三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

14番パー5で同伴者3人ともにバーディーゲットする

今日は1人予約に「鉄人」と呼ぶ78歳の老ゴルファーが2人目に入って来られ、成立したので阿蘇大津GCに行ってきました。

スタートは9時55分と遅めでしたが、大津町までは熊本市内を横断しなければならず、どこかで渋滞に巻きこまれる時間帯なので、自宅を7時前に出て、渋滞中でも慌てずに運転し、ゴルフ場には8時半前には到着しました。


スタートまで時間があったので、いつものスタート前のルーティンであるバンカー練習を40分ほどし、その後はパター練習をしてスタートを待ちました。


(それにしてもパター練習場にはたくさんいるのに、バンカー練習場にはだれもいないのはなぜ?って感じです。一番練習が必要なはずなのに、、。)

(早朝は0度ほどだったので、土が凍っていました。)


今日は昨夜のうちに、レフティーの方が3人目として入って来られたので3バッグでのラウンドになりました。
レフティーの方とは、これまで何度かご一緒しましたが、なかなかスコアを纏めることができないようです。


鉄人も同様ですが、良いショットを打たなければスコアは良くならないと勘違いしているようで、私が「ティーショットはそこそこ前に飛んでセカンドでグリーン方向に打てればOKです。」といいましたが、そういってもなかなか信じられないようで、力んだショットを続けられました。

(レフティーの方のスイング。ここまではそんなに悪くはありません。)

(ダウンスイングで力みが見られ、右方向へのスエーが見られる。)

(右方向に身体が流れるため、ヘッドスピードがその分落ちて飛ばない。)

(典型的な打ってお終いのショットになっている。ダウンで力むと、最後まで振り切れなくなるため、まず飛ばそうという意識を捨てることが第一歩になる。)


途中で、ショットをビデオに録り「口で言うより、実際に自分のスイングを見た方が分かると思うので撮ってみました。」と言って、上半身だけ力んだショットの様子を説明したところ、次のホールでは力みが少し取れ、それなりのショットが出ています。


しかし、やはりそこそこのショットでは満足されないのか、それ以降は元に戻ってしまったようでした。

(スタート時は快晴で気温も上がりそうでした。)

(大津GCは10番や1番のスタートホールでは、使わないティーにシートが被せてあります。今日のティー位置はかなり前方でした。)


鉄人は、スタートの10番パー4で6mのバーディーチャンスに付けましたが、なぜか1mもショートしてしまい、どうにか次を入れてパースタートされ、11番パー3はボギーでしたが12番パー4は2オンのパーと好調なスタートを切られました。


私は反対に、10番パー4はフェアウェーから9Iでシャンクが出てしまい、右ラフから寄せた3mも左を抜け、11番パー3は手前からのアプローチがなぜか左にキックし、下りスライス1mを左に打って抜ける連続ボギーでした。


12番でようやく8mのバーディーパットを距離合わせしてパーとし、鉄人とレフティーの2人が揃って池ポチャした13番パー4では、左カラーからの5mのバーディーパットは手応えはありましたが、わずかに左を抜けるパーでした。


14番パー5では、3人とも3オンし、最初にピン奥からの5mの下りをレフティーの方が沈められ、次に反対側から私の3mが決まり、最後にプレッシャーの中で鉄人が2mを入れる3人そろってバーディーという、これまで経験のないことが起こってしまいます。
2人がバーディーなどはときどきありますが、3バッグの3人が3人ともバーディーパットを決めるなんて、「凄い」記録だと思いました。

(阿蘇五岳の一つが雪景色していたので、望遠で撮りました。ここはインの15番ですが、アウトの2番の方が良く撮れたので、後半でアップします。)


15番パー4は、ドライバーショットが左バンカーに入り、セカンドは8Iで打ちましたが、アゲインストの風に負け、手前のラフでした。
ここは52度で上手くスピンが効いてピン横10センチについて、「お先に!」のパーでしたが、鉄人もレフティーの方もダボやトリでせっかくの前ホールのバーディーが生かせません。


16番パー3は、9Iでピンの右2mにナイスオンでしたが、下りのためしっかり打てず、真っすぐに狙ったパットは左を抜けるパーでした。
鉄人は、ここは池ポチャしてしまい、もったいない連続のダボを打たれました。


17番パー4は5Wで右のフェアウェーでしたが、ピンが一番奥で、ここのグリーンは奥面は止まらないため難しいピン位置です。
グリーン奥まで155yなので8Iだったら打ち越すことはないだろうと打ちましたが、結果は奥にこぼれていました。
手前だと傾斜で戻されるのに、同じ段だと奥にこぼれて、結局は下りのアプローチになるという訳の分からないグリーンです。
ここは寄せきれず、3mのパーパットもカップ淵で寸止めになるボギーでした。


18番パー5はドライバーショットでスライスを打とうとしましたが、曲がらずにそのままバンカーインでした。
アゴに近いため、安全に8Iで出し、フェアウェーから7Iでピンの右にナイスオンでした。
ここまではセーフティーに進めたのに、上りの9mを狙ってしまい、1mもオーバーし、返しの下りスライスを上手く打てたと思ったら左を抜けてしまうボギーになりました。


16番から3連続でパットが入らない展開でしたが、18番は「欲」を出してバーディーを狙った報いでした。


前半は、1バーディー・4ボギーの3オーバー39スコアで16パットでした。
ちなみに、鉄人は8オーバー44スコアだったようです。


昼食休憩が1時間ほど入り、後半スタート前にもバンカー練習をして時間を潰しました。


1番パー4はつま先上がりのフェアウェーから、8Iのショットがダフリ、左バンカーでした。
バンカーショットは、ピンの下4mで無難にボギーで良かったのに狙ってしまい、左を抜けて返しの50cmを無造作に打って外すダボになってしまいます。
この1打が最終ホールまで目標の80切りに向けて大きく影響しましたが、このときは「やっちゃった!」的なもので、後半は始まったばかりと気合を入れなおしました。

