イメージが湧かないうちにスイングを忘れる
今日は阿蘇ハイランドの早朝を「アプローチの達人」が予約していましたが、当初のスタート時間は6時41分でした。
昨日のうちに達人がゴルフ場に電話して、時間を繰り上げてスタートできるか尋ねたら、トップが5時45分なので、その前に出るのであれば大丈夫という答えだったと帰って来てからlineで知らせてくれています。
そのため自宅を4時15分に出てゴルフ場に5時10分に到着しましたが、すでに達人が一番乗りしていました。
ただ今日の阿蘇の日の出時刻は5時40分な上に、阿蘇カルデラ内に入った辺りでは晴のようでしたが、東の空に厚い雲があって日の出とともにその雲に覆われそうだったので、日の出の頃でもまだ薄暗さが残っているだろうと予想していました。
(我々のカートがトップにしてありましたが、まだ薄暗く日の出まで20分あります)
(クラブハウス内に新しい大型モニターが設置されていて、自分が使うカート番号をこれで確認できます)
(スタート室前にも小型のモニターがあり、同様に確認できます。これまでは受付で使用するカート番号を教えてもらっていました)
5時20分過ぎに1番ティーに向かい、準備をしていると元々のトップスタートの男女の2サムもしばらくして上がって来ましたが、まだ明るくなっていなかったので球の落下地点は見えそうになく、達人が後ろの男性に「もう少し待ってもいいですか?」と尋ね、当然その組もスタート時間15分前だったので、了解してもらっていました。
達人と、40分まで待ってもこの雲の厚さでは同じだと相談して、45分の9分前になる5時36分にティーオフすることにしましたが、それは落下地点が見えなくても勝手知ったるハイランドのコースなので、大体どの辺りに飛んだのかは手応えで分かるからです。
1番パー4はティーショットもいつもの当たりで、バーディーパットをショートしたもののそう違和感はないスタートホールになりました。
昨日の城南の日記のタイトルは、当初は「背筋痛が出た」でしたが、帰って来てからそこまで痛みが無かったためにタイトル変更にしていて、実際はラウンド途中でドライバーを振った際に右背筋を痛めていたのです。
この痛みが2番のティーショットを打った際にまた出てしまい、その後はあまり振らないように意識していました。
すると大幅に飛距離が落ちてしまい、これではいけないと途中から背筋に響かない程度に振るようにしましたが、それでも飛距離が戻ることはありませんでした。
9番など残り150y弱を7鉄でしっかり当たった手応えだったの、大きくショートしていてキャリーが120y程度しかなかったことが分かり、それがずっと頭に残ってしまいます。
10番では残り130yを大きめの8鉄で打ちましたが、これも大きくショートしていて110yほどしか飛んでいないことになり、その後は2クラブ大きめを選択する羽目になりました。
ドライバーも飛ばなくなり、達人に50yも置いて行かれるほどで、普段はセカンドなどグリーンを狙うショットでは頭の中に打った球のイメージを作って臨みますが、そのイメージが全く湧かなくなってしまいます。
私はプレショットルーティンで球の飛んで行くイメージを作ることで、フック目やスライス目を打ち分けるようにしていますが、このイメージが湧かなくなるとスイング自体もどう振って良いのか分からなくなり、混乱してしまいます。
単に背中を庇ったことで飛距離が大幅に落ち、それがいつもとは違う手前の場所からそれも普段より距離に対して大きめのクラブで持つことで、イメージそのものを湧かなくなっていました。
結局、私のスイングは自分で仕組みが分かるような理にかなったスイングではなく、脳に「こうしたい」と事前に思ったことを伝え、脳が身体の動きを勝手に変えてくれるという他力本願的なやり方だったので、今回のようにいつもと違うシチュエーションでは脳がパニくってしまい混乱してしまったようです。
幸い今週のラウンドは今日で終わりで、次のラウンドまで1週間あるので、身体を休ませ背筋痛を取るように安静にしたいと思っています。