三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

大雨後のラウンド

 一昨日から阿蘇五岳ホテルに宿泊していますが、昨日は阿蘇ハイランドまで行ったものの「アプローチの達人」がキャンセルされたため1人予約が流れ、パット練習をしてから早目にホテルに戻り、休養していました。
 初日のチェックインは15時からですが、2日目なので部屋に入る時間は自由になるものの、11時にホテルに戻った際は清掃があっていて、しばらくロビーで待つことにしました。


 阿蘇五岳ホテルはビジホですが、1階に温泉があるため、温泉に入ろうかと思いましたが、こちらも清掃後のお湯張り中とのことで、しばらく入れないとのことでした。
 ビジホなので、日中に客がいることなどないようで、13時前に温泉に入るため部屋から出たら、ちょうど廊下のドアノブなどを消毒している人がいて、誰もいないと思っていた客室から私が出てきたので、かなり驚いたようで「びっくりした」と言っていて、私もつい「驚かしてごめんなさい」と謝ってしまいます。


 昨日は午前中は無理すればラウンド出来そうな天気でしたが、午後からは雨風とも強くなり、それが今朝まで続いていました。
 7時過ぎにホテルを出る頃は小雨だったものの、15分ほどで阿蘇ハイランドに到着すると、駐車した車の中から外に出れないほどの雨の強さになっています。

(予報では8時頃から雨は止んで曇になり、午前中は曇で午後から晴というものでした)


 すでに達人は来ていましたが、この天気だと早目のスタートは避けた方がよさそうで、我々の後ろの組が先にスタートしたいと言っていると係員から聞かされ、「どうぞ」と初めて後続組を先にスタートさせました。


 それでも8時40分の定刻にはスタートしていて、雨は予報通り止んだものの、とにかくフェアウェーが水浸しでカジュアルウォーターの救済を受けようにも傾斜のキツいライまで動かすしかなく、せっかくのナイスポジションが生かされないことも何度かありました。


 普段より距離が出ていなかったのは、ランが全く出ないためで、ティーショット後に最初に地面へ落ちた際にティーから水飛沫が見えるほどで、普段より場所によっては50yも違うこともあり、いかにランが出る出ないで飛距離が変わるのかが実感させられました。



 今日もドライバーショットは良くなく、その代わりにアイアンが良かったため、スコアは纏まりました。
 上のスコア表のフェアウェーキープ率は良くても、ショットそのものが良くなく、テンプラでフェアウェーキープできたものも多かったものです。
 擦った当たりも芝が水を含み転がらないから、距離は残るものの左右に大きく転がることがなく、距離の無いコースなので普段より長目のクラブを使うことになりますが、それでもPWが7鉄程度に変わるもので、ホールによっては14番の3打目など、コントロールショットでなくフルショットになり、結果ピンに寄るという皮肉なことが起こります。


 5番パー5では完全に右の林に打ち込んだ球が、木に当たって戻ったようで、自分でも「あの当たりがなぜ戻る?」と不思議に思ったものでした。
 3番や6番ではトップ気味の当たりが、フェアウェーに残るというもので、ショットは決して良くなく、それどころか普段より悪かったものです。


 途中で、自分でも思い返して「なぜ?」という不思議な勘違いをしています。


 それはバーディーゲット後の15番パー4で、ドライバーショットは右に出て危うく1ペナになるところを、カート道路右のラフに着地した球が前に跳ねてセーフになりました。
 ぞれまでフォローだと思っていましたが、セカンドで残り115yをPWで打とうと手に持っていたのに、なぜかアゲインストだと思ってしまい、わざわざカートに戻って9鉄に持ち替えてしまいます。


 抑えればまだしも、アゲインストだと勘違いしているので、しっかり打ち、グリーン奥にコブがあり、その頂上で止まって奥のOBへは免れました。
 フォローなのでPWでも大きかったはずですが、自分の中ではアゲインストと思い込んでいるのが、ホールアウトしてからの不思議で、ティーではこのホールはフォローだと確認しているのにセカンド地点で勘違いした理由が自分でも分からないものです。


 このミスがあり、18番パー5の3打目でも同じような距離が残り、今度は間違いなくアゲインストでした。
 それでやはり9鉄でしっかり打ちましたが、ここもオーバーしていて、打ち上げの115yをフォローとアゲインストの違いはあっても、両方ともにオーバーするのは不思議な感覚でした。


 また前半は水を含んだグリーンは重く、下りのパットもカップ近くで止まってくれましたが、風が吹き出した辺りからグリーン表面が乾き、下りは転がるようになっています。


 9番パー5では3打目をピンの右2mにオンしましたが、下りなのでかなり優しく打ったバーディーパットは止まらず、カップ横を抜けて2mほど転がり、返しはそのまま打ちましたが砂が付いていたのかも、変な当たりになり外してしまいます。


 10番パー4もピンの左2m弱でしたが、手前のピン位置では左からはかなり下りのスライスラインになるため、9番のこともあり優しく打ったもののカップ左を抜けてしまいます。


 9番10番とグリーンに上る際は「バーディーが来た」と思って喜んだものの、入らずガッカリでした。
 結果、その後はしっかり打てなくなり、14番以外は全てショート目になっていますが、安全にショート目に打つパットの方が、打ちすぎて返しをドキドキで打つより精神衛生上は良いものです。

(13番パー4のティーからの眺め。カート道路にも水が溜まっているのが見えます)


 達人は今日は不調気味で、何度かアプローチが寄らず、パットも一筋ラインが違うもので、本人によれば「真っすぐヘッドを引けないから転がりが素直でなく、カップ手前で切れる」とボヤいていました。
 ただでさえ距離が出ない達人は、普段よりセカンドの距離が残り苦労されていましたが、パットの不調はアプローチにも影響するようで、3番・7番・8番と寄せ1が効かない前半でしたが、達人でも不調な時があるのだと驚いたほどです。


 今月のラウンドは今日で終わり、次は連休明けの6日になるため、一週間も間が空いてしまいます。
 世間ではゴールデンウェークですが、毎日が日曜日の私にとって、道路は混むしどこに行っても人出が多いこの期間は、何もせずにじっとしていたい期間になりますが、そうはいかない理由もあるのです。