三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

フェリーの予約を確定する

 今日は春の彼岸の中日になる「春分の日」の祝日です。


 春分の日は太陽が真東から昇り真西に沈む日ですが、真西というのは、阿弥陀如来の西方極楽浄土があるとされている方角になり、また彼岸は極楽浄土に近づくために修行をする期間とされていたため、太陽が極楽浄土に向かうように沈んでいく春分の日と秋分の日がお彼岸になったという説が一般的のようです。

(春の彼岸なので「おはぎ」ではなく「牡丹餅」と呼ばれるものですが、私は「おはぎ」と呼んでいます)


 今日の熊本は午前中は冷たい強風が吹き荒れましたが、これは九州の東南海上に低気圧が発生し、いわゆる西高東低の冬型の気圧配置になったためです。
 この低気圧は夜にかけて発達しながら日本の東の海上を北上する予報で、東北地方の東を通過する際には970hPaと台風並みに発達することになりそうです。


 太平洋フェリーの昨日出航した名古屋発苫小牧行きは「到着遅延」という表示になっていて、岩手沖辺りの海上では大時化に遭遇しそうでYouTubeにも過去の大荒れの中での乗船体験動画がアップされていますが、ほとんどの乗船客は船酔いで横になっているだけしかない状態になるかもしれません。


 その太平洋フェリーの私の仮予約ですが、私が乗船予定の5月18日出航便は2か月前からの予約開始になるため、18日9時の予約開始と同時にとりあえずネットで予約したものの、普段のWeb割は出航間近まで席に余裕があるのに、この18日出航便に限ってほぼ全てのプランがキャンセル待ちになってしまっています。


 当初は、行くかどうかを決めるまで「予約→自動キャンセル→予約」を繰り返そうと思っていましたが、キャンセル待ちが発生しているとこの方法は使えず、それは自動キャンセルになるとキャンセル待ちへ権利が移ってしまうためで、今日までに予約確定を行わないと二度と予約を取るのは無理だと感じ、昨夜のうちに予約を確定させています。


 もしキャンセルすることになっても「早割」は取れなかったためキャンセル料がそこまで高くなかったためですが、Web割は一週間前までのキャンセル料は200円とあり、「早割」のように30%という金額でなかったことも予約を早々に確定した理由です。


 ちょうど昨日のうちに北海道での宿舎確保の目途が付いたことも理由の一つで、2か月間のうち前半だけ上砂川の宿舎を確保できていましたが、後半の宿舎はまだ正式決定ではないもののほぼ大丈夫な状態になっています。


 申し込みの際に、ダメ元で複数の申し込みをしていたら双方とも許可になり、日程が被ってしまい逆に悩みましたが、その旨を伝えてそれぞれの担当者に電話すると快く日程の変更を受け入れてくれ、少なくとも2か月間の滞在先の確保は出来たため、後は行くしかないという考えに戻っています。


 そのうちの1か所が道東の根室市で、以前に問い合わせた際には4月以降しか答えられないとありましたが、昨日のうちにメールで「内定」という形で教えていただきました。
 借りれる予定の宿舎は根室市内から10数キロ離れた納沙布岬近くの10年ほど前に廃校になった旧小学校の職員住宅で、地図で見ても寂しい場所にあるようですが、私は賑やかな場所より望むところで、過去にも僻地にある職員住宅に住んだ経験が10年ほどあるため、あまり気にはなりません。


 公立学校には「僻地手当」という教職員の手当があり、この廃校になった小学校は僻地1級指定だったようです。
 僻地指定級は1級から5級まであり、数字が多い方がより「僻地」だということなので、1級だったら私の感覚ではそこまで辺鄙な場所ではないのでしょう。

 根室半島の東端には納沙布岬がありますが、その地域である「納沙布地区」と元小学校の所在地の「珸瑤瑁地区」を通学範囲にしていた小学校のようです。
 2013年3月に閉校になったとウキペディアにあり、Googlemapでも二階建ての立派な校舎が見れるので、まだ取り壊していなければそのまま残っているはずです。

(旧「根室市立珸瑤瑁小学校」は廃校まで日本最東端の小学校でした。「珸瑤瑁」は「ごようまい」と読みます)


 上の地図の赤印が住宅ですが、周囲には人家があるようでも左側が旧校舎群で両隣は旧職員住宅のようで空き家なのでしょう。
 道を隔てた場所にある家屋もグーグルマップを見る限り牧場のようですが、人が住んでいる雰囲気はありません。
 もっとも南側の海岸沿いには人家があったり、根室市街方向に1㎞弱行くと郵便局やコンビニらしき店もあるため、車が無ければ大変ですが私は問題なさそうです。


 逆に、ここに1週間という短い期間ですが住むことができることに期待していて、朝早くから日本で一番最初に太陽を拝め、根室ゴルフクラブという日本最東端の9ホールのゴルフ場が近くにあるため、気ままにラウンド出来ることも楽しみになっています。
 予定では7月3日から7泊8日の予定ですが、果たして天気がどうなのかが気がかりで、この地を拠点に少し離れてはいます(200km以上)が知床などにも行けたらと思っています。


 今日のチャオ。外で撮影しようと思いましたが、強風と寒さでチャオもすぐに部屋に戻ろうとして中での撮影になりました。