三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

菊池でパットが決まる


 今日は1人予約が成立し、早朝から菊池CCまで行ってきました。今日のスタート時間は8時38分ですが、その前組も1人予約で、知り合いもいたためそちらに移ろうかなとも思いましたが、手続きが面倒なのでそのまま当初の組にいました。

 練習グリーンでパットの練習をしていたら、放送で呼び出しがあり、慌ててスタート室前に行ったら、見たことがある方が「お久しぶりです。早くスタートしても良いそうですよ、どうします?」と聞かれ「お久しぶりです。早くスタートする分は全然OKです」と答えて、カートに乗り込みました。
 結局、1人予約の前組の前に出てスタートになりました。


 顔見知りの方は、昨年、阿蘇グランビリオで何度かご一緒した義務制の先生で、そういえば昨年は夏休み期間中に何度か一緒だったけど、今はもう夏休みに入っているんだと改めて気づきました。
 お上手な方でショットメーカーですが、今日はときどきショットが曲がり、苦戦されていて前半はスコア46でしたが、後半はスコアを纏められ41の計87でラウンドされたようでした。


 後の2人は、今週はゴルフ合宿のように毎日ゴルフをすると言っていた60歳代の方と、体格は大きいのですが極端な手打ちで距離を出せない30歳代の方で、60歳代の方が100切りの98で30歳代の方は101というスコアでした。

(朝の練習時は晴れ間もありましたが、この後は雲が広がります)

(2番パー4は左曲がりの短めのパー4ですが、ここはフェアウェーからの50yのセカンドを押さえましたが右奥のラフまで転がり、アプローチはカップ横を抜けてパーパットはショートするボギーでした)


 今日はパターの感じがよく、3つのバーディーゲットでしたが、それ以外でもこれまでだったら決めきれない距離をいくつか入れることができ、スコアを大きく崩すことが無かったのが幸いでした。


 インスタートの12番パー5では、1打目のドライバーショットが右にスライスし、右下の谷に落ちると覚悟した球が、木に当たってこちら側に戻ってきました。
 残り100yまで運び、PWで狙ったら見事にシャンクし、右のOBになる林に打ち込んでしまいますが、ここも木に当たってラッキーにも出てきました。
 このホールは2回の木のアシストがあり、どうにかボギーで凌げたのが大きかったのです。
 ボギーだったら問題はないと思っていて、ダボはダメと思ってラウンドしています。
 ダボは、ボギーの2回分なので次をパーを取らないとボギーペースになれず、パーを取ろうとするとボギーどころかダボを打ってしまいがちです。


 今日は、ボギーはOKという「ボギーなゴルフ」を意識していましたが、菊池は距離があまりないため、ショットを曲げてもリカバリーできたようです。


 敢えて書いておきますが、前組の2人組のことです。


 ショットは当たらずにどう見ても100切りできないレベルだと見ましたが、なんと2人ともバックティー(青)からティーショットしていたのです。
 もちろん、バックティー使用の許可証であるカートに付ける青旗もついておらず、初心者2人がどこから打ってよいかわからずにプレーしていたのかもしれません。


 そのため、前組が2サムで我々が4バックだったのに、前組がセカンドを打っても、こちらのティーショットが出来ない距離にいて、困ってしまいました。


 事件が起こったのは、後半の5番パー4です。このホールは軽く右曲がりですが、右にティーショットが飛ぶと崖下に転がってしまい、下にはOB手前にフェンスがありますが、打ち上げになりセカンドの距離感が難しくなります。


 前組がセカンド(三打目?)を打ってカートを移動したのを見て、ティーショットしたところ、右目に飛んでギリギリ残ったか少し右下に転げたかという手ごたえでした。
 するとセカンドを打って先に行ったはずの1人がなぜか戻ってきたのです。ちょうど私のティーショットした辺りに来て、球を拾って行ってしまったかのように見えました。


 セカンド地点に行き、先生が「球を探してみて。自分は前組のところまで行って、球を持って行かなかったか聞いてみる」と言ってくれ、私は30歳代の方と2人で斜面とコース内のラフを探しましたが、球は見当たりません。


 先生はしばらく話をされていましたが、どうも前組は左にOBを打ったので戻ってきたと言って私の球を持って行ったのは認めなかったようで、どうせ貰った傷のある球だったので、球の回収は諦めましたが、どう処置すればよいか悩みました。


 前組の主張どおり、打ち直しに戻ったらそこでショットするはずなのに、ティーから見ているとわざわざ戻って球を回収してそのまま走って行ったのです。
 前組の話が正しいとしても、打ち直しに戻ったのに球を拾うようなしぐさがあり、ショット自体はしなかったので、これは間違いなく私の球を持って行ったはずです。


 同伴者もみんなその様子を見ていて、無罰で他の球でプレーしていいですよと言われましたが、こんなときに限ってセカンドがピンに絡むナイスショットになり、さすがにバーディーは無かろうとパー扱いにさせてもらいました。


 前組は、初心者の2人連れでのラウンドで、ルールもよく分からないままラウンドしていたようですが、わざわざ引き返して他人の球を持って行くのかとちょっとだけ怒りとその無神経さに開いた口が塞がらない状態でした。
 第一、我々がティーショットを始めたのに、わざわざ戻ってくる行為は危険であり、全く我々の動向に気を付けるそぶりもありませんでした。


 もう1つ、最終ホールで起こったことは自分のポカです。ティーショットし、フェアウェーからセカンドを打とうとしたら手袋がありません。
 キャディーバックにも予備が入っておらず、新品を出せばあったのですが、どうせ最終ホールだからと素手でプレーしてしまいます。
 フェアウェーからU4のショットはやはりグリップがしっかり握れず、右に飛んで林の中に入れてしまい、いったんフェアウェーに出して52度で手前にオンでした。
 8mの軽いフックラインのパーパットが決まり、同伴者が呆れてしまいます。


 結局、手袋は飲みものを入れていたバックの中にあり、落としたのではなく、飲み物を取り出すときに代わりに手袋を入れてしまったというお粗末で、最終ホールを奇跡的なパーにしたからよかったものの、やはり慣れないことはしない方が良いと思いました。


 また前半終了後にスルーで回りたいと要望したらスタート室で却下され、仕方なく食事をしていたら、その間にかなりの雨脚で降っているのが窓から見え、昼食休憩に入ってよかったとみんなで言っていたように、いろんなことが良い方向に回った一日になったようです。