三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

パットは難しいけど楽しい

 今日も熊本は南海上にある台風6号の影響のためか、昼前に35℃と暑い一日になっています。
 気になるその台風の進路ですが、かなり西寄りのコースに変わっているため暴風圏内に今のところギリ入らないかなと思っていて、特に台風対策は今は行っていません。

(台風6号の暴風域は220kmなので予想進路の場合、自宅が暴風圏内に入るか微妙はところです)


 昨日「アプローチの達人」からlineが入り、「急用で熊本に帰れなくなったため今週の火・水のラウンドはキャンセルさせてください」との連絡でしたが、達人は毎週のように週末は実家の高齢のお母様の介護のために名古屋に行っていて、何かあったのかなと心配しています。


 今週の阿蘇ハイランドのラウンドがなくなったため、明日は急遽1人予約で城南CCのファミリーコースを予約していますが、果たして暑さはどうなのか心配です。


 ちょうど14時からテレビでは気象庁と国交省が台風に関して緊急会見を行っていて、台風6号は雨台風のようで台風から離れた場所でもかなりの雨量があると警告しています。
 木曜日にかけて災害級の大雨になると言っていて、少し進路から離れたとはいうものの風だけでなく大雨への警戒も怠らないようにしなければと思っています。


 さて、最近はパットに関して書くことが多いのですが、それだけスコアに直結するパットは重要で、グリーン周り(ショートゲーム)とそれ以外のショット(ロングゲーム)は全く別物になるのがゴルフなのです。


 プロはこのショートゲームを良く練習するからスコアを大きく崩しませんが、我々アマチュアはショートゲームの精度が今一つなので、ある程度のオーバーパーは仕方ないものの達人のようにショートゲームを極めればアンダーパーのスコアも望めることになります。


 私のグリーン上のパットを1ラウンドを通して動画に纏めて見ましたが、大まかにはそれなりに上手くプレーしているようでも、全くグリーンを読めない様子もいくつか映っていて、この辺りがまだまだ甘い部分だと思っています。


 ショットミスやショートパットを外すミスは楽しくないのですが、予想に反したパットの転がりは案外と楽しいもので、設計者の罠にハマった感があり、動画の中でのその時点での自分の考え(読み)を新たに書き込み、転がりの結果を併せて検証してみました。



 この動画は7月10日の北海道滝川丸加高原CCでのラウンドを撮影したものをグリーン上のプレーだけに限って纏めたものですが、インスタートの11番・12番それにアウトの7番で読みと大きく違った転がり方をしていて、その後のパットで疑心暗鬼になっている様が見て取れます。


 機械だったら前の結果に捉われず、その時々の状況の応じてプレーできますが、人間は失敗があれば「羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)=熱い吸い物で火傷した者は冷たい膾まで吹いて冷まして食べる意味」との諺のように、無用な用心をするもので、思わぬ転がり方を経験すると次も「転がるのでは?」と思うのは当然の流れになります。


 コースの設計者は様々な手管でプレーヤーに錯覚を起こさせるようにコース作りをするもので、グリーンの周囲に凸凹を作ったりするのはアプローチを難しくするためでもありますが、視覚的に傾斜を分からなくするためでもあるのです。


 グリーンは大きな傾斜の中に小さな傾斜で作られると上り下りが逆に見えたりもするし、人の感覚で感じにくい程度の傾斜だと上り下りが全く分からなくなるものです。


 私は、ピンまで歩くことで足裏で傾斜を感じるようにしていますが、面倒に思って省略することも多く、そうした場合に騙されることになるものの、この動画では丁寧に傾斜を確認していたのにも関わらず、読みを大きく外しているのは完全に騙されたということで、これはこれでまたラウンドしてみたいと思わせてくれるものです。


 ゴルフ上達には様々なコースを経験することも大事ですが、同じコースを何度も回ってコースの癖というか設計者の隠した罠を見つけることも大事で、特にグリーンではその傾向が高いのです。
 プロは試合の時はグリーン上の傾斜などの詳細なメモを持っていますが、アマチュアもそのメモが購入できるコースもあるものの、一般のラウンドではそこまで投資をしないものです。


 トリックを見破る推理小説を読むように、コースの罠を見破る楽しさもゴルフの楽しさだということです。