三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

お役所仕事は大変だ

今日は予報では雨だったので、阿蘇大津GCの1人予約に入っていた「アプローチの達人」が昨日の正午前の成立直前にキャンセルされて流れたので、ラウンドなしでした。


達人は雨の中でのラウンドを基本的にされないので、今日の予定を明日に延期され、明日の1人予約は既に成立しています。
そのため、今日は八代まで行って、サ高住の側から提出するように言われていた必要な書類を取りに市役所に行きました。


手続きの内容は、住民票を取ることとと印鑑登録を行うことで、住民票の方は委任状と申請書をサ高住の担当者からもらって書いて行き、印鑑登録関係の書類には兄の印だけ押して残りは窓口で尋ねながら書こうと思って行きました。


しかし、その考えは甘く、窓口では書いてはダメと言われてしまいます。そのため印鑑登録については、再度出向くこととし、とりあえず住民票の請求を行いました。


ところが、交付申請書には住民票の欄に〇を書いていましたが、委任状の方には〇を書くことを忘れていて、窓口でその不備を指摘されてしまいます。
〇を自分で書こうと思ったら、そこは委任者が書く場所で、勝手には書けないと指摘され、電話で本人の確認を取りたいと言って電話番号を聞かれました。


「私が電話をかけましょうか?」と言っても、「こちらでかけますので、番号を教えてください。」と言われ、番号を教えたら、担当者が電話をかけていたようです。
その後、「確認が取れましたので、住民票の発行は可能です。」と言われ、300円の手数料を払って交付してもらいました。


確かに、委任状に何の交付申請を委任したか〇を付けてないため分からないのは理解しますが、住民票や印鑑証明それに戸籍関係の請求のためだけの専用の委任状であり、3種の証明書交付申請だと分かっているのに、わざわざ確認の電話をするということに「そこまでやるの?」というお役所仕事に驚いてしまいます。


ましてや住民票はサ高住の担当者に提出を求められたもので、本人は委任状を書いてもその必要性までは私も含めて分かっていないのです。
単に「必要なので住民票を取ってきてください。」とケアマネージャーから依頼されたもので、市役所への福祉関係の手続きで必要だとは聞いていますが、具体的な使い道など本人も私も分からないのです。


サ高住に帰ってから兄に「市役所から電話があったでしょ?どう答えた?」と尋ねましたが「よく分からなかった。」という返事だったので、市役所の担当者はどうやって本人の意思確認をしたのか不思議です。
この辺りは、代理人が来ていてサ高住に住んでいることから、あまり意思疎通が難しそうで、本人の連絡先が分かっていればOKというレベルの話かなと思ってしまいます。


実は、サ高住のほうでも費用さえ払って依頼すれば住民票を代理で取ってくれるようで、そのため申請書も所定の書式の用紙を準備してあったのです。
サ高住の担当者は顔パスで、家族は分からないから確認ということなのでしょうが、しっかりしているようでも案外といい加減な対応だなと感じてしまいます。


一度サ高住に戻って兄の部屋で印鑑登録の書類を記入しました。
先週に行って最初の申請は行っていて、折り返しに書留便で必要書類が送られてきていて、それには代理人が記入する場合の注意書きも添付されていましたが、どうも窓口の担当者は代理申請ではなく、本人の自筆での確認署名が必要だと勘違いしたようです。


現実的に、その窓口ではなく近くの申請書記載の机で書いたとしても結果は同じで、市役所の担当者はどこで記入したかは分からないはずです。
それでもわざわざ兄の部屋に戻って、書類に記入して、再度市役所に行きましたが、今度の対応してくれた担当者がたまたま先週に1回目の申請を行い、「代理申請」の方法を教えてくれた人だったので、話が早く、すぐに手続きを進めてくれました。


証明書は必要でなかったため、とりあえず登録だけであり、手数料を払って無事に登録証の交付を受けました。
もし、最初からこの担当者だったら、わざわざ引き返して再来庁の必要はなかったのかもしれませんが、お役所ってしっかりしているようでも単なる形式主義だということがよく分かります。


〇を書くには誰が書いても同じですが、書いてなければ不備だと受け付けず、その代わり書類の中身がきちんと書いてあれば、それが本人が書いているかどうかは確かめないという変なルールなのです。


そんなこんなで予想外の時間を取られ、帰ってきたのは16時過ぎでした。
五木よりは近いと言えども、八代もそれなりに遠いなと感じた1日になりました。