三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は初めてのラウンドレッスン

 今日は月末の土曜日ですが、レッスン日でもありました。5月はこれまでいろんな用事などが重なり、1回しかレッスンに行っておらず、プロのブログの中の予定表からも私の名前が削除されていて、行っても良いものかと思いましたが、とりあえず練習場へ8時半前に行ってみました。


 プロからは「来るなら事前に連絡するように」と言われましたが、先週は司ロイヤルのラウンドの際に「今週末はレッスンには行けない」と断っていたつもりであり、それが上手く伝わらなかったのかもしれませんが、私としては辞めたつもりがなかったのです。


 すぐにプロからは「今日は午後から中央でラウンドレッスンするから行く?」と聞かれ、「お願いします」と答えてハーフですがラウンドレッスンを受けることにしました。


 司ロイヤルの練習ラウンドではレッスン自体はありませんでしたが、今日は趣向を凝らしたラウンドレッスンになるようで楽しみだったものの、午前中のレッスンでかなりバテバテになってしまいます。


 久しぶりのレッスンを受けて、自分の身体が思うように動かないことを実感させられますが、意識だけでもしておくことが少しは違うのだろうと思って練習しました。
 プロからはお世辞でしょうが「身体の動きが良くなってきた」と褒められましたが、自分のイメージどおりにはなかなか動かないことは自分のラウンドビデオを見てよく分かっています。


 今日のラウンドレッスンは私が急遽入ったことでプロを合わせて5人になったので、プロはプレーせずにショット毎に注意点や打ち方のレッスンをすることになりました。
 ただ、4人がそれぞれセカンド以降をバラバラの方向に行ってしまう恐れがあり、それだとレッスンできないので、今日は「ベストボール方式」というプレー方式を採用することになりました。


 つまり、4人がそれぞれティーショットし、4人の中で良いと思われる球を1個選び、それを4人がプレーするというもので、パットは同じ位置から4人が打てるため好スコアが出るはずなので、プロからは、4人で1アンダーを目標に設定されました。


 参加者は、シングルハンディーの上級者とレッスン歴は一番長い若者(とはいっても30歳代ですが)、それにレッスン会場である練習場の従業員の男性です。

10番ティー
(それぞれのショットを動画に撮りましたが、アップするのに時間がかかるので、スタートホールのティーショットだけアップします)


 10番パー5は全員が右方向で私を含む3人が右バンカー、他の1人が右ラフでした。球を選択するのがティーショット前にジャンケンでオナーになった者という決まりで、ここは一番ゴルフ経験が浅い若者だったのでラフの球を選択しましたが、つま先上がり・左足下がりのラフという厳しいものでした。
 選択後に他の3人やプロから「バンカーの球の方が平坦で打ちやすいのに」と言われてしまいますが、この辺りは特に初心者は「バンカーは難しい」という先入観があるのでしょう。


 4人がその難しいライの球を交互に打ちましたが、最初の2人が大きく左の方に打ってしまいトラブルのようだったので私は7Iで刻みましたが、これも右手前の木がスタイミーにかかりそうな場所でした。


 幸い、4人目のショットが良い場所に飛び、その球を選択し、全員でパーオンを狙いましたが1人目は大きく右方向に外し、2人目がピン手前、私が右ギリギリ、1人が左だったので2人目の球を選択して、4人でバーディーパットを打ちますが、全員が入らずでした。


 パットだけは全員が打つ前にラインを言ってから打つことになっていて、プロから「上り・下り・スライス・フック、曲がるなら何カップ?」と質問されるので、それに答えて打つものです。


 3人目4人目になればラインが分かるのですが、そうはいってもなかなか入らないものでした。


 11番パー4は1人目の若者はちょろ、2人目の上級者が右バンカー傍のラフでしたが、グリーンは狙えそうで、私は右の林越えを狙いましたが木に当たってしまいます。
 4人目の従業員も木越えを狙って木に当たった音が聞こえましたが、先に抜けていてフェアウェーでした。


 ここもジャンケンで勝ったオナーが先ほどと同じ若者で、フェアウェーの球を選択しましたが、こちらはつま先下がりでバンカー越えになり、2人目の上級者の球はラフだけで花道が使える方向で、選択後にプロから「右ラフの球が良かった」と言われ、若者は若干凹み気味でした。

 上級者と若者の2人が左に外し、従業員がチョロって大きくショート、私は右奥に外し、左ラフの球を若者が選択し、最初にアプローチしたら見事にカップに寄り「お先に」のパーゲットでした。
 そのため、残りの3人はチップインを狙いましたが、そうそうに入るものではなく、ここもパーという結果になりました。


 4人での戦略としては、最初にパーを確定し、残りの3人がバーディーを狙うというものですが、ショットも最初に1人が良い場所を確保すると残りの3人はチャレンジすることができるものです。


 12番パー3は、3人がオンしましたが、2番目に打った私だけが右に外し、右に乗った球をオナーが選択しました。
 プロから質問があり、3人が1カップや2カップのフックと答えましたが、私にはもっと切れそうに見え、5カップと答えました。
 最初の従業員が大きく左に切れてオーバーしてしまい、2人目の私が寄せてパーゲットでし、続く2人がバーディー狙いでしたが2人とも左に切れてしまい、プロから5カップは切れるラインだったと言われます。


