三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

昨日のどんどや風景

 今日の成人の日の熊本地方は昨日に引き続き晴天になっていて、式典出席の新成人の晴れ着もより晴れやかなものになっていることでしょう。

(この画像は今日の午前中にZV-E10で撮影したものです)


 昨日は近くであった「どんどや」を撮影しようとZV-E10を持って行きましたが、そもそもの最初の設定がマズかったようで、撮影した動画がコマ落ち動画になってしまい、併せて動画編集ソフトでは有料のアップグレードをしないと4K動画は扱えないため、せっかくの撮影がほぼ無駄になっていました。

 撮影した動画が4Kだと編集しようとしても、こうしたアップグレードするように促すエラーになりますが、料金を支払ってアップグレードしようか迷うところでした。


 しかし、既にカメラの設定を4KからFHDに変更していて、それはYouTubeのZV-E10の使い方講座を視てから分かったもので、そこまで画質を上げてもパソコンの能力などを考えて無駄かもと思ったからです。
 FHDだったらこれまでのバージョンでも編集できるわけで、わざわざアップグレードするまでもないと今は思っています。


 ZV-E10を購入した本来の目的は、綺麗なラウンド動画を撮りたいためですが、まだ実際にラウンド時の撮影に使ったことはなく、現在はカメラの使用方法を学んでいる途中なので、今後やはり4K撮影したいと思ったら、その時に編集ソフトを有料でアップグレードすればよいものです。


 この地域の「どんどや」は私が子どもの頃にもあっていて、その頃は1月14日に行われていた記憶があります。
 一般的な「どんどや(どんど焼き)」は小正月の15日に行われますが、私の記憶では14日だったのは前日に「モグラ打ち」という各家庭を回って藁で作った棒で庭を叩く行事がありますが、そのときに「13日のもぐら打ちは~」と歌っていたためで、もしかしたら間一日があったかもしれず、私の記憶違いかもしれません。


 子ども心には「もぐら打ち」から「どんどや」へという移行がセットで記憶されていて、正確かどうかは不明ですが、私自身の記憶の中では「14日のどんどや」なのです。


 こうした地域の行事も徐々に廃れていったのは、少子高齢化が原因で、「もぐら打ち」は地域行事から子ども会行事に変わり、「どんどや」は農地の宅地化が進み併せて昨今のコロナ禍で開催が厳しくなっていきました。


 そんな中で、「地域の伝統行事を守る会」(正式な名称かどうかは分かりません)が有志で「どんどや」を継承しようとしたもので、私の兄もそのメンバーになり活動しています。
 「どんどや」はまず準備が大変で、山の竹林から竹を切り出し、稲刈り後の藁を集め田圃の中に組み上げます。


 昨今は野焼きが規制されるように、こうした伝統行事も消防署に届け出が必要で、実施の際は地元の消防団員が法被を着て立ち会っていました。
 また、以前は広大な田圃の中での実施でしたが、周囲が宅地化してしまい、「どんどや」で燃やした灰が家屋や敷地内に飛んで行くこともあり、苦情があることも予想され、ますます実施は厳しくなるばかりです。

(田圃の中に竹を中心に組み上げられた「どんどや」)

(有志の会メンバーが火を入れます) 
 
(これも設定を変える前に4Kで撮影したもので、トリミングだけして編集はせずそのままYouTubeにアップしました)


 当初は少なかった見物人も、火が燃え上がり大きな音を立てて竹が破裂するのを聞いてか、子連れで見学に来る新しい住宅の入居者も増えてきて、それなりに盛況になったものです。


 以前のように、自宅の正月飾りを火の中に投げ込んだり、竹の先に針金で吊るしたアルミフォイルで巻いた鏡餅を残り火の中に入れて餅焼する光景も見られました。

(右手の女性が袋に入った正月飾りを残り火の中に投げ入れています)

(青竹に針金で吊るした鏡餅を入れてこれから焼くようです)


 見物人は以前のように多くは無かったものの、遠巻きですが小さな子どもたちも多く見学に来ていて、お正月の思い出として記憶に残って行くことでしょう。

(小さな子たちは危険なので離れた場所にいました)