三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

北海道行の準備は、、、

 今日も熊本は雨模様で気温も下がって来ましたが、まだ2月なので寒いのは当たり前でここ一週間が異常な高温だっただけなのでしょう。


 今日は当初からラウンドの予定は入っておらず早起きが不要になり、昨晩は4時近くまでパソコンでYouTubeを見ていたため、今朝起きたのは10時近くとかなり生活のリズムを崩すことをやっています。


 最近YouTubeでよく見ている動画が、太平洋フェリーの「きそ」「いしかり」の乗船体験動画で、今年も北海道行きが可能になれば今回はこれまでの新日本海フェリーではなく、太平洋フェリーを使いたいと思っているからです。

(名古屋~苫小牧航路に就航している太平洋フェリーの「きそ」の雄姿)


 新日本海フェリーの航路は、弓型の日本列島の背骨付近を直線的に京都舞鶴と北海道小樽を結ぶ1,000kmほどになり、就航船である「はまなす」「あかしあ」の航海速力は時速に換算すると56.5㎞/hという高速艇なのでノンストップで約20時間で突っ走りますが、対する太平洋フェリーは名古屋から苫小牧までの約1,300kmを40時間(途中仙台に寄港する時間を含む)かけて運行しています。


 新日本海フェリーの「はまなす・あかしあ」は同型船なのでどちらも全長225mほどで「海上交通安全法」では「巨大船」のカテゴリーになりますが、太平洋フェリーの「きそ」や「いしかり」はそれぞれ全長199.9mとなっていて、これは200m以上という巨大船の分類にならないようにしているからです。


 巨大船になると湾内での航行にいろんな条件などが付くため、他の船舶の往来が多い伊勢湾を運行する太平洋フェリーでは巨大船のカテゴリーを避けたのでしょうが、逆にそうした制約が少ない日本海側の航路を使う新日本海フェリーでは、高速化のために船体を細長くする必要があるため200mを越える船体にすることで船腹の長さを確保しているのです。


 それぞれの船体の比較をすると「はまなす・あかしあ」は総トン数16,810トンの全長224.8m全幅26.00mですが、対する「きそ」は総トン数15,795トンで全長199.9m全幅 27.0mとなっていて、僚船の「いしかり」は総トン数が30トンほど少なめです。


 注目は全幅がほぼ同じだということで、フェリーは車両を乗せるという特徴のため速度を増すことで細長くしてしまえば積載車両の数が少なくなるため、太平洋フェリーは速度を諦め湾内での制限を受けないことを選び、新日本海フェリーは速度を求めたことで全長が伸びたという結果になったのでしょう。


 私はこれまで乗船時間で新日本海フェリーの一択でしたが、昨年福岡からバイクに乗って北海道にやって来た方から利用した太平洋フェリーの話を聞き、次に利用する機会があれば乗ってみたいと思っているのです。


 その大きな理由は、新日本海フェリーの舞鶴出航が深夜0時前後で、小樽着が20時頃になるため、下船してからは宿泊するしかない日程になっているのに対し、太平洋フェリーは19時に名古屋を出航し、翌々日の11時に苫小牧着になるため到着後の日程が便利だということです。


 つまり新日本海フェリーは速いけど実質的には北海道着後は夜なので何もできず、実質2泊3日と同様な日程であり、だったら2泊目も船内の個室をそのまま使える太平洋フェリーの方が便利だと感じたのでした。


 料金は、昨年までは新日本海フェリーの方が安価でしたが、今年は割引率の低下でほとんど変わらない料金になっていて、私が利用しているツイン部屋を貸し切るとすれば、上手く「早割」で予約ができれば太平洋フェリーの方が安価になってしまいます。


 貸切るツインの部屋を比較しても、新日本海フェリーは「ステートB」の個室にはバス・トイレが付かないため、毎回船首にあるトイレの近くの部屋を選んでいましたが、太平洋フェリーのツインの個室には下位の1等船室でもトイレとシャワーが付くため、かなり便利だと思っています。


 料金も1泊分太平洋フェリーが多いため、その1泊分のホテル代が加算されたと考えると高くもなく、部屋もトイレ付で少し安価という点にはうれしい気持ちが湧いてしまいます。
 ただ難点が「早得」という割引が販売数が少なくて競争率が高いのか、今日発売の便でも即売り切れてしまっているため、最も安価な料金では予約できない状況が続いているのです。


 私の予約日はまだ先ですが、その前に北海道での滞在地を確保する必要があり、そちらの申し込みが3月からなので、そちらが決まらないとフェリーの予約自体もまだ出来ないことになっています。


 今回は道東や胆振などの住宅にも1週間程度の滞在を申し込んでいて、昨年のように8週間全部を同じ場所に滞在するのでなく、漠然と5週間+1週間×3か所という計画を立てていますが、もし借りれなければこの辺りは変わってくることになります。


 ひとまず、現在は渡道のためのフェリーの情報を調べている段階で、これから宿泊地の確保を目指しますが、果たしてどうなるのでしょう?


 今日のチャオ。雨の合間に外に出したら短い脚を上げておしっこをしていました。