 13番パー4は、1人目の従業員は大きく右に打ち、2人目の上級者は右ラフ、3人目の私は右バンカーでピンチでしたが、4人目の若者がナイスショットしてくれ、やや左のラフでしたが、残り110y地点でした。
 この球を選択し4人で順に打ちましたが、それぞれピンには絡まず、私の球を選択して臨んだバーディーパットは1人目の従業員が大きく右に外し、2人目の上級者が手堅く2パットで纏め、3人目の私と4人目の若者が狙いましたが、私は右に外し、若者のバーディーパットは入ったかに見えて手を上げましたが、わずかに短かったようで残念でした。


 ここまで10番から4ホール連続でパーセーブでしたが、課題は1アンダーなので1つはバーディーが必要であり、残りホールが少なくなり、だんだんとプレッシャーがかかり始めています。


 14番パー5はロングホールなので、私はバーディーチャンスはここしかないかなと思っていましたが、ティーショットは3番目の私だけがフェアウェーキープになり、私の球を選択してのセカンドでした。
 このセカンドは2人目の上級者が右ラフにはかかっていましたが、一番飛んでいて、私の球も悪くはなかったのですが、上級者の球を選択しました。
 それぞれがオンし、私の3打目は奥に付き、ピンの左サイドにオンした上級者の球を選択します。
 最初の従業員のバーディーパットはカップに蹴られ、短いパーパットも外すボギーになり、2人目の上級者のパットは右に切れて1mが残り、これを私が打つ前に沈めてパーを確保してもらって楽になります。
 5mほどの少し下りがかかるスライスラインのバーディーパットをナイスタッチで沈めることができ、プロからもハイタッチされるナイスバーディーになりました。



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(バーディーパットの場面なのでアップしてみます)


 この5ホールで課題の1アンダーになり、15番からプレースタイルを変えるとプロが言いだします。
 これまで4人のベストボールを選択して打ちましたが、15番からは抽選して2人ずつの2ペアに分かれ、2人のベストボールによる対抗戦になりました。


 私は若者とペアになり、最初に若者が左ドックのコースを大きく右に打ってしまいます。
 私も右にスライスしてバンカー手前で右にキックしたように見えましたが、セカンド地点で球が見つからずロストになり、大きく右に打った若者の球が林の中に見つかりそれを選択しました。
 若者が脱出に成功した後の、私のセカンドは大きく左の林の中まで飛んでしまいます。若者の球を選択し、木越えのつま先下がりのラフという厳しいシチュエーションでしたが、私に起死回生のショットが出て、9Iで木越えをピンの右にナイスオンでした。
 相手のペアもパーオンは逃し、それぞれが4~5mのパーパットでしたが、全員が外すボギーでこのホールは引き分けでした。


 4人のベストボールだとパーは簡単に取れても2人になると一気にパーが遠くなるのが面白いところで、ペアだと1人がミスるとプレッシャーがかかるのです。


 16番パー3では組み合わせを変え、私は従業員とペアを組み、彼のショットがピン手前にオンし、私は右にオンだったので彼の球を選択します。
 先に彼がバーディーパットを打ちましたが、2mほど左に外してしまい、私は狙うことが出来ずに1mほどに寄せ、その球を彼が先にパーパットを決めてくれ、ホッとしました。
 私的には彼が外していたら、プレッシャーのかかる1mだったので嫌だったのですが、先に決めてくれて助かりました。


 17番パー4ではまた組み合わせを変え、もう1人の上級者とペアになりました。この方は県南のゴルフ場のシングルさんで、安定したショットを打たれていましたが、このホールだけ先に打って大きく右に飛んでしまい、崖下に落ちてしまったようです。
 プレッシャーがかかった私のティーショットは左のラフでしたが、良い場所に止まりますが、ここも上級者がセカンドを右バンカーに入れるというものでした。
 幸い、私の球がピンの左にナイスオンし、相手のペアはピン手前6mほどで私の球は5m弱で、相手のバーディーパットが入らずだったのでチャンスになりました。


 しかし、最初に打った上級者が1mほどオーバーして、パーを確定させることができず、私は狙えずに距離を合わせて右に切れるパーに終わり、ここも分けになりました。


 結局、ジュースのかかった勝負は全て引き分けになってしまい、3ホールがボギー・パー・パーになりました。


 最終18番はプロから「このホールは個人戦にする」と言われ、それぞれが自分だけの力でパー4の最終ホールに挑みました。


 若者はフェアウェーウッドでフェアウェーキープ、上級者は左バンカーイン、ゴルフ練習場の従業員は右ラフ、私のショットは当たりませんでしたが、とりあえずフェアウェーでした。
 私のセカンドは残り距離があったのでU6で左奥のピンに対してグリーン右にオンし、若者は左カラー付近、シングルさんはバンカーからプロの指導によりピンの手前にナイスオン、従業員は手前にショートでした。


 従業員のアプローチはショート目で、パーパットは左に外すボギー、若者は1m強に寄せましたがパーパットを左に外すボギー、シングルさんはバーディーパットが左を抜け1m弱にパーパットを打とうとした時にプロから声がかかり、それが影響したのか仕切り直して左に外すボギーでした。
 私の尾根越えのバーディーパットは予想外に左に切れ、2mほどが残りピンチでしたが、これをどうにか沈め1人だけパーゲットでした。


 初めてラウンドレッスンに参加しましたが、いろいろ面白い趣向があり、楽しめました。
 前半はショットが安定せず、ベストボール方式というプレースタイルに助けられましたが、14番でバーディーパットを決めることができ、どうにか面目は保てました。
 最終ホールも良いショットはなかったのですが、どうにかパーセーブできたので良しということです。


 またラウンドレッスンがあれば、参加したいと思っています。