を狙って木の枝の下を抜きました。
この辺りは冷静に対処でき、アプローチも1m強に付けて凌げるかもと思いましたが、後方に戻ってカートを大きく回す役目をやったので、グリーンに上がったときには同伴者のプレーは終わっていて、自分のプレーする時間が少ないと感じてしまい、急いだプレーをしてしまいました。


ミスが出る状況は、心が急いだ場合に出る傾向が多く、同伴者のスロープレーなどにも反応して自分のプレーを急ぐミスがあるため、リズムを崩さないようルーティンをしっかり守るようにしなければと思っています。


17番パー3のダボは、この流れで起こってしまいます。
インコースは短めのホールが多かったため、セカンドは距離合わせするケースも多く、1番での力みによるダフりをしたことを反省してPWを多用していました。
そのことが、グリーン奥目にオンしていてチャンスを決めきれない原因でしたが、16番のミスを取り戻そうと内心で思ったのか、17番でのクラブ選択をピンまでのギリギリの8Iにしてしまったのです。


アゲインストに対してはフェースをやや閉じてフック球を打てれば、大丈夫だと思いましたが、やはり力んでしまい、その分大きくひっかけてしまいます。
右前方からの風にも乗って、グリーン左のラフに外しました。
後半のアプローチは良い手ごたえだったので、ここも寄せれるかもと思ったのが悪く、リズムも早くなり、その結果シャンクが出てしまいました。
アプローチイップスは、簡単だと思えば出てしまうため、難しい寄せだと思って臨むほうが結果が良いのに、同じように左に外した同伴者たちより条件が良かった分、簡単だと思ってしまいました。


シャンク後は、パターでボギーを取りに行けばよいのに、わざわざウェッジを選択し、危うくトリプルの恐れもあったのですが、1m強のダボパットを沈めてどうにかダボで凌げました。


つまり17番は大きめの7Iで右からの風にぶつけて距離合わせする意識で打ったほうがよかったのに、16番のボギーで冷静さを欠いてしまっていたようです。
そのまま17番のセカンド以降も取り組んでしまうというミスがミスを呼ぶ悪循環に陥り、危うく大叩きホールになるところでした。


私のミスの原因は、ほとんどが力みと心の中の「急ぐ意識」のようです。力みも結果的にスイングが早くなるという「急ぎの意識」であり、その意味では「急ぐ」が最大の禁句になるようです。


これからのラウンドでは「急がない!急がない!」をキーワードにして、心の中の慌てる意識を無くすように努めなければと思っています。