三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

昨日の反省

 今日は快晴の土曜日ですが、ラウンド予定もなにも入っていませんが、メジャーの初戦のマスターズの中継を早朝から起きて見ているので、少し寝不足気味です。
 スコッティーシェフラーが2日目に5アンダーを出し、通算8アンダーにしてトップを独走状態ですが、連覇を狙う松山英樹は3アンダーとして初日がイーブンだったのでトップから5打差の2位タイグループで頑張っているようです。


 注目の大怪我から復帰のタイガーウッズは、通算1オーバーの19位タイで見事予選通過を果たしています。


 首位のシェフラーは、現在世界ランキング1位の選手で、これまでメジャーでは世界ランキング1位の選手は苦戦するというジンクスめいたものがありますが、今年出場の7試合で早くも3勝と絶好調なため、このまま突っ走りそうな予感がしますが、果たしてオーガスタの女神が微笑むのか逆に悪戯をするのか興味深いところです。


 さて、昨日の「やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部」のラウンドの反省を改めてしてみます。
 この日はビデオを持参し、同伴者に事前に了解をもらい前半途中まで撮影しましたが、リズムが悪くなり、14番までで撮影を止めてしまっています。
 ビデオ撮影のため、2サムでしたが打順を固定してもらい、私が常に2番バッターとして同伴者がオナーで打った後にビデオを回すようにしました。


 昨日の日記にも書いているのですが、冬期はセルフ営業はしているものの700mという高原の上に作られたコースは積雪などもあり、ホテル営業はせず半分はクローズ状態のため、コース状態は非常に良く、フェアウェー・グリーン共に固く締まってスピードも出ていました。


 アプローチの練習グリーンで3方向から球を転がしてみましたが、ちょうど頂上付近にカップが切ってあり、どちらもカップを過ぎたら4~5mは転がり、速いなと思いましたがピン位置の影響だろうとその時は思っていました。


 スタートホールのインコース(祖母コース)10番364yパー4で、ティーショットを右に曲げ、セカンドは8鉄で右やや手前のピン位置に対し、手前にショートしましたが、その時は悪い位置ではないと思いました。



 しかし、ここのゴルフ場の特徴は「掌で水を掬う形状」のグリーンですが、アプローチは手前から転がしたものの、勢いがついてカップに蹴られ、1mをスライスラインと読んでいたのに構えたら左に外しそうに思えて真っすぐ打って右に外してしまいます。
 基本的なグリーン形状は周囲が高く中央が凹む形なので、右手前だったらスライスになるはずでしたが、球にアドレスして逆に切れるような錯覚がしたため、アドレスを解いてもう一度傾斜を読むなりする必要があるのに、そのまま打って右に外してしまいます。


 この辺りが慎重さを欠くプレーであり、ただでさえ真っすぐ打てないショートパットの下手さですが、頭の中に前日の阿蘇ハイランドで「アプローチの達人」に教えてもらったスパットの上を通す練習で悉く左を抜けていたことも、左に打ってしまうかもと思って真っすぐ狙った理由になります。


 同伴者は50歳代で県北のゴルフ場のメンバーになったばかりと言っていましたが、ショットの質が良いものの、アプローチの距離感に悩んでいて、この10番では見事パーオンしていましたが、これ以降はグリーンを外すとアプローチがほぼ大きく、そこさえ練習すれば、すぐにでもシングルハンディにもなれそうな感じです。


 面白いのが、私と真逆で、アプローチの際は私は素振りより実際のバックスイングの方が小さくなってしまいますが、この方は素振りよりも実際のバックスイングが大きくなり、それが理由でオーバーしてしまうものです。
 58度を使ってもハンドファーストで打つため、出球が強くなり、打った瞬間に大きいと分かりますが、本人はふわりとした球を打ちたいと思っているようで、そのためにはハンドレートを意識したスイングを練習してみれば良さそうです。



(ビデオで見直すとセカンドはフォローでもあり、ショットもしっかり目に打っているので、オーバーはある意味当然かもしれません)


 11番361yパー4はティーショットは当たりましたが、フェアウェーが右が高く球が左に転がってライが悪そうなラフかフェアウェーか分からない場所でした。
 距離表示はセンター80yで打ち上げになるため52度で打ちましたが、このグリーンも中央が凹み、手前に落ちても下り傾斜で奥に跳ねるため、球がグリーンに落ちた瞬間に止まらないと感じています。


 ラウンド中に忘れていたことが、このゴルフ場は標高700mの高原にあるため、球が少し飛び易いということで、それを頭に入れていなかったことも縦位置の距離感がなかったことかもしれません。


