三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は父の七回忌

 私の父は6年前の2016年に亡くなっていますが、今日は実兄宅で菩提寺のお坊さんを呼んで7回忌の法要があり、午後から参加してきました。


 亡き父は、私と同じ干支なので36歳差になり、享年97歳という長寿でした。私が小さい頃は、かなりいい加減な性格だと思っていましたが、その分誰とでも仲良くなれる人で、愛されるタイプで、自宅で花見をしたりするとたくさんの訪問客がいたことを思い出します。


 対してまだ存命の母は、亡父とは10歳ほどの歳の差がありますが、対照的な性格で、家族旅行の際でも他人からの話を適当に聞いて鵜呑みにし行き先を決め、「こんなはずでは」と行った先で呟く父に対し「なんでもっときちんと確認しないのか」と怒っている様子が今でも思い出されます。


 私はどうやら母親の影響が強いようで、旅行などは事前計画が必須になるものの、計画の途中からどうにかなるという気分に変わるところは父親似なのかなと思っています。


 「法事」だとその後の飲食などもありますが、今回は法要だけなので僧侶の読経だけがメインになり、僧侶が帰った後に参加者数名でお茶をするだけという簡単なものでした。


 私は4人兄姉で、姉2人は岐阜県や山形県とそれぞれ遠くに住んでいますが、今回の法要のためだけに熊本まで帰ってくるのは大変であり、事前に兄が「七回忌は簡単に行うため、わざわざ帰って来なくてもいい」と言ってあると聞いています。


 こうした兄の性格も父親譲りであると思っていて、兄は75歳という年齢になり、ますます亡父の面影をどこかになんとなく感じるものになりました。


 読経が終わり、僧侶から「こうした法要で故人を偲ぶことは大事なことです。集まっていろんな話をすると、それを故人が聞いているはずです。私は死んだ経験がないから分からないけど」と少しと話しにオチを付けた部分もありましたが、確かにこんな機会がなければ兄弟でいろんな話をすることも少なく、結果的に夕方6時近くまで世間話をして実兄宅に滞在しました。


 今日は日中は暑く、読経中も汗が止まらないほどで、途中からエアコンの傍に移動したほどです。
 明日から連休に入りますが、明後日の土曜日には息子たちが孫を連れて帰ってくる予定で、ゆっくり自宅に籠れる状況にはならなそうです。