三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私の思い付きによる工夫

 今朝の熊本は春霞がうっすらと架かっていますが、雲は見えないほどの快晴です。


 春霞といえば古来から和歌にも歌われるような春の風情のある光景ですが、もしかしたら黄砂の影響かもしれず、そうであれば風情もへったくれもないもので、これからしばらくは九州地方は黄砂の影響が大きくなる時期でもあります。


 さて、昨日まで今週は阿蘇ハイランドを連荘して菊池CCと久しぶりの3連チャンラウンドになりましたが、さすがに身体には各所に痛みが出ていて、我が身ながら衰えを実感しています。


 この3連チャンでやってみようと思い付いたことがあり、その結果を改めて検証してみますが、練習場で試してみることなく現場でやってみることが練習に行かない私らしいやり方です。


 まず1つ目が、スイングの始動でヘッドを気持ち内側に引く意識を持つことです。最初は自宅の庭でのアプローチの練習で、敢えてインサイドに引く意識で打ってみましたが、真っすぐアウトサイド後方に引くと手だけ使ってしまうことに対し、わずかですが肩が入るのではと考えました。
 

(2月16日の菊池CC16番パー4のティーショット風景。かなり外側にヘッドが動きます)


 もともとがヘッドをアウトサイドに手を使って引きすぎていたため、インサイドに引く意識で相殺されちょうど良いかもと考えたのですが、庭でのアプローチの練習ではかなりいい感じだったのです。
 そこからヒントを得て、ドライバーやアイアンも同様にインサイドに引く意識でバックスイングしてみれば、極端にアウトサイドに引く癖が少し矯正されるかもと考えました。


 これはまだビデオ撮影をしていないので実際のスイングがイメージ通りになっているかの検証ができていませんが、しばらくはこの意識を持って続けてみようと思っています。
 こうすることで、肩が入りやすくなりもう少し高いトップへ上がっていければという期待もあるためです。


 2つ目はグリップの工夫です。私のスイングの特徴として、今はバックスイングでヘッドが上がらない部分が気になっていますが、以前はシャフトクロスが気になっていました。
 いろいろやってみても基本的には直らず諦めていますが、ふと思いついたのが左手のグリップで親指と小指でロックしてみればということです。

(私は親指に乗る感覚が分からないけど、小指側を意識してみると感覚できるのです)


 本来は左手の親指の上にシャフトを乗せるとよいと言われていますが、私にはその感覚がなく、親指の上にどうすればシャフトが乗るのか全く感じることができないものでした。
 そのため、親指で意識が生まれなければ逆に小指側に意識を持ってみればと思い、左手は親指と小指だけで持つ感覚にすると、トップでシャフトがロックされるように感じました。


 しかし、これで実際にドライバーを打ってみると左に飛んで距離が出ませんでした。そりゃ、左手がロックされているからヘッドが走らなくなり、結果的に飛距離のロスが出るのは当然です。
 切り返しまでは小指に意識を持ち、ダウン以降では今まで通りにすればよいと考えていますが、ここは練習がそれなりに必要なようです。


 ただこれらの思い付きが正しいのか、自分でも分かっていませんが、要は結果が付いてくるかが一番重要で、やってみてダメならまた違うことを試してみるという考えでよいはずです。


 どうせ結果を求めないアマチュアのゴルフであり、マンネリ化したゴルフをするより、いろんなことを試してみて、それでスコアが纏まらなくても言い訳になるというものです。