今日も昨日に引き続き、菊池CCの通常予約を私がして「アプローチの達人」を同伴者登録していたので6時前の暗い中を自宅を出発し、菊池市のさらに北の山中にある菊池CCに向かいました。

　自宅を出る頃は3℃ほどで、途中は2℃ほど、菊池市に入ると明け方だったので0℃まで下がり、今日も昨日同様に凍結したコースでのラウンドになると覚悟していましたが、菊池市内を抜け、山道に入ると不思議なことに気温が逆に上がりだし、ゴルフ場では5℃ほどの表示になったため、車の温度計が壊れたと思っていました。

　しばらくしてやって来た達人に「車の温度計が5℃だったので壊れたのかも」と告げたら、達人も「自分の車のそうだったので壊れたと思っていた」と言ったので、正真正銘5℃だったことが分かります。

　たしかに昨日はコース横を車で走る際に見ると真っ白なコース状態だったのが、今日は全くそうした様子が見えなかったし、車から出たときの寒さの感じ方が全く違ったのでした。

　今日はインスタートを選んでいましたが、これが失敗で、前半はいつものように1時間ほどで終えましたが、折り返しの待ち時間が40分ほどあり、前組が3バッグでしたがそこそこ下手でその下手なプレーを後ろからずっと眺める展開になってしまいます。

　前半は、上衣として着ていたジャンパーも、その中に着ていたホッカイロを貼り付けたダウンベストも暑くて脱いだほどでしたが、待ち時間が長くなると寒さも感じ始め、バッグに仕舞ったダウンベストを慌てて引っ張り出す始末でした。

　菊池はアウト・インのスタートなので、いくら前半を早く回っても後半になると時間待ちが入り、昼食には9時前で早すぎるし、さっさと先頭に勝手に回ることもできず係員の指示に従って指定されたカートの後ろに付く羽目になってしまいます。

（前組はこの1番スタートだったためか、3人のうち1人がチョロ、2人が左のOB方向でしたが1人は手前の木に当たってセーフになっていました）

（1番パー4の白ティ－は460yの距離があるホールですが、打ち下ろしのため正確に打てると300yオーバーのショットも夢ではありません。今日は残り170yほどの右ラフでした）

　達人も「以前はこんなゴルフが普通と思っていたけど、ハイランドのスループレーを当たり前だと思えば、待ち待ちだと余計に疲れる」とボヤいていて、私もプレーするより見学する時間の方が長いのは上手いプレーだとしてもどうかと思いますが、下手なプレーだと見なくてもいいやと思ってしまうものの、私が常にオナーになるため、進行上では嫌でも注視するしかありませんでした。

　悪いことに、後ろが2バッグのため常に後方に1組が待機している状況にもなり、後ろがいなければ練習パットなどできたのですが、それも叶わず、前組に金魚の糞のようにくっ付くラウンドになってしまいます。

　通常の菊池のプランには2バッグ割り増しが付くため、どうしても4バッグや3バッグになりがちですが、我々もそうだけど予約数が少ない日は2バッグ割り増しが無くなり今日は4,500円の食事付きとして出ていたので、2バッグも多くいたようです。

　ラウンド後に今日は昼食付なので2階のレストランに行きましたが、追加無しで食べられるのはうどん・蕎麦・カレーくらいなので達人はうどん、私は昨日同様にカレーにしました。
　以前は、カレーのご飯大盛りは無料でしたが、今日尋ねると100円必要と返事があり、そこまで大盛りは必要ないけどカレールーが意外と辛くご飯が足りないからですが、福神付けはいらないからというと少し増量してくれたようです。

　自宅からの距離を阿蘇ハイランドと比べると、菊池の方がやや遠いものの車の量は少ないため朝は1時間ほどで行け、その差は10分ほどになります。
　料金は阿蘇ハイランドの4千円（早朝）と比べると菊池の食事付き4,500円は微妙ですが、最近はハイランドの温泉が使えない分、夢の湯という温泉施設の利用券をくれるので、ハイランドの方が割安感はあります。

　混雑状況は似たようなものですが、アウトからの一方通行のハイランドの方がスタートしさえすればあとはスムースに進めるのに対し、菊池は折り返しがあるため見通しが付きにくいと思っていますが、どちらにしても来場者の心がけ次第で大きく進行のスピードは変わってしまいます。

　今日の前組もそうでしたが、自身の飛距離を知らないようで2番パー5では「そこからでは届きっこない」という場所からグリーンが空くのを待っていたし、そのため余計に後続組は詰まってしまいます。

　ただでさえ、ゴルフ熱が冷めかけているのに、こんな無駄な時間を過ごすくらいなら自宅でパソコンを触っている方が良かったと思った一日になりました。