三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

TTさんの要望は残念ながら叶わず

 今日は土曜日なので、恒例のPGAティーチングプロのレッスンを受けるためサンバレーゴルフプラザに朝8時前に自宅を出発し向かいました。


 9時からのレッスン開始に対し、8時15分過ぎに練習場に到着すると既にプロは来ていたので、早速このブログにコメントのあったTTさんの依頼の件を話しましたが、鋤田プロも残念ながら滋賀や京都付近に知り合いはいないとのことでした。


 プロにコロナの時代だから「リモートレッスンをしないのですか?」と尋ねましたが、まだその考えはなさそうで、結果的にTTさんの期待には応えられず申し訳ないものでした。


 プロによると、以前は請われれば関東や沖縄まで行ったこともあるとのことで、最初に東京で行った数人を対象としたレッスン会ではどれだけレッスン料を取ってよいか分からず、経費を含めて丸一日のレッスンで1人2万円あれば行きますと答えたそうですが、「その程度でよいのですか?」と尋ねられ、向こうのレッスン料の高額なことに驚いたと言っていました。


 確かに東京などの一般的な60分の個人レッスンでも相場は1回で1万円だとネットにあり、高名なインストラクターだと25分の個人レッスンでも7,500円という料金を取るようで、鋤田プロのように朝から夜まで講義を含めたレッスンを他のプロに頼めば、かなり高額なレッスン料になりそうです。


※(ちなみに鋤田プロのレッスン料は、グループレッスンが1時間500円で別に月謝が1万円必要です。ただ、私のような65歳以上は月謝は3千円とお得です)


 そのうえ私の個人的な感想で書くことは憚れますが、市井のレッスンでは本当にレッスン生が上手くなるように教えているのか疑問で、それは熊本でも同じですが、いったん掴まえた「飯の種」を離さないように、つまりいつまでも上達できないレッスンをする傾向にあり、私もそうしたレッスンを受けた経験から、あんなんじゃ上手くならないなと今は痛感しています。


 しかし、過去の私のように無知で無垢なレベルでは、一生懸命に言われた悪い点だけを直そうと頑張り、どうすれば良くなるかは理解させてもらえないまま、欠点矯正だけに終始する羽目になった経験があるのです。
 結果にコミットする〇〇ザップも高額なレッスン料(50分25,000円程度)ですが、CMのように目標を達成させようとするためにインストラクターとレッスン生が一丸となって頑張るのであれば、それはそれなりに評価できるものです。


 一般のレッスンは、言い方は悪いのですが「おざなりのレッスン」であり、いろんな個人の考え方にいわば迎合する一面もあり、確かに頭でっかちでうるさいレッスン生に正面から向き合うと疲れるのは分かりますし、ほどほどな部分で合わせてしまうのは、人として仕方ない面もありそうです。


 我流の悪い部分を全て壊すことから始めるのが真のレッスンであり、そうするとすぐに結果は出ないし、受ける方も「レッスンを受けて悪くなった」と低評価しがちで、レッスンを受けるとすぐに上達できると思う受ける側の勘違いも大きいのです。


 私はゴルフレッスンは、いわば宗教みないなもので、いったん始めたら最低3か月は闇雲に指導者のことをひたすら信じて練習に励むべきだという考えです。
 しかし、ある程度のレベルになっていると、自分をいまさら否定することが怖く、教祖様を心から信じ切るまで時間がかかり、結局は長続きしないものです。


 初心者だったら、3か月の我慢でよいものが経験者であれば半年や一年かかることもあり、それだけゴルフのレッスンは息が長いものになるものだと思っています。
 こんな考えの私でも、プロのいうことを真剣に聞き始めたのは半年以上も経った10月以降になってであり、それまでは良いとこ取りしようという甘い考えでした。


 まだまだ劣等生の私ですが、それでも結果はわずかながら出ているようで、この道は間違っていないと今は確信しています。

(画像は記事とは関係ない阿蘇ハイランドの1番ティー横の路面にある「くまモン」の絵。最近まで全く気づきませんでした)