三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はレッスン日

 毎週の土曜日は、PGAティーチングA級の鋤田プロのグループレッスンを受けていて、今日も朝からサンバレーゴルフプラザに出かけて行きました。

(練習場の桜も夜半からの強い雨でかなり散ってしまいそうです)


 今日の朝の話題は、プロが指導している女子2人の第一次プロテストの結果で、見事に純ちゃんが1位通過していて、もう一人の夏帆ちゃんも7位タイでそれぞれ2次予選に進みました。
 プロは、予選会場のある山口県の周南カントリー倶楽部まで行ったようで、その時の2人の様子などを面白おかしく話してくれました。


 トップ通過の純ちゃんは2人しかいないアンダーのスコアを出していて、初日からそれぞれ71・68・71という6アンダーでしたが、それでも短い「お先に」のパットを何度か外したり3パットしたりという内容だったらしく、プロによるときちんと丁寧にやっていれば15アンダーは出せたはずということです。


 夜に定食でもご馳走しようと思っていたら、2人が焼き肉が食べたいと言い出し、試合前だというのに追加も頼んでお腹一杯に食べたようで、プロにとってはかなりの出費オーバーになったということや、練習場でショットが2人ともに大きく曲がり、本調子でなかったのに実戦でスコアを纏めるようになれたことは成長の証だとも言っていました。


 また女の子2人は仲が良くても、平等に扱わないと大変だとも言っていて、年頃の女性を指導する大変さが垣間見えます。
 別に指導している小学生の女の子も将来有望ですが、我々「土曜ゴルフ部」はなかなか進歩の跡が見えないのは、年齢だけとも言い切れず、現にミーちゃん(65歳のおっさん)は「飛ばし」の練習で280yの数値を叩き出したようで、つい先日まで初心者の女性にも負けるか弱いスイングだったのが、たった1年足らずで見違えるスイングに変わっています。


 もっとも2時間近く離れた天草の本渡から、毎週土日にやってくる熱心さがあり、そのほかでもジムに行って筋トレをしているようで、熱の入れ方が違うというものです。


 それに引き換え、私はなかなか上達の様子が見えず、自分でも変わらないなと思っていますが、それでも飛ばしの素振りで自己ベストの数値が今日は出て、わずかながらでも前に進んでいるんだと信じたいのです。


 今日の練習は、まず50yと80yのグリーンに対し、4人1組で順に打って、うち3人がオンに成功したら打席を変わり、それを順繰りに行う練習がありました。
 その後は、150y先の2つの距離表示板の間を抜けて打つテーマに変わり、これも2人が成功すると打席を変わります。


 私が明日のマッチプレーを控えているため、メニューも調整用に合わせてくれたようで、ただ単に打っていてもプレッシャーはかからないけど、3人目で打つ際はかなりプレッシャーを感じてしまうものです。


 それが終わると、「飛ばし」の練習があり、今日もドライバーショットの数値は250y止まりで、どうしても目標の260yには届かないものでした。
 仕事が忙しく、練習にあまり来れてないジャンボが振れなくても270~280yを連発するのに、一生懸命に振ってもどうしても250y台の数値しか出せないのは悲しいものです。

(指導者を目指すサイくんの飛ばしの練習。かなり数値が上がっていました)


 その後は私と新人のクニさんの2人に、アドレスに入る前の手順について指導がありました。
 重心軸を崩さないようにアドレスに向かわなければならないのですが、その重心軸を崩さないように動くことがイマイチ分からず、ぎこちない動きになってしまいます。


 1歩目が、クニさんは左足始動で私は右足始動という違いはありますが、それぞれ球の後方から斜めにアドレス位置に入り、肋骨を捩じらないように気を付けながらアドレスに入るというものです。


 これをしないとミスするというものではないのですが、重心軸を崩してスイングすると、筋力が必要になり、その結果ラウンドの後半に疲れが出てしまう恐れがあるのです。


 その後、傾斜を作り、最初にやった50yと80yにオンさせる練習があり、こちらは後から合流した2人がいたので3人ずつに分かれ、うち2人が成功すると打席移動というシステムになりました。


 最後は私だけ、U6を使ったアプローチ練習をしたのは、明日の雨天の中で対戦が行われるマッチの練習です。
 今晩から明日の午前中にかけてかなりの雨量がある予報になっていて、ぬかるんだコースはウエッジでのアプローチは難しく、現に先週は2番で花道からトップし、奥からまた同じ位置に戻ってくる失敗をしています。


 この時は同伴者2人が続けてダフったのを見たためで、ダフらないように打ったらトップしてしまい、危うくこれで諦めるところでした。


 U6は、数年前に冬の大津でラウンドした際に芝が薄く、失敗を繰り返したのを見て「アプローチの達人」がチッパー代わりにロフトのあるUTを1本入れればとアドバイスしてくれ、帰りにゴルパで27度のUTを中古で購入したものです。
 当初はアプローチ専用にしていましたが、楽に距離が稼げるため、5鉄を抜き、その代わりに重宝しています。


 一時期は、ほぼ全てのアプローチをこのU6で転がしていたので、私の中には全く違和感などなく、明日はパターと一緒にグリーンに向かう際は持っていこうと思っています。
 一見するとパターで打っても同じように思われますが、パターはしっかり打たないと転がりが弱いけど、U6はフェース面がかなり反発するので、パターより弱い力で転がしが可能なのです。

 U6での転がしは、ほとんどバックスイングを取らず、フォローで運ぶという意識です。転がりが良く、弱めのインパクトでもパターより格段に転がりが上なのです。


 明日は8時15分スタートで1回戦が行われますが、朝方は雨が激しく降るようで、1回戦の間もかなりの雨量予報です。



 雨対策のためにアプローチは転がす作戦で、それが功を奏すればよいのですが、相手のHDCPは社長杯の調整ハンディが13.4と多く、私の調整ハンディは8.1なので、ハンディの差の8割である4ホールで相手に1打を上げる必要があります。


 ハンディホールになる4番と14番のパー5は左ドックなので私はU4でしかティーショットできないため飛距離のアドバンテージは全く生まれません。
 対戦相手は、予選では4番ではバーディー、14番でもパーを取っていて、そうなると私がパーでも勝てないホールなのです。
 まずこのホールは相手のミス待ちというホールになります。


 残る2つのハンディホールのうち6番パー4は425yで予選は私はパーでしたが、これはティーショットもセカンドも当たってのことで、普段はボギー覚悟のホールになり、相手が最初からボギー狙いに来れば取るのは厳しいホールです。
 12番パー4も465yと赤水最長のミドルになり、私は2オンできず、ここはどちらもボギーだったはずで、相手はダボでも分けになる可能性が高く、そうなると落とすのは覚悟しなければならないホールです。

 かなり厳しい戦いが予想されますが、それが社長杯の規定であり、その中で最善を尽くすしかないということです。