三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

凡人たる自分を自覚する

 今日は先週の木曜日以来になる早朝ラウンドのため、自宅を4時半に出発し、まだ真っ暗の中を阿蘇ハイランドGCへ向かいました。
 ゴルフ場には5時半前に到着しましたが、まだ夜明け前であまり早くチェックインしても仕方ないと車内でナンプレをして時間を潰しました。

(東の空には三日月と金星が光っていましたが、手振れのため月が丸く写ってしまいます)


 先週に右背筋痛が起こっていましたが、普段の生活ではあまり痛みは感じないものの何かの拍子で痛みを感じ、ずっとこの数日は毎晩湿布をして就寝しています。
 湿布は滝川の整形外科クリニックで処方してもらったものの余りですが、不思議なことに痛みの箇所が湿布を貼る際に微妙に違い、もしかしたら肋間神経痛も併せて発症したのかもと思っています。


 ラウンドも湿布を貼ったまま行いましたが、今日は最初から片手打ちを実践していて、これはそのうちにゴルフスイングが出来なくなるかもしれないと思い、身体に負担をかけない片手打ちスイングをこの際にマスターしておこうと思ったからです。


 阿蘇ハイランドはRTからでは6,100yほどと距離がないため、ドライバーなどの飛距離はそこまで不要であり、片手打ちスイングでもそこそこゴルフにはなるのです。
 前回のラウンドでも、それこそショットは普段より良かったもので、もしかしたらこの片手打ちスイングに何かスイングのヒントがあるのではと思ってしまいます。


 前半の途中までは、そこそこというか普段よりショットは安定していて、それは無理に力を入れずに、左手一本で振り切ることだけを考えていたためですが、5番パー5のセカンドで力が入ってしまい、それ以降の6番や7番のティーショットでは普段の力むスイングに戻ってしまいました。


 そうするとショットは当たらない、曲がるといういつもの当たりになってしまいましたが、8番のティーで元のように片手で大きく振ることだけを考えることで、またショットが安定しだします。



 そんな風に自分で力んだらいけないと分かっているのに、後半ではまた力みが出始めます。
 なぜ力むのかを考えると、例えばティーショットをミスった7番パー4や10番パー4では、凡人の考えである「飛ばさなきゃと思って力が入る」という図式でした。


 また別の理由として、せっかく片手打ちで大きなフォロースイングを取るようにすると大きな曲がりがないことが分かっているのに、それでも自分の中に「物足りない」気持ちがずっと湧いていたからです。


 力を入れずスイングだけで振っていると「飛距離そこそこ方向性良し」なのに、自分の中での手ごたえが全くないため、自分がプレーしているように感じられないことが凡人には物足りないのです。


 しっかりスイングして結果が良ければ「よし!」と手ごたえを感じますが、力を入れずに打ったショットがなぜか飛んで行くと、自分が打ったものではないような錯覚に陥ってしまいます。
 要はそれに慣れていないがためですが、凡人はしっかり振らないと満足はしないもので、ある意味、自己満足の世界にいるのが凡人たる凡人の所以だというものです。


 結局、16番パー4のセカンドで6鉄のセカンドを力んで振ってしまい、背筋痛が再発してしまいます。
 ここは力んだショットだったためスライスとなりバンカーインで、バンカーショットは上手く出したものの傾斜を転がって4mのパーパットはカップ右に外しています。


 17番パー3は胡麻化してのティーショットでしたが、18番でティーショットを放ち背中に痛みが走ったため、プレーは中止することにしました。
 
 身体を傷めるということは、それは自分に合っていないスイングをしているということで、これから息長くゴルフを続けるためには、身体に負担をかけないようにするしかなく、その方法が何となく分かって来ていたはずなのに、肝心な場所で力むショットをしてしまい、また傷めるという凡人の愚かさだったのです。

 18番パー5はセカンド以降はプレーを中断し、運転手となって同伴者の「アプローチの達人」のバーディーパットを見ていましたが、残念ながらフックせず、わずかにカップ右に外していました。


 明日も早朝ラウンド予定ですが、考えをしっかり持って片手スイングの完成を目指すラウンドにしたいと思います。
 課題として、片手スイングではアイアンの距離が1番手飛ばないと思っていますが、15番は残り100yを普段は52度ですがPWで打ってグリーン奥に打ちこんでいて、方向性が良い分距離はそこまで落ちないということも番手選びで考えなければならないようです。