三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私のゴルフ

 今日の熊本は朝は雨が降っていて、午前中には止みましたが、午後からも雲が多い天気になっています。
 今日は阿蘇ハイランドで女子プロのスキンズマッチが行われたはずですが、阿蘇の天気も同様なので開催されていれば観客がコース内に入るため、ラフや一部フェアウェーなどが荒らされてしまっているかもしれません。


 明日から阿蘇ハイランドで3連チャンになりますが、早朝のスタートになるため荒れたコースは少しプレーに影響があるかもと思っています。


 さて、私の現在のゴルフを客観的に見ると、一般的なアベレージゴルファーよりもスコアがそこそこ纏まるのはある意味、当然なことです。


 その理由は2つあり、1つは毎回同じコースをラウンドしているためで、グリーンの傾斜や曲がる癖などがある程度は頭に入っているからです。
 スコアメークには「コースを良く知る」ことは重要な部分で、打っても大丈夫な場所を知っていればホールによっては「逃げる」ことも出来ますが、コースを知らないと常にアップアップの状態でラウンドすることになり、気持ちの余裕が無くなってしまいます。


 不思議なことは、ホールによってミスした際の球の行き先はほぼ同じような場所になることで、ティーの向きやわずかな傾斜でミスし易い傾向が決まって来るのですが、アベレージゴルファー用にミスした際でも助かるミスになる作りになっているのが「簡単」と言われるコースになり、逆にミスを誘発させてトラブルに誘導するのが難しいコースと言われるものです。


 ティーショットを曲げて、もし知らないコースだったら不安のままセカンド地点に向かうことになり、気持ちのアップダウンが大きくなりがちですが、知っているコースだとそうした感情の起伏が少なくなり、無駄な心のエネルギーを消費することが押さえられます。


 ゴルフでは体力的エネルギーと共に心的エネルギーも重要で、途中でいろんな心配事でそのエネルギーを消費してしまえばエネルギー切れで後半での大叩きに繋がり易く、慣れ親しんだコースであればそういう心配が少なくなるため、毎回同じコースでラウンドするとスコアが纏まり易くなるのは当然です。


 理由のもう1つが、私が常に「アプローチの達人」とだけラウンドしていることで、無用に他人の動向に意識が行ってしまう癖がある私にとって、上級者の達人にはほぼ気を使う場面が少ないことにとても助けられています。


 自分のプレーに集中しないまま同伴者の動向を気にすることで、1ラウンドで数打はロスし易いことが多いのですが、達人とのラウンドではそんな心配もいらず、また気楽な気持ちになれるため、本来は重圧のかかる距離のショートパットもノンプレッシャーで挑むことになります。
 つまり、他の同伴者がいれば現在の平均スコア79+αになるはずで、以前の平均スコアが83程度だったのですが、その頃よりゴルフの質は下がっていると思うため5打程度はロスを避けられているのではと思っているのです。


 現在、私が好むラウンドは1人だけの単独プレーです。


 1人でゴルフしても面白くないという意見もありますが、元々のゴルフは自然とプレーヤーが対話しながらのんびりとプレーするもので、プロというお金をかけた邪道のシステムが入ってきたため、客観的に多人数が争うことが可能なストロークプレー方式が主流になってしまったものです。
 そもそもは、個人が自然の中で遊ばせてもらう散歩に毛が生えたようなものが本来のゴルフの姿だと私は思っているのです。

(AIで水彩画風に変えた丸加高原での1人ラウンドでのグリーン上の風景)

(こちらは若干変ですが、AIでアニメ風に変えた丸加高原のティーショット風景)


 そこには他者との競争などはなく、絶対的存在の自然に弄ばれながら自己の最良のプレーを目指すという部分だけで、ラウンドが終わって「今日はコースと上手く調和できた」のであれば最高だという考え方です。


 他人と争わない、そんな平和なゴルフの方が私には合っているのです。