 ビデオで見ると、10番グリーンが手前からあれだけ転がるのに、このグリーンは奥からそう転ばないという不思議さで、この辺りもコースの罠にハマっています。


 終わってピッチマークを探しましたが、跡を見つけられず、グリーンが固めであることも球が止まらない結果に繋がるようです。


 12番123yパー3はかなり打ち上げになるホールですが、9鉄でピンの右6mにナイスオンしました。
 しかし、ビデオカメラのオンオフを間違え、プレーの様子は撮影できておらず、バーディーパットはカップ左淵を狙いましたが、予想以上に右に切れてしまいます。



 13番346yパー4は、当初はU4を持ちましたが気が変わりドライバーに持ち替えました。このホールは左ドックになり、左に打ちすぎると傾斜で土手下に落ちたり、左の森がスタイミーになりますが、フェアウェーに斜めに段差があり、右にキックし易いため右へ突き抜ける恐れもあるため距離を抑えて打つ必要があります。



(同伴者も3打目をトップして奥に打ちこんで、2人共にガッカリです)


 14番351yパー4は、打ち上げになるホールでグリーンもかなり砲台になり、ここも中央が低く手前に落ちても奥まで転がるグリーンです。
 ここはバーディーパット時に同伴者と息が合わず、見た目以上の曲がりで3パットしてしまいます。


 セカンドはどうにかグリーンに止まっていましたが、同伴者が4打目のアプローチした球をサッサとマークすればよいのに、しなさそうで諦めてプレーに入りますが、そこでマークに来たのでプレーを中断します。
 ここはかなり頭に来ても黙っていましたが、8番パー3で前組のティーショット時にティーイングエリアに上がり、7~8mの近くに立っていたので前組が行ってから「マナー違反になります」と軽く注意をしています。


 1人予約ではこうしたマナー違反者は多いものですが、新たにゴルフ場のメンバーになると他のメンバーからこうしたマナーについては注意されて恥をかくもので、そうならないようにと思ってのいわば親切心だというものです。
 このビデオのティーイングエリアでも、自分のショットは終わっているのに、右後方で私のプレーに構わず素振りしているし、セカンドでも右後方に立っていました。


 普通の下手な人には言っても無駄なので注意しませんが、新規メンバーになり上達を目指してこれからクラブ競技に出る機会も多くなりますが、こうしたマナー違反をすると煩い古参のメンバーから怒鳴られることもあるはずで、そうなるとその日のゴルフはボロボロになってしまうものです。


 なぜ古参のメンバーがマナーに煩いかは、他のゴルフ場に行って「〇〇のメンバーです」と言ってマナー違反をすると「〇〇ゴルフ場のメンバーはマナーがなっていない」という悪評を生むためで、ホームコースを愛する古参メンバーほどそうならないよう新人には厳しく接する人も多いものです。


 各クラブ内の研修会という組織も、技術やルールに関する知識アップと併せ、マナーアップの取り組みをしているものです。
 私も研修会に入会した際に古参のメンバーからかなり口喧しく注意されたことがありますが、それは見込みがあると思った裏返しでもあり、クラブを代表する立場になるかもしれないと思えば、厳しくマナーを叩きこむのが先輩ゴルファーとしての義務だというものです。


 1人予約ではそこまで厳しく注意はできませんが、たまたま私に対するマナー違反でなく、他者へのマナー違反があったため、良い機会だと8番では注意したものです。
 終わってからも、「ティーイングエリア内はプレーする者だけが入れる場所と思うように」と注意していて、それを知っていれば無用なマナー違反は起こさないはずだからです。


 この後は、15番パー5でクリークに打ち込んだり、16番パー4でこれまでだったら届かない正面の林に打ち込んだり、17番パー3では7鉄でシャンク気味に右に球が飛び出したりとイマイチな内容でした。


 ただ前半最後の18番573yのティーショットが打ち上げになるパー5で3オンしてパーが取れたことが良かったもので、ここはフォローの風でかなり助けられました。


 そのままスルーで行きたかったけどアウトスタートの3バッグの1組が間に入ってしまい、それまでの前組もティーショット待ちしていたので、昼食休憩を取ることにしました。
 この昼食休憩を入れたのは大正解で、40分の昼食休憩を入れたのに16番で3バッグの前組に追い付いています。


 当初は「まさかあの組?」と思いましたが、前々組を見ると前半の前組だった2サムの1人予約組だったので、昼食休憩を入れなくてもこの時間に同じ場所にいたのだと不思議な感じでした。


 前組の3バッグは、我々が昼食休憩に入ってから10分はティーショット待ちをしていたはずで、そうなると我々は17分程度は待つことになり、40分の休憩のうち半分近くをスルーの場合は消化した計算になります。
 後半は前がいなくてスイスイ進め、16番で追いついたことは、進行のペース上でもそこまで不思議ではありませんが、その時は40分前という意識があり、不思議な感覚でした。


 後半は同伴者とおしゃべりが弾み、コースの意地悪な設計などを話しながらのラウンドになりましたが、2人共にリベンジにまた来たいと話したものです。