三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

OBを3発も打つ

 今日も4連チャン目になる阿蘇ハイランドの早朝ラウンドのため、朝5時半過ぎのまだ暗いゴルフ場に到着しました。
 11月からの早朝はトップスタートは7時2分に変わっていましたが、日の出時刻はまだ6時35分ほどなので、これまで通り夜明けとともにスタートすることになります。

(駐車場の一角には、仮設の更衣室用のプレハブが並んでいます)


 昨日のラウンドでは途中からアイアンのスイングが分からなくなり、「打ち方を忘れた」とボヤいていたら、達人から「一晩寝ると忘れたことも忘れるから」と言われていて、なるほど一晩寝たら昨日のアイアンの不調が嘘のように今日は好調になりました。


 代わりに今日はドライバーのコントロールが全くできずに、逆球が出てしまい、OBを3ホールで叩いてしまっています。
 3ホールとも全て打ち直ししていますが、打ち直しの結果は上々で、タラレバでいえばOBが無ければという「ゴルファーあるある」でしたが、OBも含めてのゴルフなので仕方ないものです。


 OBは3ホール共に右へのミスでしたが、1番はともかく5番と18番はフックを打とうとして逆球になっていて、スライスはどうにか打ち分けることができますが、フックは思ったほど曲がってはくれないようです。



 ただ実際はドライバーのミスはある意味仕方ないのですが、今日酷かったのはパットで、1番の打ち直しの3mのボギーパットは2mも転んでしまい、返しが入ったからよかったものの、転がりの多さに驚いてしまいます。


 3番パー4では上からの2mのバーディーパットはほんの触っただけで、カップに届かないだろうと思ったものが届くありさまで、その後は悉く打てずにショートしてしまいます。

(5番パー5辺りで朝日が昇ってくるため東の空が赤く染まります。このホールは右にOBしましたが、打ち直しのセカンドが当たって3(5)打目で乗せボギーで凌げています)


 2打目のアイアンが昨日とは違ってよかったため、今日は何度もバーディーチャンスに付けましたが、入ったのは3番のコロコロと12番の7mほどのパットだけで、5m前後のチャンスを悉くショートしていたのは最初に感じたグリーンの速さに警戒しすぎたためです。


 そのほか16番では手前のエッジからパターで1m弱に寄せましたが、達人が右バンカーからあわやバーディーかというスーパーショットがあり、それに影響されたわけではないのですが、短いパットを外しています。


 18番でもOBの後の打ち直しで5打目がピン手前の1m強に付き、4番パー5に続いてOBバーディーのボギーで凌げると思っていたら、これまた右に外してしまいます。
 もっとも17番では奥からの10mほどのバーディーパットを2m強もショートしていて、このパーパットが入っていたので差し引きイーブンだとは思いましたが、今週の4連チャンラウンドでのパット数は悉く30台前半だったので、パターが良くなかったことが分かります。


 もっとも失敗した原因をあれこれ調べても、昨日のアイアンショットの不調が一晩で変わるように、ゴルフはどんなゴルファーでも何かしら不安定さはあるもので、世界のトッププロであっても連続優勝が難しいのは、パットが入る入らないという不確実性があるためです。


 悪い時があれば良い時もあるし、良い時は長続きしないのがゴルフでもあり、そんな気まぐれなゴルフの女神様に一生懸命に好かれようと頑張っても振り回されるのがオチで、ほどほどの距離を保っていくことが深みに嵌らないための処世術だということです。


 もし、ゴルフが確実な技術によって成り立つゲームだったら、ここまで世界中の人々に愛されることはなかったはずで、パットという不確実性つまりギャンブル性があるからこそ、ゴルフをより魅力的に感じさせているのでしょう。