三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

北海道へ今年も行けそうだ

 私は3年連続で北海道へ行っていますが、今年もこれまでと同様に5月から7月にかけての渡道を計画しています。
 北海道の滞在では今年も各市町村が実施している「お試し住宅」を利用しようと思っているところです。
 北海道ではたくさんの自治体が移住促進を図っていて、そのためにその地域での生活体験ができるような「お試し住宅」が安価な料金で用意されているのです。


 私のような「完全移住」を希望しない60歳を越えた者の単身での利用には様々な制約があるため、全ての自治体の「お試し住宅」への応募資格はありませんが、探せば「単身でも可」や私のような「シーズンスティ希望者も可」という自治体があり、今回も昨年末からそうした自治体を中心に探していました。

(この画面は南幌町のHPにある体験事業(お試し住宅)募集のページですが、中ほどに「※同伴上の理由からお一人での応募はお断りしております。」とあり、私には応募資格がありません)


 「移住体験」とはいっても、中には観光目的での利用者もいるようで、受け入れる自治体としてはその見極めが難しいようですが、「完全移住」希望ならまだしも「シーズンスティ」希望者も受け入れてくれるのであれば、私自身は元気なうちは北海道でシーズンスティしたいと思っているので、少なからず応募資格があるのではと思っているところです。


 いろんな地域に行ってみて、もしかしたら気に入った場所で中古住宅でも手に入れようかなと希望は持っていますが、九州から遠く離れた北海道で2か所目の自宅を維持管理するのは実際問題として大変だと思い、賃貸のほうが気楽というのが本音ではあります。


 今、借りようかなと候補に考えているのは昨年まで3年連続で利用したクラインガルテンのラウベ(「小屋」という意味)で、ここは年間25万円ほど払えば1棟のラウベと1区画の畑を借りれるのですが、冬季の使用は困難な施設であり、2か月ほどしか滞在しないのであれば畑の管理などにも迷惑をかけそうです。


 そう考えると「お試し住宅」を借りるのがやはり一番簡単ですが、考えることは皆一緒で、北海道のトップシーズンである7月と8月の利用希望者は多く、私のような条件(高年齢・単身)ではかなり選考に当たる確率は低くなるのです。


 しかし、今回は申し込みが困難な6月末から7月半ばまでの申し込みが、ある町の「お試し住宅」で早々と認められました。
 これまで空知管内の市町村での利用ばかりでしたが、今回は十勝管内のとある町に申し込んでいたのです。

(6月24日までは先行予約者がいるようで、それまでは却下され25日からの期間でしたが、一番借用の難しい6月末から7月までの期間の借用が決定し、早々に貸付許可証が送られてきて、計画を立てるのに助かりました)


 今年の北海道行きは、例年同様に5月20日前後から7月20日前後までと思っていますが、例年は7月の借用が競争率が高く大変だったのです。
 今回は7月分をまず確保できたので、5月は比較的空いているはずなのでこれからゆっくり探すのですが、まず一安心したところです。


 利用者の中には、いろんな自治体へ応募し、当たった中で希望の場所を選択する利用者もいるようで、昨年の砂川市や一昨年の岩見沢はたまたま当選者のキャンセルがあったため、キャンセル待ちで利用できたものです。
 事業主体の自治体の担当者としては一度調整して決定したものが覆れば、その後の調整が二度手間になるなど困ったことになるはずで、この事業の将来への継続そのものに大きな影響を与えるものだと心配しています。


 私は、その考えから今回利用させてもらう自治体には迷惑をかけないよう、決まったことは実行したいと思い、残りの5月から6月での利用できる場所をこれから探すのですが、その過程でもし条件のよい物件があっても、今回は最初に決めていただいた十勝の方を優先するつもりです。


 私が7月20日前後までの滞在としているのは、単にフェリーの料金だけの問題です。利用予定の新日本海フェリーは料金が期間別の3段階に分かれていて、例年7月20日頃までが「区間A」という一番安価な期間なのですが、まだ6月以降は未定なので、はっきり帰りの日は定まっていません。
 今年は7月18日19日が土日に当たるので、「区間A」は17日までかなと予想して、お試し住宅の申込日も17日までにしていましたが、今後延びればそれでよし、17日以前になれば早めに退去することになりそうです。


 できるだけ安価な料金で利用したいし、その上「区間A」は個室の割増料金が必要なく、55歳以上の「GOGO割」でお得な旅ができるのです。
 今年は「春旅GOGO割プラス」という企画商品が出たようで、2ケ月前までに予約をいれると35%引きというお得さです。

 これを利用するためには、3月中旬までには5月の滞在場所を決めておきたいのですが、5月は希望者が少ないのでどうにかなるだろうと楽観しているところです。


 今のところ、前半は空知管内での滞在とし、後半を十勝管内にする予定ですが、この際、前半をもっと道東にしても良いかなとも思っています。
 これからいくつか自治体のHPを見ながら、条件に合う場所を探しますが、こちらが上手く借りれなければ、出発日をずらすだけなのです。


 こうした計画を立てるのも、また出発前ですが旅の楽しさなのです。