(15番より2番の方が山に近いため、綺麗に画像は映ったようです。鉄人たちも「絵のようだ!」と眺めていました。)

(少し望遠で写してみました。朝の冷え込みで、山頂付近は積雪があっています。山の左には中岳の噴煙が見えます。)


2番パー4はドライバーショットは当たりましたが、フェアウェーからPWで上手く当たらずに右奥のラフに外してしまいます。
ここはアプローチは上手く打てませんでしたが、ラッキーにも上りの2mに付いて、どうにかこれを沈めるパーになりました。


3番パー4は、左ファーストカットから8Iのショットはアゲインストに負け、グリーンの傾斜で手前に戻ってしまい、カラーでした。
パターで11mを寄せましたが1.3mほどショートし、どうにかこれを入れてパーゲットでした。


4番パー3は、9Iでダフってしまい、手前のバンカーのやっと超えたラフでした。上りがキツイ10mのアプローチはU6で転がしましたが、2mが残り、パーパットは右を抜けるボギーでした。


5番パー4はドライバーショットはセンターにナイスショットし、残り70yを52度で見事にダフってしまいます。
手前のバンカーインでしたが、バンカーショットはピンの左2mに付き、どうにかこれを沈めて砂1のパーでした。
しかし、バーディーチャンスを作らなければならない状況で、ボギーのピンチを招くのは我ながら情けないと思いました。


6番パー5は、フェアウェーからセカンドのU4のショットが右ラフに入り、3打目はグリーン手前のカラーにショートしてしまいます。
パターで8mの上りのバーディーパットは1mほどショートしましたが、次は入れてどうにかパーゲットでした。


7番パー3は、ピン位置が2番目に難しい左奥のコブのてっぺんに切ってあります。ティー近くに行くと、まだ前組がプレーしておらず、前々組がアプローチしている状況で、かなり詰まっているホールでした。


かなり待たされ、我々の番になり、私は9Iで上手く打てましたが、グリーンから球は見えなくなります。
次にレフティーの方のショットが手前バンカーに入れ、鉄人のショットはピン筋に飛びました。
グリーンに上ってみると、鉄人の球はオーバーして奥の傾斜を下っていましたが、私の球は幸いカラーで止まっていました。


まずレフティーの方が上手くバンカーショットしたように見えましたが、ピン奥でいったんグリーン上で止まりかけた球がじわじわと転がり、結局、鉄人の球の近くまで転がり落ちてしまいます。
先に鉄人がアプローチしたら、グリーンの下り傾斜で止まらずに右の段下のラフまで転がり落ち、それを見たレフティーの方のアプローチはいったんグリーンに乗りましたが、結局戻ってしまい、次のアプローチは鉄人の場所に行ってしまいます。


結局、2人とも4オーバーの7打となり、鉄人は「ナイスショットだったのに、、。」と嘆かれ、レフティーの方も「あれはないよね!」と驚いておられました。
幸い、私はここのグリーンの怖さを知っていて、思い切り左を狙ったパターでの寄せは、それでも大きく右に持っていかれましたが、上りの2mをしっかり打ってパーゲットでした。


これで後半は3ボギーで残り2ホールを1オーバーで回ると、目標の80切りが達成できますが、ここにきて1番の無造作な3パットダボが悔やまれてきました。


8番パー4はドライバーショットはフェアウェーでしたが、ここもセカンドの9Iが右に出てグリーンの傾斜でこぼれてしまいます。
アプローチは上手く当たらず、以前のルールだと二度打ちでペナルティーでしたが、手前のカラーでした。パターでの寄せは優しく打って下りをピン横でどうにか止め、ボギーで凌ぎましたが、これで最終9番のパーゲットは必須になってしまいました。


9番パー5はドライバーショットがアゲインストの風の中、当たってフェアウェーでした。セカンドはU4でややフック気味になり、左ラフに入ってしまいます。
残り60yを52度でしっかり打ち「届け!」と叫んだ効果か、グリーンギリギリにオンでした。
ピン位置は手前だったので、5mの上って下るコブ越えのバーディーパットは、カップ左から転がり落ちる思いがけないバーディーとなりました。


これで後半は1バーディー・2ボギー・1ダボの3オーバー39になり、パット数は奇跡的な12パットを記録しました。
もっともカラーから何度かパターで打っているので、自分の中ではそこまで少ないパット数という実感はありません。


通算は、78打でパット数は久しぶりに30パットを切る28パットでした。


何度か短いパットは外しましたが、反対に外してもおかしくないパットも入っているため、達人がよく言うように「終わってみればプラスマイナス同じような数字になる」というもので、カラーからのパターでの寄せをパット数として加えると、前半が3回と後半が4回の計7回はあったので、35パットになり、つまりいつものパット数になるのです。


鉄人は、後半はアイアンショットが悪くなり、スコアを大きく崩されてしまいます。
しかし明日が79歳の誕生日であり、明日から80切りが達成できれば即エージシューターの仲間入りなのです。


ドライバーショットは私とそん色ないほど飛ぶし、後はコースマネジメントをしっかり考え、ボギーを取るゴルフができるなら、可能性は高まります。
エージシュートを達成して、韓国で達人も含めてお祝いの宴会をしたいところです。