三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

熊本に帰り着く

 18日は小樽港23時半発の新日本海フェリーの「はまなす」に乗船し、約20時間かけて19日の21時過ぎに京都の舞鶴港に到着しました。

(小樽港の風景。上空の通路は、歩いて乗船するための通路になります)

(舞鶴から到着した「はまなす」はバックで接岸しました。その大きさに圧倒されます)

(船首に載っている係員の姿と比較すると、その大きさが分かります)

(接岸しました。近くには立ち入り禁止のロープがあり行けません)


 新日本海フェリーの「はまなす」は総トン数が約17,000tで全長は225mほどで、旅客750人・トラック158台・乗用車65台を積載できる巨大船ですが、時速約60キロというスピードで海上を疾走します。


 昨年まで予約していた部屋は「ゴーゴー割」(55歳以上のシニア対象で個室使用が割引になる)を利用して「ステートB」というツインの個室でした。
 ただステートBにはバストイレが付いてないため、お風呂は大浴場を使うにしても、トイレが船室の前後にある位置まで行かなければならず、それなりに面倒だったのです。


 今回は若干お高くなりましたが、ステートBより一つ上の「デラックスA」という部屋を予約しました。
 デラックスAにはバストイレが付いていて、もちろんツインの部屋なのでベッドも2台あります。

 北海道に来るときは、下船して小樽から新篠津までの50キロほどを走ればよいのですが、熊本に帰るときは下船後はそのまま夜中に約800キロを運転することになるため、できるだけ寝ておこうと思ったのです。
 そのため、今回は一度も室外に出ずに、ほぼベッドの上で横になっていました。


 21時前になると係の人が部屋の鍵を回収に来ますが、それで安否確認をしているのかもしれません。
 下船時も乗船券のチェックがあり、誰が下りてないか分かるような仕組みのようです。

(前の車は愛媛ナンバーでした。当然のように県外ナンバーばかりで、乗船している人もシニア層がかなり多いようです)

(バイクのライダーも多く乗っていましたが、ヘルメットを取ると若い人かなと思ったらほとんどがシニアでした)

(こんな感じで下船を待ちます)


 下船の20分ほど前に車に帰るため、しばらくは車で待機していますが、ナビの現在地が小樽のままなので、いろいろ触ってみましたが舞鶴を位置せず、帰り道の設定をすると日本列島を縦断するルートを示してしまいます。
 結局、外部に出て走り出したら舞鶴を正常に表示しましたが、車自身は動いていないのに一気に千キロ以上も離れた場所になっていることにナビも驚いたことでしょう。


 まず舞鶴西インターを目指しました。昨年は燃料補給をしなければならず、舞鶴市内でGSを探しましたが、今回は余市のGSで満タンにしていたため、補給する必要はなく、そのままインターから高速に乗りました、


 熊本までは計算上は無補給で帰れるものでしたが、山口のSAで燃料を30リッターあまり補給し、5時前には関門橋を渡りましたが、ちょうど台風5号の影響で速度規制がかかっていました。
 橋の上はかなりの強風で、若干気持ち悪かったのですが、通行止めにならずに安どして九州に入りました。


 2回の小休憩だけで順調に福岡までは来ましたが、この辺りから急激に眠気に襲われます。それでも我慢して運転を続けましたが、熊本県に入った頃にこのままでは居眠り運転になると危惧し、玉名SAで仮眠を取ることにしました。
 後席には荷物を入れているため、座席がリクライニングできず、前席の間から頭を後ろの荷物の上に敷いた寝袋の上に乗せて、かなり変な格好で仮眠しましたが、すでに明るいため横を通る人からは見えていたはずで、なぜあんな格好?と不思議がられたかもしれません。

(高速出口で料金を写そうとしましたが、小さかったので拡大してみました)

(舞鶴西IC~植木IC間で深夜割引を使って10,400円でした)


 しかし、1時間ほどの仮眠でかなり回復し、そこから15分ほどで高速を降り、国道3号線を使って熊本市内に入り、西周り環状道路を使って自宅近くまで行き、8時前には自宅に到着しました。


 北海道から九州まで長い旅路でしたが、半分以上は横になっていたため、フェリー乗船の効果はかなり高いのです。
 とにかく無事に帰りつき、ホッとしています。