夢の動画を作ってみる②
今日の熊本は厚い雲が広がっていて、午前中の降水確率は10%ですが夕方からの降水確率が40%と高くなっていて雨の心配も出ています。
今日は木曜日なので、いつも同伴する「アプローチの達人」は菊池CCのシニアコンペに行くため、私のラウンドはお休みです。
明日からLPGAツアーのKKT杯バンテリンレディスオープンが始まりますが、私の明日の業務はフォアキャディーなのでほぼ動くことは無く、携帯用椅子を持って行き選手たちのプレーをコース内でゆっくり観戦できるはずです。
金曜日から日曜日までの降水確率は10~20%台なので、大会中の降雨はほぼ心配無さそうですが、気温は日曜日が27℃予想なので暑くなりそうな感じです。
さて、今回は「夢の動画を作ってみる」のパート②です。前回は阿蘇ハイランドのコースで、グリーンを狙うショットやアプローチでの寄せ1を1番から順に纏め2月25日にアップしていますが、今回は同じ阿蘇ハイランドの1番から全ホールバーディーゲットを纏めて夢の18アンダーの動画を作りたいと最初は思いました。
しかし、残念ながら撮影した動画の中では全てのホールでバーディーゲットシーンはなく、夢の18アンダー動画は作れなかったのです。
これまでの全てのラウンドを撮影していれば全ホールバーディー以上の動画は作れたはずで、記憶では1番と18番でイーグルゲットもあったので通算20アンダーの動画を作れたはずです。
今回は残っていた動画の中を探しましたが、同じホールで複数のバーディーゲットはあったものの全体としては10ホール分しかなく、私の夢のスコアは10アンダーが精々だということになりました。
動画編集でいくつもホール毎に見直しましたが、バーディーゲットの際はやはりパットが決まっていたという当たり前の様子が映っていて、スコアメークのためにはパットが決まるということは大前提になっています。
ただ「スコアを伸ばす」ためにはバーディーゲットのためのパットが最も大事な部分ですが、逆に「スコアを崩さない」ためにはショートゲームの安定性が重要になります。
テレビに映る優勝争いをするようなプロの場合は、偶々その週のショットとパットが上手く嚙み合ってスコアを伸ばせるものですが、いくらトッププロでも連続優勝が難しいように毎回のようにパットが決まるわけではありません。
アマチュアにとっては「スコアを伸ばす」などはまず考えられず、「スコアを守る」ことだけでも大変なことです。
計算上は3ホールに1つのボギーで凌げると、スコアは「78」になり一般的なアマチュアにとっては全く問題ないスコアになるはずです。
つまりアマチュアのゴルフは、地べたを這いまわるように泥臭くパーを拾っていくことがスコアメークの肝で、一般的なアベレージゴルファーが勘違いしてしまっているトッププロの好調な時のゴルフをやりたいと夢見ても、まずそれは不可能なことなのです。
今日の私の動画を見ても分かるように、アマチュアのゴルフではプレーの中でバーディーゲットシーンなどわずかな回数であり、この陰では何倍、いや何十倍もの大叩きを演じているもので、だからこそ「夢の」動画になっているのです。
(この動画は複数の動画の中で好プレーだけ集め、1ラウンド分として纏めたものです)
ただこうした自分の良かったプレーを見ることは良いイメージトレーニングになるもので、ミスの場面を纏めて見直すより、ずっと有意義になるようです。
いつか、こうした偶然が纏めて出現するようなラウンドをやってみたいものですが、私のベストスコアのラウンドがまさしくこのようなもので、そうしたラウンドは生涯で一度あれば十分なのかもしれません。
今日のチャオ。やや肌寒いためか、自分の寝床で猫のように丸まっています。
近くにそ~っと寄ってみましたが、私の気配を感じて目を開けてしまいます。この後に「外に行くか~?」とチャオに言うと、喜んで一緒に外に着いて出ました。